医者とおかんの「社会毒」研究 内海聡 (著), めんどぅーさ (イラスト)

シェアする


医者とおかんの「社会毒」研究

あらゆる現代病の原因はアナタにある!今すぐ“グーミン”を脱出する方法。

・あらゆる現代病の根源「社会毒」

本書のメインテーマは社会毒です。社会毒とは、人間社会が作り出した、本来の生物世界に反する物質の総称です。

本来、人が食べたり使ったりしなかった物質、そしてそれが人体に悪影響をもたらす物質と考えていただければいいでしょう。

私は、これらがあらゆる現代病の根源となっていると考えています。

もし、これら社会毒がきちんと規制され、われわれに影響を及ぼさなくなれば、少なくともわれわれのほとんどは現代病にはならないでしょう。

それは歴史を見れば明らかなことです。

社会毒について指摘をすると、多くの人が「食べるものがない」とか、「現実的ではない」などと言います。

そのとおりです。そうせざるをえないように、私たちは追い込まれ、食べるべきではないものを平気で食べさせられているのです。

にもかかわらず、人々は完全に洗脳され、状況を変える意志を持たず、「しょうがない」と諦観に支配されています。

そのくせ権威に対しては奴隷的なまでにつき従います。

たとえば、この世にあふれる社会毒に対し、「そんなこと言ったって仕方がない」とあきらめることはまさにグーミンそのものです。

多くの日本人はグーミンと化していますが、自分がグーミンであることを認めません。

彼らは調べ考え行動するのではなく自分のガラスのプライドを守ることにしか興味がないからです。

本書をきっかけに、一人でも多くの人がグーミンから脱出することを願っています。グーミンは自覚することさえできれば一秒で脱出可能なのですから。

風疹にかかった人の7割はワクチン接種済み!

こちらも最近、宣伝がかまびすしい風疹ワクチンですが、国立感染症研究所のホームページには次のようなデータが掲載されています。

vaccination-1215279_640
【麻しん・風しん 2012年第1~24週】(感染研HPより。2012年6月20日現在)

麻しんの2012年第1~24週(2012年1月2日~6月17日診断のもの)の累積報告数は147例であり、昨年同時期の約半数にとどまっている。

(略)年齢群別では、0~1歳の症例が最も多いが、20歳以上の成人も全体の45%(66例)を占め、そのなかでは20代(31例)と30代(23例)が中心であった。

ワクチン接種歴別報告数では、接種歴のない症例が50例(34%)で最も多くを占めた。

(略)風しんの2012年第1~24週の累積報告数は393例であり、これまで最多の累積年間報告数であった2011年の371例を既に超え、昨年の同時期(214例)と比較して1・8倍の報告数となった。

(略)ワクチン接種歴については接種歴の無い症例が男性で24%、女性で35%だった。

日本の先天性風疹症候群はかき集めても多い年で10人程度ですが……それよりもこの数字についてどう判断するかですね。

この文章に隠された事実について気づいた人はいるでしょうか? 書き方が逆転しているのでとても気づきにくいのですが、ここに書いてあることは、

「麻疹にかかった人の66%は麻疹ワクチンを接種していた」

「風疹にかかった男性の76%は風疹ワクチンを接種していた」

「風疹にかかった女性の65%は風疹ワクチンを接種していた」

という意味なのが読み取れたでしょうか。

この数字もしょせん感染研のデータなのでどこまでホントか知りませんが、仮にこの数字だったとして、果たしてこの毒たっぷりワクチンを打つ意味はあるのでしょうか?

私たちは一日80種類の食品添加物を食べている!

hand-1106934_640

私たちは、一日に約80種類以上の食品添加物を食べているそうです。

食品添加物は、単体(一種類ごと)でしか、チェックされていないのが現状です。

しかし食品添加物にも食べ合わせというか組み合わせがあります。

水道水に含まれているトリハロメタンという発ガン性物質は、川などの水に含まれる有機物に、浄水場で殺菌用に使用される塩素化合物が化学反応して生成されます。

このように物質同士が化学反応を起こすことは自然界ではよくあり、添加物においても同様です。

とくに添加物入りの食品の場合、さまざまな方法で調理され、その過程で複雑な化学反応が起こることも容易に想像できるのです。

発見!「おかわり自由コーヒー」のカラクリ

a-cup-of-coffee-399478_640

『食品のカラクリ』(郡司和夫著、宝島社)に、飲み放題のコーヒーは通常の3倍もの抽出が可能な添加物(リン酸塩)を使用するというトリックが書かれてあります。

1.通常のコーヒーは豆100グラム= 10 杯だが……

2.通常の3倍もの抽出が可能な添加物でおかわりOK

3.失われた風味も添加物で回復可能

食品添加物のリン酸塩(増量剤)をコーヒー粉に混ぜると、抽出増量作用でコーヒーが何杯もできるそうです。

しかしそれだとコーヒーの苦味と香りがなくなるので、その代わりに新たな添加物として、合成香料(酢酸ベンジル、ジメチルチオエーテル、β‐ナフトールエチルエーテル)などを加えると説明されています。

私はコーヒー派ではなく紅茶派ですが、ミルクも砂糖も入れません。

コーヒーや紅茶を飲むなということではなく、本物を楽しみましょうということです。

高いというなら自分で作れば安くできるんですから。


【目次】
第1章 それでもワクチン打ちますか?
なぜ危険性の少ない子宮頸ガンにワクチンを打つの?
ワクチンに入っている保存剤「チメロサール」の正体

第2章 砂糖と牛乳にまつわる大きな誤解
「砂糖は脳に必要」という巧妙な宣伝
ブドウ糖より害の大きい「果糖」
科学的に無理やり作り出した「異性化糖」

第3章 食卓には今日も、食品添加物
「トクホが健康にいい」と考える〝グーミン〟
人口甘味料の歴史
発見! 「おかわり自由コーヒー」のカラクリ

第4章 遺伝子組み換え食品が世界を覆う
国際機関は遺伝子組み換え食品を猛プッシュ
遺伝子組み換え食品が不妊を招く?

第5章 口から皮膚から浸み込む、有害化学物質

第6章 食卓の危険を嗅ぎ分けよう

第7章 野放し電磁波は何をもたらすのか

第8章 だからあなたは健康になれない

第9章 社会毒を避ける&排毒する技術

医者とおかんの「社会毒」研究
内海聡 三五館 2013-10-23
売り上げランキング : 15646

by ヨメレバ