この国を支配する原発マフィアの全貌悪魔の所業を暴く。
五四基核地雷 を埋設された日本
わたしも日本の海岸線に林立させられた原子炉の写真を見て、あるときゾッとしました。これは、もしかしたらエネルギー施設ではなく、軍事施設なのではないか?
原子炉内には広島型原爆の約一OOO発分の死の灰が詰まっている。
そして、それは一発のミサイルを撃ちこむことで制御不能となり暴走して爆発する。致死量の放射性物質を撒き散らし、一OOO万人単位で殺毅することができる。
これはオーバーな表現ではなく、浜岡原発が爆発すると一三OO万人が死亡するという(京大原子炉実験所レポート)。
わたしはこの「試算」をみたとき、めまいがして立っておれなくなった。
そして、わたしはかれらの狙いがわかったのだ。「そうだ、原子炉は核地雷だったのだ!」。表向きは原子力の平和利用、しかし、究極の目的は軍事利用だった・・・。
五四基の原子炉を海岸線に設置された日本・・・。その核地雷への攻撃を示唆されただけで、金縛りとなる。まさに、ブラフ(脅し)で、いかようにでも日本を支配し、操ることができる。
これを、俗に属国支配という。
そして、日本人が汗水流して働いた金を、まるでATMのごとく吸い上げる。長期国債の押し売りがその典型。アメリカには「豚は太らせてから食え」という諺があるそうだ。
原爆と原発は、人類を破壊する双子の鬼っ子だ
「・・・原子力はまだ人類、の味方ではなく、恐ろしい敵なのである」
こう断罪するのは物理学者、武谷三男氏。一九七六年刊行『原子力発電』(岩波新書)には良心の学者の叫びがこめられている。
「日本の諸所方々に建設され、さらに計画されている大型の原子力発電所が何をもたらすのだろうか。さらに世界の原子力発電所が人類に何をもたらすだろうか。われわれは、無関心でいるわけにはいかないのである」
第二次大戦後に、唐突に出現したのが原子力発電だ。
「これは戦争技術として、人類の滅亡を、今日、直ちに用意しており、平和利用も不用意にやられたとしたら、やはり、じわじわと人類を滅亡に導くであろう」
彼は著書の冒頭ですでに、こう結論づけている。
「原子力平和利用は、一方において、原水爆を克服しないかぎり、人類のものとはならない。他方において、世界で利潤機構が本質的な役割を果たしている限り、人類を蝕む脅威をますます増大させていくだろう」
ポダムと呼ばれたCIAスパイ、正力松太郎
ここでもう一人、日本に原発を導入したA級戦犯が登場する。
故・正力松太郎である。
「なぜ正力が原子力だったのか?」問いかけるのは有馬哲夫・早大教授(メディア論)。
彼の著書『原発・正力・CIA』(新潮新書)は、じつに昂奮を誘う本である。
まさにタイトル通り、正力松太郎と原発、CIAとの驚惇の関係をスクープしているからだ。
有馬教授がその衝撃事実を知ったのは米公文書保管庫でのこと。
アメリカ政府は機密公文書についても、五O年を経たものから順次公開している。有馬教授は膨大な公開公文書から、CIAの「正力ファイル」を発見した。
「・・・CIAはポダムに便宜を与え、それと引き換えに『貸し』を作れるということだ」
ここで登場するポダムとは、ClA秘密工作員の暗号名。そして、その暗号名の主が正力松太郎だったのだ!
正力松太郎といえば『読売新聞』社主であり、日本テレビのオーナー。戦後のメディア王としてマスコミ界に君臨した巨魁である。
その正体が、実はポダムという暗号で呼ばれるアメリカ側の秘密工作員(スパイ)だったのだ・・・。
CIAの驚惇の極秘文書はつづく。
「・・・今日にいたるまでポダム(正力)とポハルト(正力の側近、柴田の暗号名)は協力引で、つい最近も我々の助言どおりに広島会議(原水禁運動の会議)でClAの線に沿ってくれた」
浜岡爆発で一三OO万人が死亡
「俺は心配で夜も眠れない」
原発建設を請け負ったという建設会社の社長が酒に酔いながらこぼした言葉が忘れられない。
「なるほど格納容器とか圧力容器は頑丈だよ。だけど、それを制御するコントロール室はふつうの建屋にある。ふつうのマンションと同じ。そこに一発ミサイル撃ち込まれたらアウト。原子炉は制御不能で暴走して、爆発ってわけ。それでジ・エンド・・・」
わたしは耳を疑った。原発が制御不能となって爆発したら、それは文字通り原爆だ。
つまり、日本列島沿岸に五四基の原発が林立している。それは見方を変えれば五四基の核地雷を埋設しているのと何ら変わりない。
それも原子炉一基の圧力容器には、広島型原爆の約一OOO発分の死の灰がタップリ詰まっている。
それが、爆発と同時に周辺のまき散らされる。その殺傷力は原爆の比ではない。
京大原子炉実験所は、たとえば浜岡原発が爆発したときの想定死者数を一三OO万人と試算している。
単位をよく見てほしい。一三OO人ではなく一三OO万人である。
日本人の一O人に一人が殺される計算だ。第二次世界大戦の死者の約四倍!
浜岡原発がチェルノブイリ級爆発を起こしたときの想定死者数。御前崎市の人口の九九%は、死の灰の猛毒で即死する。
菊川市でも死亡率九O%、牧之原市でも致死率5O%・・・・・・。
原発マフィア―今こそ自然エネルギーへの転換を! | ||||
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