緊急警告!あの人気『インスタント麺』から殺虫剤が出た 2000年 

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船瀬俊介連載コラム

「赤いきつね」などに殺虫剤検出!

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「緊急警告!あの人気『インスタント麺』から殺虫剤が出た」

カップめん不安に、マスコミ報道はさら追い討ちをかける。

2000年3月2日、市民グループ「環境ホルモン全国市民団体テーブル」がインスタント麺三十品目を分析依頼したところ、六種類から農薬の殺虫剤が検出された。

(日本食品分析センター検査)

その商品名(残留農薬名、濃度)は

①「マルちゃん赤いきつね(うどん)」東洋水産(クロルピリホスメチル) 7ppb

②「サッポロ一番みそラーメン」サンヨー食品(同)6ppb

③「サッポロ一番ソースやきそば」サンヨー食品(同)5ppb

④「辛らーめん」(韓国農心)(同)23ppb

⑤「ペヤングソースやきそば」まるか食品(同)14ppb

⑥「尾台棒ラーメン」マルタイ(フェニトロチォン)― 20ppb

なぜ、このような農薬殺虫剤が検出されたのか…。

じつはインスタント麺の原料小麦の90%はアメリカやカナダ、オーストラリア産。これらは、国が一括輸入しており、総量は年間500万トン以上に達する。

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これらは倉庫に貯蔵するとき虫がわくのを防ぐために、なんと殺虫剤を散布する。常識に反して、収穫後に農毒まみれにするのだ。

だからポスト・ハーベスト農薬と呼ばれる。

クロルビリホスメチルは有機リン系殺虫剤。「神経系に影響して中毒症状を起こす」「催奇形性」「発癌性」などの毒性がある。

フェニトロチォンも有機リン系。

「オタマジャクシに奇形」「精子形成異常」「肝臓変性」などの毒性が報告されている。

専門家は「発癌の可能性が高いのはフェニトロチォン」という。

さらに北里研究所病院・臨床環境医学センターの宮田幹夫教授は、頭痛、だるさ、せきなどの化学物質過敏症の発症を指摘する。

有機リン農薬は成人が1日1μgの呼吸器からの摂取で発病する。

いちばん多いインスタント麺への残留では2.48μg と、その限界を上回っている。

化学物質過敏症や環境ホルモン作用には、「これ以下なら安全」といういき値がないのだ。

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これは日本民族を滅ぼす陰謀ではないか?

『飽食の予言』シリーズなど、現代の食生活、食品産業の鋭い告発で知られるTBS敏腕ディレクターが、わたしに独白したことがある。

「いくら俺でもぜったいに取り上げられないテーマがある」

と悔しそうに唇を噛む。

思わず「それは何ですか?」と尋ねると「カップめんだよ」とポツリ。勇気と正義感のディレクターでも批判したら首が飛ぶ。それがカップめんなのだ。

つまり、その広告収入はテレビ局にとって目がくらむほどの巨費であるということ。批判することは商業マスコミにとって生命線を失うに等しい。

かくしてTVスイッチをひねれば亡国食品カップめんCMの大洪水である。

こうして若者たちは環境ホルモン・エキス入りのスープを毎日飲む。

神経すら冒しかねない殺虫剤が残留した麺をすする。

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膨大なカップめん市場の背後には、二大メジャー(巨大資本)の利権が潜む。「穀物メジャー」と「石油化学メジャー」である。

小麦とプラスチック。

かくして世界二大メジャーに牛耳られて、マスコミは沈黙どころか、共犯者として、大量CMを垂れ流す。

若者たちは、この恐怖のジャンク・フーズを常食する。とうぜん、生殖能力は衰える。

すでに「体育系大学生34人のうち33人が不妊症」(帝京大学)

「健康な20歳の若者90人のうち95%が不妊症」(大阪IVFクリニック)など衝撃的な臨床報告がある。

将来、若い肌代は少子化どころか、無子化があたりまえとなるだろう。

われわれが老いて、振り返れば、子どもや若者たちは、だれもいない…。そんな空想をして慄然とした。

これは日本民族を滅ぼす、国際的な陰謀ではないか…?

まさか…と笑いとばそうとしても、顔はひきつるのみだ。

月刊マクロビオティック 2000年9月号より

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船瀬俊介 (ふなせ しゅんすけ)地球環境問題評論家

著作 『買ってはいけない!』シリーズ200万部ベストセラー 九州大学理学部を経て、早稲田大学社会学科を卒業後、日本消費者連盟に参加。

『消費者レポート』 などの編集等を担当する。また日米学生会議の日本代表として訪米、米消費者連盟(CU)と交流。

独立後は、医、食、住、環境、消費者問題を中心に執筆、講演活動を展開。

著書に「やってみました!1日1食」「抗がん剤で殺される」「三日食べなきゃ7割治る」「 ワクチンの罠」他、140冊以上。

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