子どもも大人も安心できるいつものおやつの選び方
チョコレート、キャラメル、キャンディ、プリン、ケーキ、グミ、スナック菓子、駄菓子、ガム、アイスクリーム、ゼリー、ヨーグルト、クッキー・ビスケット、のど飴、栄養補助食品など、市販のお菓子146品目を、食べてもいい商品と食べてはいけない商品に分別。
具体的な商品名と商品写真を挙げて、食品添加物を基準に◎○△×で判定しています。
食品を機械で大量生産し、それを保管・運搬してコンビニやスーパーなどに長期間陳列するためには、もはや添加物は不可欠です。
好きなものを好きなときに好きなだけ食べられるという「飽食」
も添加物によって生み出されたともいえます。
しかし、一方で、添加物は健康に悪影響を与えるマイナスの面が大きいのです。
そのため、消費者は、安全性の不確かな添加物を含む商品を避ける必要があります。
厚生労働省は、使用を許可した添加物について、「安全性に問題はない」と述べていますが、それらの安全性はすべて動物実験で調べられたものです。
添加物をえさに混ぜてネズミやイヌなどに食べさせたり、直接添加物を与えたりして、その影響を調べているだけです。
その結果を見て、「人間にも害はもたらさないだろう」という推測のもとで、使用が認められているのです。ですから、本当に人間にとって安全かどうかはわかっていません。
さらに、動物実験で分かるのは、がんの発生、臓器に対する障害、体重の減少など、第三者がはっきりと認識できる症状のみです。
人間が添加物を摂取したときの微妙な影響、すなわち胃部不快感や下腹部の鈍痛、口内の刺激感、アレルギーなど、自分で訴えないとほかに人に伝わらない症状は、動物では確かめようがないのです。
また、胃部不快感などの微妙な症状は、複数の添加物が使われていたときに現れやすいと考えられます。いろいろな添加物の刺激を同時に胃や腸などの粘膜が受けるからです。
ところが、動物に複数の添加物を与えるという実験はまったく行われておりません。1品目を与えて、その毒性を調べているだけです。
したがって、複数の添加物の影響はまったくわかっていないのです。
消費者は、安全性の不確かな添加物を含む食品を避ける必要があります。本書ではそれを具体的に示しています。
日々の買い物の際に、役立てていただければ幸いです。
■Part 1:ロングセラーのお菓子
チョコレート・キャラメル・ソフトキャンディ/ガム・キャンディ/その他のロングセラー
■Part 2:子どもに好まれるお菓子
ビスケット/粒チョコ/チョコスナック/キャラクターチョコ/カップ入りスナック/袋入りスナック/ポテトチップス/駄菓子/子ども向けガム/キャンディ/ソフトキャンディ/グミ/プリン/ゼリー/ヨーグルト/アイス菓子/菓子パン
■Part 3:女性に好まれるお菓子
チョコレート/チョコスナック/スティックチョコ/ナッツ入りチョコ/袋入りスナック/クッキー/クラッカー/せんべい/キャンディ/グミ/タブレット菓子/ヨーグルト/アイスクリーム/和・洋生菓子
■Part 4:健康志向のお菓子
健康系スナック/ドライフルーツ/栄養補助食品/シリアル/ガム/のど飴
■番外編:輸入&アレルギー対策のお菓子
お菓子の危険度調べました (三才ムックvol.736) | ||||
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