STAP細胞の正体「再生医療は幻想だ」復活!千島・森下学説  船瀬 俊介 (著), 森下 敬一[医学博士] (監修)

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STAP細胞の正体  「再生医療は幻想だ」 復活! 千島・森下学説

まえがき

「STAP細胞はある……!」こう断言すれば、嘲笑が返ってくるかもしれない。

それは、もう一件落着。「存在しない」ことでケリが付いている。だれでも、そう思っている。信じている。

だから、本書のタイトルに眉をひそませる。怪評な思いを抱く。それも、当然だろう。「ところが、STAP細胞は存在する」なぜなら、その正体はリンパ球(白血球)だからだ。

「小保方さんが“発見”した、というのはリンパ球でしょう。それが、体細胞に変わる万能細胞であることは、理の当然です」こう断言するのは森下敬一博士(国際自然医学会、会長)。

博士は、半世紀以上も前に、学界から弾圧、抹殺された千島・森下学説の双璧の片方をなす。この学説を初めて聞いたという方が、ほとんどだろう。

それも、そのはず。現代医学どころか近代医学までもが、過去およそ二00年にわたり、巨大な“闇の勢カ“に完全支配されてきたからだ。

ここで、その名を明らかにしよう。それはロックフェラー財閥だ。“かれら”は一九世紀から、世界中の医療利権を独占してきた。

まずは、欧州でそれまで共存してきた五つの医学流派のうち四つの流派を徹底弾圧、排除したのだ。

それらはーーー

①ナチュロパシー(自然療法)、②オステオパシー(整体療法)、③サイコパシー(心理療法)④ホメオパシー(同種療法)だ。

同財閥と手を組んで、弾圧する側に回ったのが⑤アロパシー(薬物療法)だ。

「人間は、生まれながらに体内に一00人の名医を持っている」

こう喝破したのが古代ギリシアの医聖ヒポクラテス。“100人の名医“とは自然治癒力に他ならない。

しかし、二00年近く前、ドイツの生理学者ウィルヒョウは「生命は物質(モノ)である」という「機械論」を主張した。

そして、こう断じたのだ。「モノに自ら治る力など、あるわけがない」。つまり、自然治癒力を真っ向から否定した。

そうして、こう宣言したのだ。

病気を治すのは、「医者であり、医薬であり、医術だ!」。

なんという奢り。なんという誤り……。このウィルヒョウの宣言(妄言)を、拍手で迎え入れたのがロックフェラー財閥である。

こうして、ウィルヒョウは“近代医学の父”という“称号“を恭しく授かった。

同財閥は彼の機械的「生命論」を近代医学の中枢教義(セントラル・ドグマ)として医学教育(狂育)の根幹に据えた。

それは、いまだ現代医学の絶対律として医学教科書の真ん中に鎮座している。

ロックフェラー財閥が、ウィルヒョウ理論を徹底的に庇護したのは、その薬物療法・至上主義の故だ。

時に、石油合成の化学技術が台頭し、数万トン単位で採掘した石油が、数ミリ単位の超高価な医薬品に化ける……。

まさに、現代の錬金術。こうして、現代に至る医療利権を独占することで、同財閥は「石油王」から、さらに「医療王」として世界に君臨したのだ。

この世界医療利権“闇の帝王”の存在こそ、本書のテーマSTAP細胞騒動の謎を解く鍵なのである。

STAP 細胞の真実を理解するには、千島・森下学説を理解しなければならない。

それは、五0年以上も前に、“闇の帝王”の力で弾圧、抹殺された生命理論である。

それが、STAP細胞騒動を機に、闇の奥から復活してきた。その原理は、極めてシンプルである。

ーーー食は血となり肉となるーーー

これは、逆もまた、真なり。

ーーー肉は血となり食となるーーー

栄養源(食)は血球細胞(血)となり、体細胞(肉)となる。つまり、赤血球・白血球こそが万能細胞なのである。

逆に、飢餓、怪我、治癒などのときには、体細胞は、血球細胞にもどり、さらに栄養源に戻る。

生命現象とは、この無限の可逆的な繰り返しで営まれている。

あまりに当たり前すぎる現象であり、理論である。

「万能細胞である白血球が、体細胞になるのは当然です。小保方さんは、偶然にそれを“発見”したのでしょう。ただし、試験管内での再生は極めて困難なはずです」(森下博士)

以上の小学生でも判る理屈が、超一流(?)の学者センセイたちには理解できない。

不思議である。彼等は一様に猛烈に反発してくるだろう。

「そんなことは、教科書に書かれいない!」

「習っていない!」

教科書秀才という言葉が頭に浮かぶ。教科書に書かれている内容を、できるだけ頭に詰め込んだ者が、“秀才”の栄冠を勝ち取る。

つまり、“かれら”は記憶ロボット、暗記マシーンである。習った理屈に現実が合わないと「現実が間違っている!」と叫ぶのだ。

まさに、ブラック・コメディである。

iPS細胞からSTAP細胞に連なる一連の騒動こそは、まさにその滑稽なるドラマである。

しかし、それはマスメディアの狂奔を呼び、一人のうら若き女性研究者を追い詰め、有為な学者の自殺……という悲劇で幕を閉じた。

ドラマのヒロインは“魔女”の烙印を押され、社会から放逐された。その背後に“闇のカ”が働いたことは、いうまでもない。

この一連の“魔女狩り”騒動を、歴史の闇に風化させてはならない。

その真実を穿ち、掘り、その裏面を白日の下にさらさねばならない。

その思いで、ペンを執ったのが、本書執筆の契機である。ページを繰ってほしい。そこに、あなたは生命の真の荘厳な輝きを見ることだろう。


第1章 光と闇︙︙STAP騒動とは?

第2章iPSに追いつけ、追いこせ!

第3章世界支配〝闇の力〟が抹殺!STAP細胞

第4章みんな、やってる──臨床試験三分の二はペテン

第5章iPS細胞はガン化する!

第6章iPSは安全か?STAPはあるか?

第7章弾圧の闇から復活!千島・森下学説──食は血となり肉となる─

STAP細胞の正体  「再生医療は幻想だ」 復活! 千島・森下学説
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