戦争は奴らが作っている! 船瀬 俊介+宮城ジョージ+ベンジャミン・フルフォード

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戦争は奴らが作っている!

戦争は絶好のビジネス?

99%の人々は気付いていない…世界各地の戦争の裏では巨額のカネが動いていた!

99%の日本人は洗脳に気づいていない

船瀬: アメリカの普通の人たちは、単純だから、ISISが傭兵だとか、そういうことについて99%が気がついてなさそう。

でも、それは日本人も同じだろうね。

ほとんどの日本人が気がついてないと思う。

宮城: ほとんどの人は、イルミナティとか、ISISが傭兵とかいう事実を都市伝説と考えている。

船瀬: 「あらまあ」という感じで終わりになっている。

宮城: 実際に何人かのアメリカ人の友達に話をすると、「フリーメーソン?あ、秘密結社ね。聞いたことがあるよ。あれ、うわさでは世界を牛耳っているんでしょう」というぐらいで、

それこそCIAが政治の裏に潜んでいたり、ISISの裏に潜んでいたりという本格的なことまでは知らないんです。

船瀬: おととい花伝社の創立30周年記念パーティーがあったんです。

ほかの出版社で申しわけないけれども、俺はあそこでも食っているから行ったんだよ。そしたら、反安保をやっている東大生ともう1人、ハーフの人が来ていて、一緒に飲んだんです。

彼らは反体制だから、「君たち、イルミナティとか、フリーメーソンとか、ああいうやつらが何をやっているか、きちんと調べておいたほうがいいよ」と言ったら、「船瀬さん、あれは結局、陰謀論でしょう」という感じなんだよ。

「おまえら、勉強してから言え。ばかやろう」と怒ったんだけれども、東大の反体制のリーダーでもそのレベル。

そういうことにアレルギーがあるんだね。

宮城: 結局、学校も洗脳するための機関だから。

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船瀬: 日本人に「あなたの最大の情報源は何ですか」と聞いたら、94%ぐらいがテレビなんですよ。日本人の94%は、テレビという洗脳装置を最大の情報源として信用している。

ということは、我々は裏の世界について普通にしゃべっているけれども、ほんとに超々マイノリティーなんだよ。

ネットの登場で、陰謀もすぐに暴かれる時代になった

フルフォード: 9.11の仕掛けは、結局、失敗しました。その理由は幾つかあるんですけれども、1つは、自作自演がバレちゃった。

その証拠はティアリー・メイサンというフランスのジャーナリストが一番最初に出したんです。

僕もそれを見せられて、「えっ!これはとんでもないことだ」と思いました。

僕はそれがきっかけで、洗脳されて「アメリカの言うことを聞きなさい」と言うジャーナリストから一線を画して革命家に変わったんです。僕みたいな人も多いんだよね。

9.11の後、アフガンを侵攻することは国際社会の大方が納得しました。

しかしイラク攻撃のときは参加する国が激減した。カナダはアフガンには入ったけれども、国連がオーケーを出していないイラク戦争には参加しませんでした。

リビアの場合はついていく国がさらに減りました。

シリアはどうなったか。「シリアが毒ガスを使った」と言うときに、「イラクが毒ガスを使った」と言ったときと同じ写真を使ったんです。

で、バレちゃった。

アメリカ軍も、「僕たちはもうごめんだ」ということで、ついていかない。

オバマも、操り人形だから与えられた脚本を読んでいるだけで、だから「シリアが毒ガスを使った。シリアを攻撃しなきゃ」と演説した1週間後には全く反対の内容の演説をしている。

「オオカミ少年」現象が起きていて、だんだんと人をだます力を失っているし、疫病も力が弱まっていて、闇の勢力の人たちは、仲間がどんどん減って、敗戦に近い状態だと思うんです。

船瀬: 「アラブの春」も「アラブの冬」になっちゃった感じだね。

やっぱりネットの情報が大きい。情報がすぐ出るから。

フルフォード: 「アラブの春」の場合、エジプトでムバラクが失脚した理由はすごくわかりやすい。

エジプトの国内で流出した文書があって、エジプトのアラブの春の詳しい分析が出ているんです。

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まず最初、欧米化された家族の子どもたちがアメリカに送られて、ツイッターやフェイスブックでいっばいフォロワーをつくるわざを教えられました。

その人たちが「革命をやろうぜ、やろうぜ」とデモを呼びかけたんです。

すると、CNNなどのマスコミ、プロパガンダ・マスコミがデモの取材に来ます。そこで取材しているところにかわいい女性が来て「独裁、反対!」とやる。

エジプトでは、デモがあったら普通はすぐ警察が弾圧するのに、このとき警察は動かなかった。放っておくような感じ。

エジプトの国民はみんな毎日テレビで見ているから、興味本位でデモを見に行く。それでデモ隊がふえてお祭りみたいになったわけです。

さらに、刑務所にいる犯罪者たちをみんな軍事基地に移転させます。

かわりに犯罪者のふりをした軍人が刑務所に入って、脱獄していろんな悪さをするという演出をする。

船瀬: ええーっ、そこまでやるんかい。いわゆる「偽旗作戦」。わざと、敵方になりすまし悪事を働いて、大衆の憎悪を煽る。古くから行われる紛争や戦争を仕掛ける常套手段だ。

しかし、最近はメディアの技術の発達で、悪質になる一方だ。

フルフォード: そこで、一般市民が「これは大変だ」と言って、軍事政権がムバラクの独裁を倒してくれることを願うようになる。そういうマッチポンプなんです。

これはグラディオ作戦というんですが、この計画書が全部漏れちゃって、「アラブの春」がまったくのやらせ革命であることをみんなが知ったんです。

ムバラクのカネが奪われ、デモをやっていたナチスのアメリカ人の名前までバレちやって、結局、エジプトの「アラブの春」は失敗に終わったわけです。


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