ヒトラーは英国スパイ!戦後最強の告発本

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船瀬俊介連載コラム

マスコミのタブー200連発〈132〉(月刊『ザ・フナイ』)

ヒトラーとマルクス〝闇勢力〟の二大工作員……

ヒトラーは英国スパイ!戦後最強の告発本

『ヒトラーは英国スパイだった!』(ヒカルランド)(写真1)

衝撃本が出版された。著者はイギリスの歴史家グレッグ・ハレット他。

副題は「世界を震わせた20世紀最大の超陰謀」。上下巻。各巻450ページ前後。

価格3900円+税。壮大なボリュウムだ。私は上巻の「解説」を書いた。表紙の惹句である。

「……驚愕の新事実、希代の独裁者アドルフ・ヒトラー、彼も歴史の裏で蠢動する〝闇の勢力〟の繰り人形の一人にすぎなかったのだ!」

これは、戦後、最大にして最強の歴史書といえる。

なにしろ、第二次世界大戦を引き起こし、約一億人もの人類を犠牲にした張本人が、イギリスの諜報員だった……!

誰もが耳を疑い、目を疑うだろう。

しかし、著者ハレットは、目も眩むほど膨大な史料、証拠、証言を駆使して、この20世紀最大の〝怪物〟の正体を暴く。

まさに衝撃ドキュメントの称賛にふさわしい。

ページを繰り、本書を読み進めるうちに、頭がクラクラしてきた。

この書籍の存在を知ったのは、偶然だった。

拙著『維新の悪人たち』(共栄書房)を執筆にするにあたり、関連書籍を渉猟していた。

その時、検索に引っ掛かったのが本書だ。原題は『Hitler Was aBritish Agent』。

しかし、そのタイトルには、別段、驚かなかった。

「ああ、ナルホドね……」

なぜなら、私は『維新の悪人たち』で、フリーメイソンの〝黒い教皇〟アルバート・パイクを俎上に上げているからだ(写真2)。

希代の悪人は、その他、わたしの著作でなんども告発している。

それほど、罪深い男なのだ。彼は、イタリアのフリーメイソン首領ジュゼッペ・マッツィーニに書簡を送っている(写真3)。

その中に「これから起こる三つの大戦は、フリーメイソンが計画して起こす」と詳細に記していた。

そして、第一次、二次大戦は、その「予告」どおりに起こっている。まさに、歴史は、フリーメイソンの黒い計画が真実であることを証明している。

この秘密結社は、世界大戦まで自在に起こすことができる……。

だから、ヒトラーが英国のエージェントだった……と知って、私は得心したのだ。

〝やつら〟は、この男を使って第二次世界大戦を巧妙に仕掛けたのだ。

ヒトラーはロスチャイルドの孫だ

私は原書を入手しようとしたが、かなわなかった。

そこで、ヒカルランドの石井健資社長に、翻訳出版を持ちかけた。

石井氏は、二つ返事で快諾してくれた。そして、完成した翻訳原稿の分厚さに驚いた。

傍線を引き、ノートを取りながら、上巻を読むだけで半日を要した。

そして、疲労というより、中身のおぞましさに、クラクラした。

とりわけ、愕然としたのは、この独裁者の出自である。

彼はドイツとオーストリア国境近くの小さな村で生まれている。

ヒトラーの父アロイス・シニア(47歳)は、なんと、ヒトラーの母クララ(24
歳)の叔父である。

つまり、ヒトラーは叔父と姪の近親相姦で生まれた子どもだった……。

さらに、父アロイスの出生秘密も、恐ろしく衝撃的だ。

アロイスは、ロスチャイルド一族の血を引いている。その父はライオネル・ネイサン・ロスチャイルド(写真4 左上)。

その出生も悲惨だ。

ネイサンは、下女を襲って強姦し、妊娠させた。そして、生まれた子どもがアロイスなのだ。だから、ライオネルは、ヒトラーの祖父に当たる。

ロスチャイルド家は、ユダヤ系だ。よって、ヒトラーは四分の一、ユダヤの血を受け継いでいる。

ヒトラーがユダヤ民族を憎悪したのは、この秘密の出自が背景にあるのかもしれない。

「……ヒトラー――ロスチャイルド、悪魔的なカトリック系ユダヤ人」(本書)

ロスチャイルド一族は、〝戦闘要員〟を多く産み出すため、使用人の女を輪姦した。彼らは、その夜を〝種まきの日〟と呼んでいた。

アロイスの母となった女も、ネイサンの邸宅で使用人として雇われていた。しかし、家族に妊娠が知られると、実家に戻された。そして、不義の子アロイスが産まれた。

ちなみに、ネイサンは、ロスチャイルド財閥レオポルド・ド・ロスチャイルドの息子だ。

だから、レオポルドはヒトラーの曾祖父にあたる。ちなみにマイヤー・アムシェル・ロスチャイルドがロスチャイルド財閥の創始者とされる(写真5)。

マイヤー……レオポルド……ネイサン……強姦……近親婚……ヒトラー。

まさに、呪われた血脈だ。

英極秘機関の人格解体で操り人形に

しかし、ヒトラーも、ロスチャイルド家から見れば、〝種まき〟から産まれた立派な〝戦闘要員〟だ。

なにしろ、強姦とはいえ、ロスチャイルド一族の〝高貴な〟血を受け継いでいるのだ。私は『解説』にこう記した。

「若きヒトラーが、英国諜報員の一人にスカウトされたのも自然な流れだ。英国こそ王族以下、要員はすべてフリーメイソンという秘密結社の〝王国〟だったからだ」

ヒトラーが、訓練を受けた期間は以下の通り。

「……ヒトラーは、1912年2~11月は、イギリスのタヴィストックとアイルランドの英軍『心理作戦学校』で訓練を受けた。

最後の6か月間(1912年11月から1913年5月)は、リヴェンツールの異母兄夫婦のもとで、自身の回復とロンドンその他、イギリス国内の『観光』旅行で、心理作戦テキストの学習に努めた」(本書)

この9か月間は、ヒトラー研究家の間でも、謎の空白とされていた。

それも当然だ。若きヒトラーが、よりによって、英国スパイ養成機関にいた……。

そんな、記録を残せるわけがない。すべてが抹消されて当然だ。

では、9か月におよぶ、極秘機関で受けた訓練とはどのようなものか?

それを著者は「解体」と呼ぶ。もとの人格を「解体」し、新たな人格の〝スパイ〟として再構築する。

わたしは、即、アメリカCIAの〝洗脳〟プログラムを想起した。

その名は〝MKウルトラ〟。それは、被験者に同じ音響や命令を繰り返し、繰り返し、聞かせ続ける。

そうして、人格を破壊し、命令に従順な新しい人格を持たせるのだ。

この英軍秘密機関による〝洗脳〟は、若きヒトラーの人格「解体」を、実に上手くおこなったようだ。

記録映画などで見るヒトラーは、まさに見事な役者である。指示されたまま、壇上で獅子吼し、拳を振り上げる。

まさに、人格を「解体」され、新たな人格で、ロボットのように演じている(写真6)。

「……英国の『心理作戦機関』で〝洗脳〟されたヒトラーは、それまでの人格が『解体』され、英国(フリーメイソン)の命令に忠実な人格に『構築』された可能性が高い」(『解説』より)

チャーチルもスターリンも工作員

ここまで読んでも半信半疑どころか、信じられない……人が、ほとんどだろう。

しかし、著者ハレットは「ヒトラーは英国の工作員だった」と断言している。

つまり、英国のスパイ養成機関の〝卒業生〟だから、当然の話だ。

ちなみに、ヒトラーの宿敵を〝演じた〟英国首相チャーチルもフリーメイソン工作員だった(写真7)。

「……フリーメイソンでドルイド団員であった彼は、アルコール障害で、(鬱と躁を繰り返す)双極性障害の人物だった」(ハレット)

チャーチルは、演説でヒトラーをこき下ろし、仏ダンケルクの敗北、撤退の後も、国民に徹底抗戦を呼び掛け、士気を鼓舞している。

しかし、チャーチルもヒトラーも、同じ英国の工作員……。まさに、仲間内で、ひと芝居打っていたのだ。いずれも、なかなかの役者ぶりだ。

「……ヒトラーは第二次大戦の開戦や、ソ連を対等の立場に引きずり上げるために利用された。それからヒトラーとスターリンは互いに反目するように仕向けられた。

戦争に密かに関心をもって見守っていた『タヴィストック』軍部のフリーメイソンは非常に喜んだ」(同)

さらに、血の粛清で〝赤い皇帝〟と恐れられたスターリンもフリーメイソンである(写真8)。

それどころか、若きスターリンも「タヴィストック」スパイ養成機関で訓練を受けていた、という説すらある。

それが、真実ならまさに第二次大戦の主役たちは、みな、同じ穴のムジナだった。

アルバート・パイクの〝予言〟を思い出してほしい。

「第二次大戦はフリーメイソンが計画し実行する」

その登場人物が、すべてメイソンなのだ。彼らは、まさに振付けどおりに演技して、世界大戦という〝大芝居〟を成し遂げた。

それにより「金融」「兵器」でユダヤ資本家たちは、目の眩む暴利を得たのだ。

さらに、宿願の人口削減も達成できた。

一億人ものゴイム(獣)たちを、互いに殺しあわせ、間引きできたのも、大きな〝成果〟だった。

勝利の美酒を乾杯する〝やつら〟の哄笑が聞こえてくる……。

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ザ・フナイ 2021年3月号  マスコミのタブー200連発〈132〉 より

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船瀬俊介 (ふなせ しゅんすけ)地球環境問題評論家

著作 『買ってはいけない!』シリーズ200万部ベストセラー 九州大学理学部を経て、早稲田大学社会学科を卒業後、日本消費者連盟に参加。

『消費者レポート』 などの編集等を担当する。また日米学生会議の日本代表として訪米、米消費者連盟(CU)と交流。

独立後は、医、食、住、環境、消費者問題を中心に執筆、講演活動を展開。

船瀬俊介公式ホームページ= http://funase.net/

船瀬俊介公式facebook=  https://www.facebook.com/funaseshun

船瀬俊介が塾長をつとめる勉強会「船瀬塾」=  https://www.facebook.com/funase.juku

著書に「やってみました!1日1食」「抗がん剤で殺される」「三日食べなきゃ7割治る」「 ワクチンの罠」他、140冊以上。

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