10年後、会社に何があっても生き残る男は細マッチョ 船瀬 俊介 (著)

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10年後、会社に何があっても生き残る男は細マッチョ ―会議中でも、電車の中でも即、筋トレ !

力こぶから始める0円、マッスル増強法

明日は、何が起こるかわからない。順風満帆の企業ですら、失速、失墜の憂き目にあう。そんなことは日常茶飯。

私は言いたい。会社を頼るな。おのれを頼れ。

10年後、あなたの会社が本当にあるか? だれにもわからない。

ある日、突然、会社がなくなる。職を失う。それくらいは、覚悟しておいたほうがいい。

収入がストップ。どうやって食べていったらいい? 貯金は、いったいどれだけもつ?

ここでAさんとBさんに大差がつく……。

その差は「筋トレ」だ。

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運動をする→筋肉が収縮する→筋肉から生理活性物質が放出される。

それが、〝筋肉ホルモン〞。

運動能力を高めるだけではない。

脳を活性化させる。

創造力を高める。

さらに、若返り効果もある。

だから……筋肉マンは若い。脂肪マンは老ける。その差は筋肉量にあったのだ。

人間は 50万年をかけて進化してきた。食物を手に入れる。オスはメスを 手に入れる。そのために常に体を動かしてきた 。脳を最高の状態にするには筋肉を動かす。

それが肝要だ 。しかし、原始社会と違い、文明社会の現代、体を動かさずに、すべてが片付く。じつに、便利(不便?)な、世の中になったものだ。

だから、かつてのような野生のたくましい体をとり戻すには、日々、筋トレが必要 。

  • 筋トレすると脳が鍛えられる
  • 脳が最高の状態になる
  • 記憶力や判断力が高まる
  • ストレスに強くなる
  • 解決力がつく難関を突破できる

健康か不健康か――。

まず、そこで大差がつきます。前者は勝者となり、後者は敗者 となります。健康か不健康かは、まさに自己管理の差です。

心身を自己コントロールできる人が、成功者となるのです。世のエリートと呼ばれる人は、例外なく自己を鍛えています。

エグゼクティブは、自己鍛練に余念がありません。

たとえば、ミック・ジャガーやブラッド・ピット。

日本でもタモリさん、矢沢永吉さん、司会者の草野仁さん、役者で画家の片岡鶴太郎さん、ジャーナリストの鳥越俊太郎 さん、ジャニーズの東山紀之さん……、挙げていけばキリがありません。

筋肉運動で脳は活性化すると、脳内活性物質がバランスよく分泌される理由のひとつは、運動によって脳への血流が増えるからです。

血液に含まれる酸素やエネルギー源が脳にどんどん供給され、脳が元気になるのです。

また、筋トレ運動で脳細胞の新生も確認されています。

「運動することで、脳内での情報伝達に欠かせない軸索 という神経細胞から発する一本 の長い突起をつくるたんぱく質が増えることもわかっています」 (米山公啓医師)

ハードからソフト筋トレへ

筋力アップといえば、思いつくのがあのテレビCM。そう……2か月で、ムキムキ変身。心動かされる人も多いはずでも、費用は約 50万円もかかります。

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週2回、ジムでのハード筋トレ。

炭水化物抜き !の徹底した食事制限。歯をくいしばって耐え、奇跡の変身 筋肉は一日鍛えなければ一日分衰えます。

安心して元の食事、元の生活に戻る。する と、体型もあっという間に、元どおり。 私はこのハードシェイプアップより、ソフトシェイプアップをおすすめします。

それ が、どこでもできる静的筋トレ〝アイソメトリクス〞です。5秒以上、狙った筋肉に思いきり力をこめる。これなら、費用もゼロですぞ。

「筋肉力」は「生命力」

日々の筋トレは、あなたを生まれ変わらせます。それは、あなたの仕事、若さ、精力を、これまでより飛躍的に向上させることを約束します。

さあ!今日から力こぶで筋トレ開始!

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