おくすり味噌汁114 大友 育美 (著)

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おくすり味噌汁114

冷え、疲れ、貧血、肩こり、生理痛、むくみ、便秘、胃もたれ、食欲不振、乾燥肌、免疫力低下、夏バテ、イライラ、不眠、二日酔い…など、

その日の体調に合わせて食べたい具だくさん味噌汁114品をご紹介。

5分~で完成する時短レシピも多数。

いつも家にある食材で作れる手軽なものばかりなので、毎日の食卓に気軽に取り入れられます。

さらに、具材を味噌と一緒にラップで包み、冷凍&持ち運びできる味噌玉も掲載。1日1杯の味噌汁習慣をぜひはじめてみてください。

「味噌汁の歴史」

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味噌の始まり

味噌のルーツは、古代中国から飛鳥時代に伝わった発酵の技術が日本独自の形で発展したという説と、縄文時代にどんぐりなどから作っていた発酵食品が元となったという説のふたつがあります。

奈良時代や平安時代には寺院や貴族の間で食べられるようになりましたが、まだ庶民には手の届かない高級品だったそうです。

鎌倉時代に味噌汁が誕生

味噌が味噌汁に使われるようになったのは鎌倉時代。「一汁一菜」という武士の食事習慣が広まり、味噌汁を食べる習慣が定着していきました。

戦国時代には武士の重要な栄養源で、各地の大名の間では自家醸造も流行したようです。

江戸時代には庶民の必需品に

江戸時代には庶民にとって味噌はなくてはならない存在に。人口の多い江戸では生産が間に合わず、仙台や三河など、各地の味噌が江戸に集まるようになりました。

戦時中は味噌の製造が禁止になった時期もありましたが、今ではその栄養素に注目が集まり、海外でも人気が出てきています。


とろみ食材同士で体がじんわり温まります

納豆となめこ

・材料〈1人分〉

納豆=1パック
なめこ=½袋
かつおだし=150ml  八丁味噌= 小さじ2
◎ 作り方

1 鍋にだしと納豆を入れ、煮立てる。

2 火を弱めてなめこを入れ、味噌を溶き入れ、椀に盛る。


炒めて複雑な旨みを十分に引き出して

キムチ

・材料〈1人分〉

キムチ=大さじ3

ごま油=小さじ2

昆布だし=150ml  赤味噌=小さじ2弱

◎ 作り方

1 鍋にごま油を熱し、キムチをさっと炒める。

2 だしを入れ、煮立ったら火を弱め、味噌を溶き入れ、椀に盛る。


ピリッとしたしょうがの辛味がアクセントに

わかめとしょうが

◎ 材料〈1人分〉

乾燥わかめ=小さじ1

おろししょうが=少々

かつおだし=150ml  赤味噌=小さじ1

◎ 作り方

1 鍋にだしと乾燥ゎかめを入れ火を弱め、味噌を溶き入、煮立てる。
2 椀に盛りれる。、しょうがをのせる。


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■1章 体を温める
長ねぎ/にんじんみぞれ/玉ねぎチーズ/じゃがいもとパセリ/にんにくと卵/鶏肉と香菜

■2章 エネルギーを補う
目玉焼き/焼きキャベツ/牛肉とわけぎ/さつまいも/つぶしブロッコリー/アボカドとパプリカ

■3章 巡りをよくする
にら/しめじとえのきだけ/さば缶と長ねぎ/シーフードミックス/おろしれんこん/たらと絹さや

■4章 デトックス
わかめとしょうが/もずくと絹豆腐/ひきわり納豆と大葉/コーンクリーム/とうもろこしときゅうり

■5章 消化を助ける
かぶ/しゃぶしゃぶ餅/さといも/味噌おじや/とろみじゃがいも/白菜と春雨/鶏団子

■6章 体をうるおす
トマトとしょうが/豆乳しゃぶしゃぶ/焼き梅干しとめかぶ/長いもとおくら/ミニトマト/豚汁

■7章 熱を冷ます
豆もやし/たけのこ/なすとトマト/そばとのり/緑茶大根/レタスとわかめ/ひじきとにんじん

■8章 心に効く
あさりバター/白菜/しじみと三つ葉/そうめん/ほうれん草とヨーグルト/ひっつみとにら

■お役立ちコラム 味噌玉
ねぎ+みょうが+大葉/鮭フレーク+水菜/とろろこぶ+梅肉/クレソン+天かす…など

おくすり味噌汁114
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