著者は全国に多数のファンを持つ気鋭の自然派小児科医。
すべてのお母さんと未来のお母さんのために大切なメッセージを書きおろしてくれました。
薬の飲みすぎ、予防接種の打ちすぎ、普通の成長へのこだわりすぎ、心配のしすぎ。
そんな、お母さん、お父さんたちを苦しめる古い常識、間違った常識、危険な常識を、
“母子手帳が押し付ける間違ったルール” を出発点に、やさしく、そしてハッキリと解消してくれます。
第2章 母子手帳のウソ
健康をそこなう有害な予防接種 より
ここまでは予防接種がいかに無益であるかを説明してきました。
それでも、ほんの少しでも効果を発揮する可能性があるのなら、予防接種を受けていれば得はあっても損はしない。そんな風に考えてはいませんか?
ここからは、予防接種のはらむ危険性について説明を加えていきます。
全ての説明は、公的に公開されている情報を元にしていますので、インターネットなどで少し調査をすれば確認のとれる事実ばかりです。どうかご自身でも調べてみてください。
現代のワクチンの実態
世界のワクチン市場規模は約2兆円。日本国内だけでも2500億円~3000樟円とも言われている巨大産業です。
事実と仮説・検証にもとづく科学と、人の生活を改善するための善意にもとづく医学の産物というより、産業と経済(そして政治)にまたがる巨大な事業、それがワクチンの開発・製造なのです。
いかに早くワクチンを開発するか。なるべくコストをかけずに多量にワクチンを製造し、どれだけ多くの人にそれを接種させるか。
そういったことに、それぞれの製薬会社がデッドヒートを続けているのが現代のワクチン産業です。
ワクチンの開発については、ここでは多くを書きません。
ただし、いろいろな医薬品の臨床試験(薬の効果と安全性を確かめるため実際にヒトに使用して評価するテスト)で、本来は中立な立場で試験を行うはずの大学病院や医療機関が、製薬会社のおぜん立てと働きかけで「この薬は効果があり安全です」というレポートを出す、いわゆるデータ捏造・改窟事件が定期的に取り沙汰されていることは指摘しておきます。
さてここでは、すでに「安全で効果的です」と承認をもらって、医療の分野で採用されているワクチンに関して見ていきます。
さきほど書いたように、現代のワクチンは、早く製造できて、少量で効くように見えるものを大量に作ることが重要になってきます。
そこで主に採用されているのが
〇アジュバント(添加物)
〇動物由来の原料を使った製造
という2つのアプローチです。
アジュバント(添加物) アジュバント(Adjvant)とは、本来は「効果をたすけるもの」というような意味で、ワクチンでは主成分の効果を増強するために本剤へ混ぜられる添加物として使われます。
ここでもう一度、先ほどのHPVワクチンの添付文書の別の箇所を見てみましょう。添加物の項目にある、
①3-脱アシル化-4′-モノホスホリルリピッドA
②水酸化アルミニウム懸濁液(アルミニウムとして)
がアジュバントです。この①と②は合わせてAS04と呼ばれ、製薬メーカーのグラクソ・スミスクライン(GSK)社が開発した最新のアジュバントです。
GSK社によれば、このアジュバントを使用することで、少量の抗原から強い免疫反応を引き出し、より長いあいだワクチンの効果を持続させることができるそうです。
その期間はおよそ8年間とされています。ちょっと待ってください。
そんな長期間にわたって強力な反応を引き起こす薬剤の副作用をキチンと調べることができるのですか?
しかも、それだけ強烈なパワーアップ薬剤をまぜても、8年間しか効果がないのですか?
実際、このAS04の前世代に当たるASO3というアジュバントは、鳥インインフルエンザ(HlN1)ワクチンに対して、ろくな安全性資料も公開されないまま添加され、生死にかかわる重度のアレルギー反応(アナフィラキシーショック) や神経性の障害を引き起こし、カナダでは当局によってワクチンの使用が禁止されたという前科があります。
もう1つのHPVワクチンであるメルク・アンド・カンパニー社のガーダシル社には、アジュバントとして水酸化リン酸硫酸アルミニウムが添加されています。
表にも挙げた日本のワクチンの主なアジュバントを見れば分かりますが、いずれも、主成分は金属であるアルミニウムの化合物です。アルミニウムは人体にとって全く不要な物質です。
きわめて強い神経毒性を持ち、アルツハイマー病との関連が疑われています。
しかも人間の血液脳関門(脳に不要な毒物が入らないための防壁)を簡単に突破して、脳神経に到達してしまうのです。
もう1つ。表にあるMF59というアジュバントはASO3とともにスクワレンという物質をベースにしています。
スクワレンとは、いってしまえばサメの肝袖です。
化粧品や健康食品としても使われています。
体に塗る場合や口から取り込むケースは別として、注射器でスクワレンを直接体内に注入する場合はどうなると思いますか?
ワクチンの主成分である抗原はスクワレンの池分にコーティングされ、なかなか分解されません。
そのためにワクチンの効果が長続きするというわけですが、そのかわり長い時間をかけて体内をくまなく移動することで、接種された部分だけではなく、人体のすみずみまで免疫反応を刺激し続けます。
これが人体にどんな反応をもたらすか、まだ正確なところは分かっていませんが、様々な悪影響が指摘されています。
アジュバントとは毒物のこと
はっきり言ってしまいましょう。アジュバントとは毒物です。
毒物だと分かったうえで、添加されているのです。
ワクチンと予防接種の仕組みを思い出してください。人体の中に抗原という異物が注射その他の経路で入ってきます。
すると体内の免疫系は「おーい!敵が入ってきたぞー!」と情報をやり取りして、本格的な感染にそなえます。これがワクチンを接種した時に起こることです。さらにもう1つ、ワクチンには特徴があります。
それは、他の薬品に比べて製造に時間がかかることです。
化学合成ではなく、生化学的な培養(微生物を育てること)で材料を増やすために、普通に生産しても数ヶ月、大流行(パンデミック)対策のために国民全体へ行きわたるだけのワクチンを作るには1年以上の期間が必要になります。
では、より少ない材料で、強い効果を、それも長期間にわたって発揮するワクチンを作るにはどうするか?
それには、ワクチンが人体に、より長い期間とどまって、より強く激しく免疫反応を刺激するようにすればいい。
そのためにワクチンに添加される要素が免疫賦活剤、つまりアジュバントなのです。
こうした薬剤を添加したワクチンは次世代ワクチンと呼ばれ、少量の主剤で大きな効果を発揮するといわれて登場しました。
とある医療研究機関のプレゼン資料には「ワクチンには自然免疫活性化が必須である」とアジュバントの効果だけを強調したフレーズが踊っています。
これが良い意味でのアジュバントの存在だとすれば、そのコインの裏側には、長期間にわたって全身の免疫反応を強引に刺激する副作用という毒性がかくれています。
先ほど指摘したアレルギーとアナフィラキシーショックの他に、免疫機能そのものの故障である一群の自己免疫疾患など、これだけの副作用が指摘されています。
ギランバレー症候群、重症筋無力症、習慣性流産、特発性無精子症、急性散在性脳脊髄炎、ナルコレプシー、グッドパスチャー症候群、その他、広範な自己免疫疾患
「HPVワクチンに含まれるアジュバントにより不妊になる」そんな説も以前かとなら根強く唱えられています。
このワクチンのせいで不妊になるという確証は今のところありませんが、多くの医者が言うように「不妊になるなんてありえない」という説明こそ、何の根拠も無いことであり、少なくともそのようなリスクが懸念されるワクチンを健康な女の子に接種する妥当性(考えうるリスクを上回るだけのメリット)など皆無なのです。
動物由来の原料
つぎは、動物由来の原料を使った製造法についてです。もう一度だけ、HPVワクチンの添付文書に登場してもらいましょう。
「組換え沈降2価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン」という薬品の説明の下にイラクザギンウワバ細胞由来」と書いてあります。イラクサギンウワバって何か、ごぞんじですか?
蛾です。そう、あのパタパタ飛ぶ昆虫の蛾です。HPVワクチンのサーバリックスは蛾を主原料に作られています。
私はなにも、生理的に気持ちが悪いから、読者の方にこの事実を指摘しているわけではありません。
事態はむしろ、科学的な意味でこそ深刻なのです。ワクチンの製造には、微生物を繁殖させる
“培養”というプロセスが不可欠です。
このとき、人間以外の生物の体を借りることになります。印象的に穏やかなところでは鶏卵を使うケース。インフルエンザワクチンなどがあてはまります。
ところが、重度の卵アレルギーの人がインフルエンザワクチンを射つと、アナフィラキシーショック(全身の葬麻疹に加え呼吸困難・血圧低下・意識消失などを伴う劇症型のアレルギー反応)など激しい副作用を起こすことがあります。
これがどういうことかお分かりでしょうか? 培養に使った生物をバラバラにして、ワクチンの有効成分を取り出すときに、どれだけ濾過や精製といったプロセスをくぐらせても、元になった生物が材料としてワクチンの中にまぎれ込んでしまうのです。
他の材料としては、ウシ、ブタ、ウマ、ヒッジ、ニワトリ、サルなどなど、その血液や内臓を元にしてワクチンは作られます。
当然ながら、その材料の一部はワクチンを介してあなたの体に入りこみます。
そして、異種タンパクとして、拒絶反応を引き起こすのです。
現在の日本では、アトピー性皮膚炎や各種アレルギーなど、はっきりと原因の特定できない自己免疫性の疾患を持つ子供が増えています。
その原因の1つは、あきらかにワクチンの過剰な接種にあるというのが私の確信に近い考えです。
因果関係の正確な証明は難しいですし、もしそれが可能であったとしても、そこまでにまだまだ時間がかかるでしょう。
ワクチン接種を推進する関係各所の声に邪魔されて、真実として広まることはないかもしれません。
しかし、読者の方々や皆様のお子さんを守るためには、それに気付いた人達が率先して、今からでもできることを、やっていくしかありません。
[主な内容]
●母子手帳とは何か?
●母子手帳のウソ
・妊娠中の不要な検査
・出産時の処置とケイツーシロップ
・成長曲線のワナ
・発達の問題
・母乳と離乳食について
・実はまったく役に立たない予防接種(ほか)
●母子手帳が成立するまで
・母子手帳の歴史(ほか)
●食育を見直す
・有害な食材や添加物を避ける
・食べ方に関する親の悩み
●内なるドクターを信じること
・自己治癒力=内なるドクター
・“症状”は治るための“反応”である
・危険な薬剤あれこれ
・内なるドクターに働くチャンスを与える方法
●世渡りをするうえで大切なこと
母子手帳のワナ―知られざる母子保健の真実 | ||||
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