チャイナ・スタディー 葬られた「第二のマクガバン報告」(合本版)  T・コリン・キャンベル (著)

シェアする


チャイナ・スタディー 葬られた「第二のマクガバン報告」(合本版)

真実の栄養学でガンは治せる

全米の医学界・栄養学界・製薬業界の心胆を寒からしめた、衝撃の大ベストセラー!

ガンに苦しむすべての人、そしてあらゆる生活習慣病から解放されたいすべての人に贈る、希望の一冊!

「自然の食」こそ、最高の名医!

「疫学研究のグランプリ」とニューヨーク・タイムズが絶賛した史上最大規模の「チャイナ・プロジェクト」(中国農村部の食習慣・栄養調査研究)は、すべての生活習慣病の元凶をはっきりと暴き出していた。

new-york-city-879280_640

今日、米国ガン研究協会は、ガンのリスクを減らすために、主にプラントベース(植物性食品中心)の食事を推奨している。それは、キャンベル博士とごく少数の先見の明ある人々が二五年前に始めた、こうした偉大な研究が裏付けているからである。

マリリン・ジエントリー(米国ガン研究協会会長)

巷にはたくさんのダイエット本や健康関連本が出版されているが、ほとんどのものに矛盾するアドバイスが含まれている。

しかし、共通点が一つある。

それは読者を納得させるための基本方針だ。本書には既存の健康関連書には見られないキャンベル博士の基本方針がある。それは「真実」である。
コーネル大学の著名な教授・キャンベル博士は、「栄養学分野のアインシュタイン」といえる人物だ。

本書は厳密な科学的研究に基づいて書かれたものだ。ゾーンやアトキンス、サウスピーチなどのダイエットや、現在氾濫している流行のダイエット法のような全くの推論から書かれたものではない。

本書は博士が生涯を通じて行なってきた研究について、わかりやすく、楽しみながら読めるよう、上手にまとめられている。

ジェフ・ネルソン(VegSource.com(世界で最も訪れる人が多い食品ウェブサイト) 社長)

「肉への崇拝」を支えた学者たち

ドイツの著名な科学者、カール・フォイト(1932~1908年)のような初期の科学者たちはタンパク質の忠実な支持者だった。

フォイトは、「人類は一日48.5グラムのタンパク質しか必要としていない」ことを発見していながら、当時の文化的偏見のために、なんと「一日118グラム」もすすめていたのである。

barbecue-1305026_640

タンパク質とは肉のことであり、ちょうど私たちが大きな家やスピードの出る車を欲しがるのと同じように、誰もが食卓に肉が用意されることを望んでいた。

フォイトは「良いものは、とりすぎるというようなことはない」と考えていたのである。

フォイトは、1900年代初めの栄養学分野では著名なマックス・ルブナーやW・O-アトウォーターといった研究者らの良き師となった。

この二人の弟子は師のアドバイスに忠実に従った。

ルブナーはタンパク質の摂取、すなわち「肉」は文明そのもののシンボルであるとして、「大量のタンパク質所要量は文明人の権利である」と述べている。

アトウォーターは米国農務省に最初の栄養研究所を設立し、所長として「一日125グラム」の摂取をすすめた(注・今日の推奨量は「成人男性が一日55グラム、成人女性が46グラム」ほどでしかありません)。

この初期の前例が、米国政府にとっていかに重要だったかは、読者にもあとでわかるだろう。

abstract-1239434_640

「肉への崇拝」という文化的偏見はしっかり定着してしまった。文明人なら、たくさんのタンパク質を食べた。金持ちなら、肉を食べた。下層階級の人は十分なタンパク質(肉)をとっていない結果、「怠け者で能力に欠ける」と、思い込む人もいた。

一九世紀、急成長している栄養分野を支配していたのは、こうしたエリート意識と倣慢きだったのである。

「多いことはいいことだ」「多いことはずっと進んでいることだ」、そしておそらく「より崇高なことだ」といった概念そのものが、タンパク質に関する考え方においても浸透していたのである。

20世紀初め、イギリスの著名な医師メイジャー・マッケイは、タンパク質史上に滑稽だが不幸な瞬間をもたらした。

1912年、戦闘要員を特定するため、彼がイギリスの植民地インドに駐留していたとき、「タンパク質を少ししか摂取しない人は、体格が貧弱だし、当然、萎縮して男らしくない性格が予測される」と述べている。

「低質の植物タンパク」こそ最もヘルシー

soy-1219880_640

「低質」の植物性タンパク質は、一つかそれ以上の必須アミノ酸の量が十分ではないかもしれないが、植物性食品群全体としては、必須アミノ酸のすべてを含んでいる。

「質」のコンセプトの本当の意味は、食用タンパクが成長促進に用いられるときの効率を指している。

 だが「最大の効率=最高の健康」をもたらすものであれば結構だが、そんなことはない。「効率」と「質」という言葉が誤解を招いているのである。

栄養学界に起こっていることの一端をお話ししよう。それは、ゆっくりだが着実にタンパク質を合成できる「低質の植物タンパク」こそ最もヘルシーなタンパク質である、という革新的な考えだ。

そのことを証明する研究が山ほどあるのだ。
「ゆっくりとだが、着実である」、このほうが最終的には優るのである。

チャイナ・スタディー 葬られた「第二のマクガバン報告」(合本版)
T・コリン・キャンベル,トーマス・M・キャンベル グスコー出版 2016-02-10
売り上げランキング : 8746

by ヨメレバ

知らないことは罪である。知ろうとしないことはさらに深い罪である。シェアして拡散しましょう!