家族が口にしている食べものが、本当に安全だと言い切れますか?
どの家庭にもある143品目を買ってはいけない食品と買ってもいい食品に仕分け!!
ソーセージ、ベーコン、カレールー、納豆など、日々の食事やお弁当に欠かせない定番食品、パックご飯、食パン、カップめんなどの主食製品、塩、砂糖、しょうゆ、油などの調味料、スナック菓子、チョコレート、ヨーグルト、牛乳、炭酸飲料、お酒などのお菓子や飲み物……
毎日当たり前のように食べている加工食品の危険度/安全度を、徹底的に調べてみました。
食品を機械で大量生産し、それを保管・運搬してコンビニ
好きなものを好きなときに好きなだけ食べられるという「
しかし、一方で、添加物は健康に悪影響を与えるマイナス
添加物には、科学的に合成された合成添加物と、自然界の植物や海藻、昆虫、細菌などがら抽出された天然添加物とがあります。
そして、合成添加物は2つに大別されます。1つは、「自然界にまったく存在しない化学合成物質」、もう一つは「自然界に存在する成分を真似て化学合成されたもの」です。
化学合成物質（赤色2号、黄色4号、スクラロースなど）は未知な部分が多く、人間が摂取した場合にどのような影響を及ぼすかも不明です。つまり、私たち人間にとって安全であるかどうかはほとんど分かってないのです。
また、これらの添加物には動物に障害をもたらすものが多く、人間にも害を及ぼす可能性があるのです。したがって、基本的に食品に添加するべきではありません。
もう一つの合成添加物、すなわち自然界に存在する成分を真似て化学合成されたものはどうでしょうか？
これらはもともと食品に含まれていたものが多いので（ビタミンC、乳酸、グルタミン酸ナトリウム、など）その点ではある程度安心できるでしょう。
しかしそうした添加物でも、何品目も大量に食品に使用されると、悪影響をもたらすことがあります。
なお、天然添加物は、自然界に存在しているということもあり、合成添加物に比べて全般的に毒性が低いことが分かっています。
ただし、中には「アカネ色素」のように危険なものがあります。アカネ色素はハムやソーセージに使われていたのですが、動物実験で新たに発ガン性が認められたため、2004年7月に使用が禁止されました。
したがって、天然添加物についても、十分な注意を払う必要があります。
添加物の中には消費者の健康に悪影響を与えかねないものが少なくないのです。したがって、それらの添加物を含む食品は、できるだけ避けるようにしたほうがいいのです。
スーパーやコンビニなどでその選択をする際に、本書をお役に立てていただければ幸いです。
■PART 1 定番食品の危険度
ハム/ウインナーソーセージ/ベーコン/ミートボール・ハンバーグ・チキンナゲット/チーズ/缶詰/瓶詰/カレー・シチュー/スープ/みそ汁系/納豆/豆腐/豆パック/魚肉練り製品/乾物
column 1 添加物の種類と表示
■PART 2 主食系食品の危険度
パックご飯/食パン・菓子パン/カップめん/袋入りラーメン/焼きそば・うどん・そば/スパゲッティ・マカロニ/レトルト食品
column 2 遺伝子組み換え食品の真実
■PART 3 調味料の危険度
塩・砂糖/みそ・しょうゆ/油・酢/だし/チューブ香辛料/マヨネーズ・ケチャップ/ソース・ドレッシング
column 3 添加物表示のワナ
■PART 4 お菓子や飲み物の危険度
スナック菓子/チョコレート菓子/あめ・グミ・ガム/プリン・ゼリー/ヨーグルト/おつまみ・シリアル/和菓子・洋菓子/マーガリン・バター/ジャム・ピーナッツバター/牛乳/缶コーヒー/緑茶・紅茶飲料/炭酸飲料・清涼飲料水/ビール系飲料/日本酒・ワイン・カクテル
column 4 危険な添加物
■番外編 テイクアウト食品の危険度
ハンバーガー(日本マクドナルド/モスフードサービス)/コンビニテイクアウト(セブン-イレブン/デイリーヤマザキ)/牛丼(松屋/吉野屋)
| 加工食品の危険度調べました (三才ムック vol.546) |
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