クスリに殺されない47の心得 体のチカラがよみがえる近藤流「断薬」のススメ 近藤誠(著)

シェアする


クスリに殺されない47の心得 体のチカラがよみがえる近藤流「断薬」のススメ

クスリを飲む前に、かならず読んでください

無農薬野菜にこだわるのに、自分の体はどっぷりクスリ漬け。添加物にはぞっとするのに、クスリが「添加物のかたまり」とは気づかない。

「クスリは体にいい」「病気を治してくれる」と信じている人が、とても多いですね。

じつは、クスリの9割に病気を治す力はなく、症状をしばらくうやむやにするだけです。

体がちょっとでもラクになるならそれでOK?

でも、クスリにはかならず副作用があり、年をとるほど、クスリの毒が体にたまりやすくなります。

身の回りで「あっちが痛い、こっちもつらい」と言ってる人に、聞いてみてください。

クスリを山ほど飲んでいるはずです。クスリを飲めば飲むほど、痛みやつらさがひどくなるんです。

もっと自分の体を信じ、体の声をよく聞きましょう。クスリから自由になって、元気に長生きするための心得を、本書でお伝えします。

ちょっと体調がよくないと「痛くなったら、すぐ~」とクスリに手を伸ばし、「効いたよね、早めの~」とニッコリ。

毎年のべ5000万人もの人が、無意味なインフルエンザ・ワクチンを打つ。

高血圧、高コレステロール、高血糖に震えあがって、死ぬまでクスリを飲み続ける。世界に出回る抗生物質の7割を、じゃんじゃんムダ使いしていた時期がある。

日本人は根っからのクスリ好き国民です。

あなたも、コンビニでおにぎりを買う感覚で、クスリを買っていませんか?

「クスリは毒です。みなさんクスリを飲んではいけません」

薬学部の新人生は、最初の講義のときによく、そう教えられます。

しかし医者や薬剤師は、クスリの毒性をきちんと伝えません。

クスリの専門家は、クスリを飲まない

かつて日本薬剤師の会長が、退任を前に

「患者よ、クスリを捨てなさい」

「クスリは毒である。飲んでも病気は治らない」

「病気はクスリでつくられる。特効薬の発売で“うつ病”患者が2倍になった」とメディアに激白していました。

在任中はずっと、口をつぐんでいたんですね。クスリの専門家たちはこうやって、自分は飲まない毒をなにくわぬ顔で患者に飲ませ、その利益で食べているのです。

しかもクスリの毒は強力です。僕が在籍した慶應大学病院には「毒薬」「劇薬」指定のクスリが、4000種類もありました。

毒薬とは、ほ乳類に注射すると、体重1kgに対して20mg以下で5割以上が死んでしまうクスリ。劇薬は200mg以下で死んでしまうクスリです。

抗がん剤のほとんどは、毒薬指定です。

体じゅうに強い農薬をまくのと同じですから、健康な人でも投与し続けると正常細胞がどんどん死滅し、死に至ります。

こわいのは「がん」ではなく「がん治療」

スイスは「マンモグラフィ廃止」へ。

理由は、「乳がん検診でがん死を減らせる」と称するデータは古かったり信憑性に欠ける一方、

「生検(しこりに針を刺して組織を取り、顕微鏡で見る)でむやみに体を傷つける」「手術や抗がん剤などの不要な治療をされる」などの害が大きいから。

検査で放射線を浴びたり、抗がん剤治療をしたせいで本物のがんになって亡くなった人も、かなりいるでしょう。

 「これからなるべく元気で長生きするためには、どうしたらいいですか?」

僕のセカンドオピニオン外来で、患者さんにしょっちゅう聞かれる質問です。

自覚症状もないのに治療をすすめられているかたには、次の「3つの心がけ」を読みあげながら紙に書いて手渡します。

1.診断を忘れる

2.検診を受けない

3.医者に近づかない

みなさんポカンとしたり、アハハと笑ったあと、「なるほど!」「お守りします」「不安に負けそうだけど、がんばります」と、いろいろな反応が返ってきます。

これは決してジョークでも誇張でもなく、医者を40年以上やり、10万時間勉強してつかんだ“マコトの3カ条”です。


■第1章 それでも、クスリを飲みますか?
心得1 医者に近づかなきゃ、クスリに殺されない
心得2 クスリを飲むなら「命がけ」と心得よ!
心得6 降圧剤に抗がん剤。クスリの「効果」はウソ八百!
心得9 医者は、「患者が死ぬまで」クスリを飲ませる ほか

■第2章 クスリは「こうして」減らしなさい
心得11 熱が出てもクスリを飲まない。これがクスリ離れの第一歩
心得12 「4段階」に分けて減らしなさい
心得13 1週間に「1種類ずつ」減らしなさい ほか

■第3章 医者の「この言葉」にご用心
心得19 男と女の寿命ギャップ「7歳」の裏に健診あり
心得20 「新薬で生存期間が延びた! 」そのデータ、トリックです
心得27 なぜ、医者はみんな「同じこと」を言うのか ほか

■第4章 予防接種なんていらない
心得28 「インフルエンザ・ワクチン」は医者へのお歳暮
心得30 子宮頸がんワクチンは、メリットゼロで、副作用はすさまじい
心得31 ピロリ除菌で防げるのは「胃がんもどき」 ほか

■第5章 こわいのは「がん」ではなく「がん治療」
心得33 その腫瘍、ほんとに「がん」ですか?
心得34 抗がん剤を「受けて」後悔する人は多い。「受けなくて」後悔する人はいない
心得36 遺伝子、粒子線、免疫…先進医療はサギだらけ ほか

■第6章 体のチカラがよみがえる“近藤流”健康法
心得41 「ガム噛み健康法」でボケない、よく眠れる、歯周病にならない
心得42「1日1万歩」は体をこわす。夕方に「ラジオ体操」を! ほか

クスリに殺されない47の心得 体のチカラがよみがえる近藤流「断薬」のススメ
近藤誠 アスコム 2015-01-24
売り上げランキング : 6155

by ヨメレバ