これで国民の安全を守れるのか!?
科学を政治に身売りした食品安全委員会を斬る!
2011年3月日日を境に日本は変わりました。「食の安全」も様変わりしました。
消費者には、輸入品や農薬、添加物、遺伝子組み換え食品など、気になる食がいっぱいあります。
ところが、福島第一原発の事故を境に、1番気になり心配なことが「放射能」になりました。
日本人にとって放射能といえば、広島・長崎の原爆です。
世界唯一の被曝国である日本こそ、二度と放射能を浴びてはいけなかったのです。
ある方が、私に「日本は被爆国から自曝(自爆)国になってしまいましたね」とおっしゃいました。
日本は、自爆して、自ら被爆してしまったのです。福島原発事故は、日本が加害者であり日本人が被害者です。
これから、半永久的に日本人は被曝の脅威にさらされるでしょう。
ところが、私たちにはこの被爆による危険性がほとんどわかっていません。
まだまだウソがあるのでは
今、日本で一番問題になっているのが、人工放射線である放射性セシウム(注)です。
ところが、原発事故から7か月もたってから、同じく人工放射線である放射性ストロンチウムにも広範囲に汚染されている可能性が出てきました。
これまでストロンチウムは、福島原発の100キロ圏内だけしか、行政側の調査は実施されていません。
調査もまったくしていないのに、憶測だけでテレビで断言する科学者や専門家がいるのです。
行政側の科学者とはこんなものなのでしょうか。 まだ他にもウソがあるのでしょうか。
私たちに知らされていないことがあるのでしょうか。
国や科学者、専門家の言っていることをどこまで信じていいのか、とても不安です。
100%安全な食はない?
100%安全な食はないという人もいます。
確かに食品には、農薬や抗生物質、抗生物質、ホルモン剤、食品添加物、食中毒菌など、健康に悪影響を与える可能性がある物質が合まれていることもあります。
食中毒菌のように、人聞が意図的に入れたものではないものもありますが 農薬や食品添加物などのように、人間が意図的に入れたものには、それぞれの理由があります。
それをメリットと思うかデメリットと思うかは人それぞれですが、福島原発から放出された放射性物質に汚染された食は、人間が意図的に汚染したものではありません。
ましてや、何らかのメリットを期待できるものでもありません。
それを「食に安全なものはない」という言葉で食べさせようするのは、勘違いも甚だしいというしかありません。
「直ちに影響が出ない発がん物質だから」といっても、いくら「微微たる量だから」といっても、「発がん物質入りの食を我慢して食べろ」というのはあまりにも強引です。
わかっていないことをわかっていないと言えない官僚政治
消費者庁は「食品と放射能Q&A」で、「暫定規制値を超える食品を一時的に食べても『健康に影響はない』というのは本当ですか」
という問いに対しては、食品安全委員会が「放射性セシウムに係る年間5ミリシーベルトの線量は、食品由来の放射線被ばくを防ぐ上でかなり安全側に立ったものである(年間10ミリシーベルト(ICRP1992年)
について緊急時に不適切とまでも言える根拠も見出せていないごと述べていることを根拠に、
「出荷停止となった食品をそれまでの問、一時的に飲食していたとしても健康への影響は心配ありません」と、影響がないと言い切っています。
しかし、食品安全委員会は言っていません。「危険がないとは言えない」と言っているのです。
「かなり安全側に立っている」とはいっても「安全だ」とは緊急時の10ミリシーベルトのことも「不適切な根拠がない」ということは、適切だという証明ではありません。
言い換えれば「適切だという根拠もない」ということです。
「さもわかっているかのように国民をだます手口」は、日本の官僚の伝統なのかもしれません。
複合被曝~テレビじゃ話せない!食と放射能の話~ | ||||
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