腸をきれいにする 奇跡の「煮あずき」ムラキテルミ (著)

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腸をきれいにする 奇跡の「煮あずき」 (余命3カ月のガンが消えた1日1食奇跡のレシピ2)

食べない健康法

二〇〇九年五月、肝臓ガンで余命三カ月の宣告を受けた私は、病気治療に専念するために引っ越した熱海で、せっせと身辺の整理をしていました。

書棚の片づけにとりかかったとき、一冊の本が飛び出すように落ちてきて、私のおでこにあたったのです。

その本のタイトルは『食べない健康法』。知人からいただいた本でした。

このことが、著者である医学博士・石原結實先生とのまさに奇跡的な出会いへと導かれました。

余命期限ぎりぎりに、石原結實先生の診断を受ける幸運に恵まれ、ご指導を頂きました。

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*一切の薬を止めること。

*低体温を改善すること。

*朝の人参りんごジュース、昼の生姜紅茶、夕食は、軽い和食「一日一食」にすること。

気の抜けるほど簡単なアドバイスを、忠実に守ること、一三カ月……。

肝臓のガン腫瘍も、血液ドロドロだったガン腫瘍マーカーも、跡形もなく消え失せてしまったのです。

ガン宣告を受けて、六年。『ガンは自宅で治す!』を出版して五年の月日が流れました。

この間、ガンと向き合う多くの方と出会いました。私も含め、ガン患者の方々の共通点に気づきました。

「冷え症」と「便秘」です。

「冷え症」だから「便秘」なのか?

「便秘」だから「冷え症」なのか?

気づいた頃は、どちらが原因なのか、わからずにいました。ところが、根深く治り難いのが「冷え症」であることがわかりました。

「便秘」に対しては、いくつかのアプローチ法を見つけております。

まずは、「便秘」を改善し、願わくば、「宿便」をもデトックスして、「冷え症」を克服して頂きたい。血液浄化への最短のアプローチになります。

腸が汚れていることで、美しい血液を自らが作れていないのです。腸を美しくしないと!

便秘のメカニズム

なぜ便秘が起こるか?その原因は大腸の蟷動連動にあります。

これが弱いと使を直腸の方へ十分押し出すことが出来ず、便が大腸内に長く滞ることになります。

この間、便から水分がどんどん大腸に吸収され、便は固くなります。ますます押し出しにくくなる。

ついには便の動きは鈍くなり、止まってしまいます。この状態が便秘です。

食物繊維が便秘に効くのは、二つの優れた働きによるころがわかっています。保湿性と膨潤性です。

保湿性とは、腸の中で水分を吸収し、保持する性質のことです。ちょうどスボンジが水を含んで抱え込むものと似ています。膨潤性とは、水分を保持しながら数倍から数十倍に膨らむ性質のことです。

食物繊維をたっぷりとると、まず水分を吸収して便を柔らかくし、同時に膨らむことによってカサが増し、その結果、腸壁が刺激されて腸の蠕動運動が活発になり、便通が良くなるのです。

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食物繊維をたくさん含む食材の中でも、豆類は多いことで知られ、あずきは一0 0 グラム中に、一七・八グラムも含まれます。

なんと、白米の二二倍です。食物繊維の代名詞のゴボウでさえ、五・七グラムですから、いかにあずきが物繊維をたっぷり含むことか!

また食物繊維は、水溶性と不溶性の二種類に分かれます。

あすきが発ガン性物質をデトックスする

コンブ・ワカメ・コンニャクに多く含まれる水溶性食物繊維の大きな働きのーつは、血中コレステロールを低下させることです。

動脈硬化を抑え、血糖の急激な上昇を抑え、血圧を下げる働きもあります。

腸内フローラによるビタミン合成に関与し、腸内の有害なアミンや有害金属を除去します。

さらに、腸内の悪玉菌の増殖を抑え善玉菌を増やして、その結果、免疫力を高め、老化を坊止します。


腸の汚れとガンの進行は比例する。

まずは「出すが先」根本的な原因を絶つことは自分でしかできません。

ガンの重大原因は「腸内汚染」「体温の低下」「排泄能力の低下」。大切なことは「腸内の浄化(宿便デトックス)と食事を改めること」です。

奇跡の「煮あずき」の作り方と実践記録を徹底解説。また、「肝臓の脂をデトックスするスープ」やアロエの効果的な摂取法、腸内フローラを良好にしておく10食品など。

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