“身体・心・魂”三位一体で人を癒す「ZENホメオパシー」

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隔月刊『セラピスト』より

“身体・心・魂”三位一体で人を癒す「ZENホメオパシー」

人間をホリスティックに捉えて、魂から癒したい

ホメオパシーは、約230年前にドイツ人医師のサミュエル・ハーネマンによって体系化された「類似したものは類似したものを治す」という考え方による療法です。

希釈振盪という特徴的な技法を使って作られる、副作用のないレメディーなどを用いて、自己治癒力にスイッチを入れる画期的なエネルギー療法として世界に広まりました。

当初のホメオパシーは、主に身体的な疾患を癒す目的で行われてきました。

ですが、日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)の名誉会長 由井寅子氏が確立した「ZENホメオパシー」では、その癒す対象は“魂”や“心”にまで広がり、人間を三位一体で捉えるホリスティックな療法へと深化させました。

昨年12月に東京・世田谷区民会館で行われた、第20回JPHMAコングレス・ホメオパシー学術大会で講演を行った医師の高野弘之氏や生化学者のトレバー・ガン氏らの言葉にも、症状を恐れる対症療法的な現在の医学のあり方に疑問を投げかけるものがありました。

そして、病気を正しく理解し捉えることの大切さや、正しく理解し捉えることで病気を闇雲に恐れるのではなく適切に対処し癒していけるような視点をすすめています。

本当の癒しのためには、「症状を身体や心の問題とともに、霊的な問題として、過去世や先祖そしてカルマ的背景をも含めてホリスティックに捉えることが大切であり、“ZENホメオパシー”で幸せになってもらいたい」と基調講演の中で由井氏は語りました。

由井氏は、身体・心・魂という三位一体で人間を捉え、心の治療には我慢した感情である「インナーチャイルド」の解放。

そして、魂の治療には善悪にとらわれた「この世的価値観」の解放を行うことが大切。

また、インナーチャイルドやこの世的価値観は、前世や先祖からも受け継がれるため、自分の過去世や先祖の意識、さらにカルマというものが関わってくるといいます。

「ZENホメオパシー」を使った症状の改善事例は数多く報告されていて、海外からも高い評価の声が届いています。

これらの事例は、身体・心・魂という三位一体で人間を捉え、そして哲学や信仰心などまでをも含めたホリスティックな視点で症状を見て対応した結果でしょう。

さらには、その症状が神仏や先祖からのお知らせとしても受け止め、今世だけでなく過去世やカルマ的背景にまでその根本原因を求め、深くから癒していくのです。

「ZENホメオパシー」は、その人それぞれにとってより幸せに生きていくための療法として、日本のみならず世界で求められていくのではないでしょうか。

取材・文◎本誌編集部
取材協力◎日本ホメオパシー医学協会
http://jphma.org

セラピスト 2020年4月号より

隔月刊『セラピスト』は、アロマテラピー、ロミロミ、整体などのボディセラピーから、カウンセリングをはじめとする心理療法、スピリチュアルワークまで、さまざまなジャンルを扱っている専門誌です。

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