船瀬俊介連載コラム
マスコミのタブー200連発〈129〉(月刊『ザ・フナイ』)
コロナ・ワクチンの罠 正体は恐怖の「遺伝子治療」だ!
何が起こるか? 人類全員がモルモット
「ワクチンじゃないです! 遺伝子治療ですよ」
高橋徳博士(元ウィスコンシン医科大学教授)は、声を荒げる。今、話題となっている新型コロナウイルスのワクチンについて。
「みんな、だまされている。これは、従来のワクチンとは、まったくちがう。コロナウイルスの遺伝子を直接人体に注射する。そして、そのDNAで体内で、ウイルスの〝たんぱく〟を合成するという発想なのです」
初めて聞いた。まさに、前代未聞……。
「そうでしょ。今まで人類がやったことがない。何が起こるかわからない。そんな、危険な遺伝子操作なのです。注射を打たれる人類、全員モルモットです。それが、〝かれら〟の狙いなのです」
〝かれら〟とは、生物兵器、新型コロナウイルスを製造、散布し、そして、今度はワクチン利権で荒稼ぎをもくろんでいる連中だ。
新型コロナウイルスワクチンは、これまでのワクチンとまったくちがう!
ほとんどの人は、寝耳に水だろう。それも当然だ。連日、「早くワクチン開発を!」と熱っぽく報道するマスコミも、正体が人類初〝遺伝子ワクチン〟であることを報道しない。
そもそも、ワクチン(予防接種)の発想は、シンプルだ。
人体は、体内に異物が侵入したとき、それを無害化する仕組みがある。それが、免疫反応だ。
異物を感知すると、免疫システムは、それを捕捉する物質を体内に生成する。
この異物を「抗原」と呼び、補足物質を「抗体」と呼ぶ。
抗体は、抗原と結合し、それを無害な物質に変えて、体外に排泄する。
これが抗原抗体反応である。
ワクチンは、この原理を応用したものだ。つまり、抗原(病原)に似た物質を接種して、それに対抗する抗体を体内に生成する。
そうして、本物の病原体が侵入してきたとき、それを抗体に捕捉させて、発病を防ぐ……という発想である。
しかし、それはアイデア倒れとも、言えそうだ。
ワクチンの別名は、予防接種――。つまり、伝染病を〝予防〟する、という意味だ。
しかし、これまでワクチンが伝染病を予防した、という客観的な証拠(エビデンス)は、存在しない(例外は、製薬業界がねつ造したデータのみ)。
なぜなら、感染症を予防するはずのワクチンが、実は、ことごとく流行が終息してから接種されている(グラフ1)。
そして、医療業界は「ワクチンが感染症を撲滅した」と、嘘情報をばらまいてきた。ワクチンの存在そのものが、巨大な詐欺利権の可能性が、きわめて高いのだ。
●なぜ従来型でなく遺伝子ワクチンなのか?
そこに、新型コロナウイルスワクチンという、想像を絶する莫大な利権が登場してきた。
病原体といっても、細菌やウイルスなどさまざまだ。新型コロナの場合、病原体が新型のコロナウイルスとされている。
医療現場では、これまで病原体をウイルスと想定したワクチン製造が行われてきている。そのワクチンにも二種類ある。
■従来のワクチン
⑴不活化ワクチン:処理して感染力をなくしたウイルスを用いる。
⑵弱毒ワクチン:別名、生ワクチン。ウイルスの毒性を弱めたもの。
これらウイルス株を、鶏卵などで培養して、ワクチン製品にする。よって、別名、鶏卵法ともいう。
ところが、今回の新型コロナ・ワクチンは、これらとは異なる。
これ以外に「ウイルスを用いない」製造方法が考案されている。それにも三つの方法がある。
■新型のワクチン
⑴遺伝子ワクチン:ウイルスの遺伝子をワクチンに埋め込む。
⑵VLPワクチン:ウイルスのたんぱく質で、見かけがウイルスに似たものを作る。
⑶遺伝子組み換えたんぱくワクチン:ウイルスに似たたんぱく質をワクチンとして用いる(図2)。
これまでマスコミは、ただ「ワクチン開発競争が世界で繰り広げられている」とだけしか報道していない。
だから――。
ほとんどの人が、「従来のワクチン」が開発されている、と思い込んでいる。
しかし、そこに、新型コロナ・ワクチンの恐ろしい落とし穴が潜んでいる。
高橋博士は、声を大にして警告する。それが「何が起こるかわからない」未知の恐怖なのだ。
今回の新型コロナに対して、開発されているのが新型ワクチンの⑴遺伝子ワクチンだ。
これは、ワクチンのDNA(またはRNA)という〝遺伝情報〟を合成して、注射で人体に打ち込む。
RNAは核内のDNA情報をコピーしたもの。いずれも遺伝子情報に変わりはない。
なぜ、コロナ・ワクチンは、従来型で開発されないのか?
なぜ、遺伝子ワクチンなのか?
だれでも疑問に思うだろう。その理由は、「これが、〝COVID-19〟ウイルスだ!!」と、提出できる研究者は、一人もいないからだ。
その理由は、まず第一にPCR検査の不確実性にある。
多くのウイルスの〝カケラ〟に反応
連日、メディアも政府も「新型コロナ患者が××× 名」と公表している。
それがペテンであることは、この連載でも指摘した。
世界中で、新型コロナ感染の根拠としているのがPCR検査だ。
しかし、その市販キット「取扱い説明書」には「インフルエンザA型、B型/肺炎ウイルス/アデノウイルス/パラインフルエンザ/クラミジア/マイコプラズマなど、他のウイルスにも〝陽性〟反応する」と「注意書き」されているのだ。
また、アメリカの高名な科学者が匿名で「PCRは、他のコロナウイルスにも〝陽性〟と出る」と衝撃告発を行っている。
そもそも、地球上にコロナウイルスは2万種以上も存在する、という。
新型コロナウイルス〝COVID -19〟は、そのほんの一つにすぎない。
PCR検査とは、なにか?
はやくいえば、ウイルス遺伝子のわずかな〝断片〟を増幅して、観察しているにすぎない。
遺伝子の一部カケラだ。同じ〝カケラ〟をもつウイルスは、〝COVID-19〟以外にも数多く存在する。
だから、他の七つのウイルスにも 〝陽性〟と出た……。「注意書き」警告も当然だ。
さらに、「取扱い説明書」には「このPCRは診断や治療に用いてはいけない」と明記している。
それは、発明者キャリー・マリス博士も、くり返し注意・警告してきた(写真3)。
彼はPCR法発明の功績で、1993年、ノーベル化学賞を受賞している。その彼が、1994年、インタビューに涙ながらに答えている。
「……私の発明が、誤って使われている。こんなこと(ウイルス検査に使われる)なら、PCRは、この世から消え去ってもいい。科学者たちは、『患者の救済』という名目で、(PCR検査により)世界中で多大な損害を与えています。
私は、このこと(PCRの発明)を、恥じています。自分の友であったPCRが、いまは、攻撃されてもかまわない、と思っているのです」(『UNCOVERDC』より)
そして、博士は、コロナ偽パンデミックが仕掛けられる直前、2019年8月、自宅で不可解な死をとげている。
〝肺炎〟と公表されているが、ほとんどの人は、暗殺されたと思っている。
この生物兵器を仕掛けた〝やつら〟にとって、最大の邪魔者がマリス博士だった。
博士やPCR「取扱い説明書」が、「診断・治療に使うな!」と警告する理由は、まさに検査の〝偽陽性〟率の高さにある。
ある実験では〝偽陽性〟率は80%! 検査を受けるとまったく異常のない人の8割が〝新型コロナ感染者〟とされてしまう。
PCR検査が、それほど不確かなのは、遺伝子情報の〝カケラ〟のみを検出しているからだ。
たとえていえば、〝シッポ〟だけで、動物の全体像を特定しているようなもの。
ウイルスがない!だからワクチン作れない
(図4)は、従来型と新型ワクチンの開発方法を、比較している。
従来型:鶏卵などでウイルスを増殖させ、その後、弱毒化させたり、増殖できなくしたりする。つまり、ウイルスの感染力を弱めるのだ。この方式では、必ず感染源ウイルスを原料に用いる。
ところが、新型コロナでは、どの会社もウイルス抽出に成功していない。
「……中国武漢で発生したとき、研究者が患者から採取し病原ウイルスとして、遺伝子バンクにゲノム(遺伝子配列)登録しています。科学雑誌『ネイチャー』に論文掲載された。その一例だけ」(高橋博士)
だから、従来型のようなウイルス株培養による製造は不可能なのだ。
「……遺伝子配列はわかっているけど、はたしてそれで、ウイルスが同定されているか、どうか、よくわからない。雲をつかむような話です」(同)
不可思議なことに、これだけパンデミックが世界中に拡大しているのに、〝COVID-19〟抽出の成功報告は他にない。
通常、ウイルス研究には、培養ウイルス株が不可欠だ。しかし、新型コロナには、それが存在しない!
だから、〝ウイルス〟を健康な人に感染させることも不可能。新型コロナ症状を発症するか、確認しようもない。
これだけ大騒ぎのコロナ騒動なのに、じっさいはナイナイづくしなのだ(感染源を特定する『コッホの四原則(※1)』を満たしていない!)。
※1 コッホの四原則:ドイツの細菌学者ロベルト・コッホがまとめた感染症の病原体特定のための指針のひとつ。1.ある一定の病気には一定の微生物が見出されること 2.その微生物を分離できること3.分離した微生物を感受性のある動物に感染させて同じ病気を起こせること 4.そしてその病巣部から同じ微生物が分離されること。
肝心の病原ウイルスが存在しない。なら、ワクチンも作れない。
それでは、ワクチン利権で儲からない。そこで、編み出したウルトラCが遺伝子ワクチンだ(図2右)。
とられた苦肉の策が、新型コロナの〝遺伝子〟情報を合成する……という裏技。
彼らが唯一、頼りにするのが、中国側の研究論文だ。そのDNA配列(ゲノム)ウイルスは〝COVID -19〟と命名された。
手元にウイルスがなければ、〝設計図〟を前に、いろんなウイルスDNAをちょん切って、くっつけるしかない。いわゆるゲノム編集だ。
未知の遺伝子を直接、人体に注射しろ!
「ウイルスがなくても、遺伝子情報はある!」
つまり、中国が「遺伝子バンク」に登録したゲノム情報を使えばいい……。
遺伝子組み換えで、さまざまなDNA断片を合成し、新型コロナ遺伝子配列(ゲノム)を作り出す。
その合成DNA(RNA)を、直接、患者に注射する!これが遺伝子ワクチンだ。
そんなアクロバットのようなことができるのか?
高橋博士は、断言する。
「できるわけありません! ここで彼らが着目したのがコロナウイルスのとげ(スパイク)の部分。これが、特異的に感染に関与している。
そこで、とげたんぱくを合成するDNAゲノム約100種の『塩基』を取ってDNAを合成し、それを直接、人間の筋肉細胞に打つ。すると筋肉細胞が〝トゲ〟たんぱく質を合成する」(同)
――そんな、うまくいきますか?
「それを、屁理屈という」と、高橋博士も苦笑い。
さらに、アクロバットは続く。
注射した遺伝情報が体内で新型コロナと同じたんぱく質を合成する。つぎに、ヒトの免疫システムが、そのたんぱく質を〝抗原〟と認識し、〝抗体〟が作られる。
こうして、本物の〝COVID-19〟が入ってきたとき、〝抗体〟が撃退する。
はたして、こんなことが、実際に体内で起きるのか?
「……新型コロナの遺伝子情報を人体に打ち込んだら、新型コロナの同じたんぱく質ができるか? まだ証明されていない」(高橋博士)
つまり、〝かれら〟は体内で新型コロナウイルスを〝発生〟させようとしている。
科学的には絶対、不可能だろう。
遺伝子を入れたら未知の物質ができる
「……問題は、ウイルス遺伝子を打つわけです。われわれの体が持っている遺伝子じゃない。まったく異質の生物の遺伝子を打つわけ。
それは、遺伝子治療ですわな。遺伝子操作。今まで難病にやろうとしていたけど、成功した試しはない。
これを、今回コロナが大変だと、難病でもなんでもない、まったく正常な全世界の人に、打ちまくる。人類全員モルモットです。じつは大変なことなんです。だけどマスコミは報道しない」(高橋博士)
さらに、体の中に未知の遺伝子を入れたら、未知の反応が起こる。
その遺伝情報で、体内に未知の物質が生成される。
「それが一番怖い。何が起こるかわからない。だから本来なら動物実験で確認しなければならない。すっ飛ばして人間でやる。それが恐ろしい」(高橋博士)
これは、他の遺伝子操作(GM)にも共通する恐怖だ。
遺伝子組み換えやゲノム編集で恐ろしいのは、予期せぬ未知物質の登場だ。悲劇や事故は、数多く起こっている。
たとえば、トリプトファン事件。遺伝子組み換えした微生物で、アミノ酸トリプトファンを合成して、健康サプリとして販売していた。
ところが死者が続出。遺伝子組み換えで、未知の猛毒たんぱくが二種類生成されたことが、後に判明している。
新型コロナのDNA情報を注射したら、体内で、新型コロナたんぱく質が生成される……とは、机上の空論である。
人類史上、誰もやったことのない試みなのだ。
だからトリプトファン事件と同様、最悪の事態も想定される。まさに何が起こるか、わからない。
マイクロチップを潜ませ、人類超監視社会へ・・・
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ザ・フナイ 2020年11月号 マスコミのタブー200連発〈128〉 より
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船瀬俊介 (ふなせ しゅんすけ)地球環境問題評論家
著作 『買ってはいけない!』シリーズ200万部ベストセラー 九州大学理学部を経て、早稲田大学社会学科を卒業後、日本消費者連盟に参加。
『消費者レポート』 などの編集等を担当する。また日米学生会議の日本代表として訪米、米消費者連盟(CU)と交流。
独立後は、医、食、住、環境、消費者問題を中心に執筆、講演活動を展開。
船瀬俊介公式ホームページ= http://funase.net/
船瀬俊介公式facebook= https://www.facebook.com/funaseshun
船瀬俊介が塾長をつとめる勉強会「船瀬塾」= https://www.facebook.com/funase.juku
著書に「やってみました!1日1食」「抗がん剤で殺される」「三日食べなきゃ7割治る」「 ワクチンの罠」他、140冊以上。