白い悪魔 白砂糖はもーいらない!! (現代日本食事情) 真弓定夫 (著)

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現代日本の食に関して「大人」の言えない事情を描いたシリーズ第2弾!!  

ある日優子は、買い物の途中で声を掛けられる。

それは、すっかり変わってしまったかつての旧友だった。

同じ頃、息子の寛太郎は授業妨害をする級友を注意したことから、ハデに喧嘩をしてしまう…

全く関係のない事柄のように見える二つには共通の原因があった! 

薬品ともいえる「白砂糖」の影響とは?

<監修>

医学博士 小児科医:真弓定夫

近頃、食品添加物(クスリ)に関しては注意が払われるようになってきました。

白砂糖は食品添加物として扱われていませんが、C12H22O11という化学方程式で表わされますから、明らかに、クスリと考えるべきです。

しかも、その摂取量はどんな食品添加物をもはるかに超えているのです。

白砂糖を摂ると、血液中の血糖値が急激に上昇します。そうすると、それに対応するために膵臓から過剰にインシュリンが分泌され、逆に、血糖値が低下してしまいます。

これを、「食原性低血糖症」と言っています。

白砂糖を摂り続けていると、恒常的に低血糖状態になり、自律神経やホルモンのバランスを崩すばかりでなく脳にも少なからぬ影響を及ぼすことから異常行動や犯罪にも結びついてきます。

また、白砂糖の摂取によって細胞、特に、リンパ球の働きが低下し、細菌やウイルスに対する抵抗力が弱まリます。

その影響は次第に他臓器にも波及し、いわゆる免疫不全状態をもたらし、様々な病気の引き金になるのです。

一九七八年、ウイリアム・ダフティは「シュガーブル— ス(砂糖病)」の日本語版を出版し、日本国民に警告を発しています。

増加し続ける犯罪防止のためにも、子どものうちから白砂糖を摂らせないようにするのが親として当然の務めであることを小児科医の立場から強調させていただきます。


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