新がん革命 安保 徹 (著), 船瀬 俊介 (著), 奇 埈成 (著)

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新がん革命 初めてがんの原因が分かった!(超☆いきいき) (超☆いきいき 1)

日本の医療費は今35兆円といわれています。

これは一般会計の国庫収入を軽く突破してしまいます。この35兆円のうち、がん関係の利権だけで約20兆円あるのです。

がんの医療が大きなビジネスとなっていることが分かるでしょう。

私が『ガン検診は受けてはいけない!?』で言いたかったことは、ガンを発見することはビジネスなんだということです。 (船瀬 俊介)

抗がん剤は急激に低体温になる

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船瀬: 安保先生は「抗がん剤を試しに飲んでみたら」とおっしゃいますが、あれは毒だからぐあいが悪くなるでしょう。

安保: 抗がん剤はマウスを金網に縛りつけるよりももっと急激に低体温になる。その実験データは、私が船井メディアで先生と一緒にやった12月号に載っています。

急激に低体温になって、しかもその低体温が持続します。

抗がん剤を1回投与しただけで、その後2ー3週間、低体温から抜け出せないという感じです。

金網は実験を3時間やって、6時間あれば戻ります。

船瀬: 金網より怖い。強力ですね。じゃ、がんも・・・。

安保: だから、副作用としてがんも痛めつけられるという感じ。抗がん剤の主作用は低体温で本体が弱ることです。

その毒性があまりにも強いので、巻き添えになってがん細胞が弱ることもあるという感じ。

奇: 少しはね。

船瀬: がんは本体に寄生しているから、宿主がくたびれ果てると、それに引きずられてがんも弱る。

安保: がんも少しはミトコンドリアがあるから、あまりにも低体温だと、がん細胞自体も生きる力がなくなるんです。

船瀬: だけど、がんが弱るくらい低体温が続けば、がんで死ぬ以前に多臓器不全とかで死にかねない。

奇: がん細胞は空気を嫌がる嫌気性細胞です。それが一番の核心だから、空気をどんどん入れなければいけない。

抗がん剤は3クールやってみる

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船瀬: 「がんは治りません。ほとんど死にます。あなたはがんです」というのはコントの世界です。

そんなことをいったらどうなるか。患者さんはすごく不安と恐怖を抱えてしまう。これはストレスを与えますから一番良くない。ホッとさせないといけない。

奇: がんが再発、転移するのは、心にわだかまりがあるときです。

安保: 患者さんには、もし抗がん剤を使うのを拒否したら、先生に診てもらえなくなるのではないかという不安もあります。

そのとき私は医者をいっさい攻撃しません。抗がん剤を勧める先生も悪気があって勧めているのではありません。

がんの成り立ち、がんの原因というところまで理解が進んでいない。これは先生が悪いのではなくて、医学教育が結構未熟だという問題があるわけです。

だから、「先生をあまり悪く思わないで。先生から離れる努力をするよりも、先生の治療をぜひ受けたいけれども、今は気が動転しているし、体力も落ちている、

迷いを消して体力もつけてからまた来ます、そういう言い方をしたらいいよ。

現代医学は、黄疸が出たり、腸閉塞になったりした場合の応急処置自体は上手だし、治ったのを確認する必要も出てくるかもわからないから、先生と関係を切らないでやってみて」、それで納得します。

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奇: 上手なアドバイスです。先生のやり方は絶対に敵をつくらない。

船瀬: うまいね。見事です。

安保: 私は電話相談を受けるようになってから7ー8年たちます。

最初は抗がん剤を迷っている人に「免疫を下げるからやってはだめ」という言い方をしていましたが、3年ぐらい前からは「そんなに迷っているのだったら、何事も体験だから1回受けてみて。

髪の毛が抜けるから、そのことから考えてもいいよ」という言い方をしています。

船瀬: やってみて、これは大変だと気が付く。

安保: 迷ったままだと不安が募って良くないですから、「何事も体験だから、抗がん剤だったら3クール、放射線だったら5回ぐらい受けて、効きそうにもないことがわかったらやめてもいい。

それをやめるときも、「体力をつけたら、ぜひまた再開してください」という言い方で断ればいい」といっています。

こちらも言い方が少しずつ進歩しています。

奇: そういう話し方の教育も必要です。

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