世界に広がる「波動医学」―近未来医療の最前線 船瀬俊介 (著)

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世界に広がる「波動医学」―近未来医療の最前線

生命の福音「波動医学」はここまで来た!最先端の波動療法と原理を一挙紹介

・WHOも「波動」(バイブレーション)と「断食」(ファスティング)にシフト

・「音響」が生命を癒す……サトルボディ・フィールドを共鳴させよ!

・「気」、「音」、「光」、「色」が病を治す脅威のメカニズム

・さらに進化する「波動測定装置」メタトロン、AWG

・クウォーク、ニュートリノ……最新量子力学に裏付けられた波動医学の効果

第1章 もう、現代医学は、終わっている

——いやでも広がる「波動」(バイブレーション)「断食」(ファスティング) 医学界が嘲笑した「波動」こそ生命原理だった

●波動のズレで診断、調整で治療

「波動医学」の原理は、じつにシンプルだ。組織、器官、臓器……は各々、固有の周波数をもつ。

そして、これらは固有周波数で振動している。これを「ソルフエジオ周波数」と呼ぶ。

生命活動とは、これら波動現象(バイブレーション)の総体なのである。

個々の組織、器官、臓器が疲れたり、病んでいるとどうなるか?そこから発生する波動も、ほんらいの固有周波数から、ずれてしまう。疲弊、疾病がひどいほど、そのズレは大きくなる。

よって、波動のズレを検知すれば、病気を「診断」できる。

さらに、波動のズレを調整すれば、病気を「治療」できる。

波動の調整もかんたんである。病んだ臓器に、その固有周波数を送り込んでやればいい。

すると、共鳴現象により臓器の乱れた波動は調律され、正常の固有振動にもどる。すなわち、臓器は正常化したのである。

それは、臓器の「治療」が完結したことを意味する。このように波動医学は、瞬時に治療・診断する。そして、痛みも副作用もない。

わかりやすくいえば「“命の波”を正す」のである。

波動の調整は、電気、磁気波動にかぎらない。温度、音響、色彩、嗅覚……すべて波動刺激なのである。

いずれも、これら波動刺激で生命波動を整える。すると、乱れた生体波動は正常波動に調整され、疲労や疾病が癒されていく。

●弾圧された波動医学の復興・新生

古来より東洋では、「“命の波”を正す」医療は、広く行われてきた。

ヨガでは呼吸、瞑想などが、その典型である。漢方では鍼灸、指圧などは、まさに波動医学である。さらに、手当、気功、読経などは波動医療そのものといえる。

しかし、近代から現代にかけて、世界の医学界は、これら波動医学を“迷信”と嘲笑した。

非科学的と断罪し、弾圧し、さらに逮捕までした。罪名は詐欺罪である。

波動医療は、刑事犯罪にまで貶められた。しかし、皮肉なことに、科学の進歩は、これら「波動療法」に光明をもたらした。

それを可能にしたのがコンピュータとセンサーの進化である。生体内の超微細な波動変化を、それらは瞬時にとらえ、計測することを可能にした。

そうして誕生したのが波動測定機器である。メタトロン、AWGなどに代表される波動機器は波動“迷信説”を完全にくつがえした。

「発生」「治癒」「再生」の謎もわかった!

●生殖細胞が体細胞に変わる神秘波動

医学は、生命の根本原理まで解明している。たとえば、生命の発生、治癒の神秘、再生の不思議……。

これらも、波動原理であざやかに解明されたのだ。万能細胞の始まりは受精卵である。

その一個の単細胞が人体という複雑精妙な身体に変化する。それは、まさに玄妙不可思議というしかない。

そのナゾを解くのが、生体の固有周波数理論である。

受精卵という万能細胞は卵割、胚胞、母細胞をヘて、各種の体細胞を形成する
。万能細胞が、さまざまな体細胞に変化する……。

そのメカニズムは生命科学のナゾだった。そのミステリーを解明したのが、固有周波数の存在だった。

特定の周波数が、生命形成の根本原理であった。たとえば表皮細胞の周波数刺激を受けた万能細胞は、表皮に変化していく。

神経、筋肉、骨、腸、腺……なども、万能細胞に固有周波数の刺激をあたえることで形成される。

●傷はなぜ治る?トカゲの脚はなぜ生える?

ちなみに、切り傷がなぜ治癒するのか?

現代医学は、こんなかんたんな質問にも答えられない。正解を図3で示す。

身体は傷を負うと、その瞬間に切断面に神経ネットワークが形成される。そこにまず、第一次治癒電流が流れる。

すると、傷口の体細胞は、すべて万能細胞にもどる。傷口をゆ着させると第二次治癒電流が流れ、万能細胞を各々の周波数刺激で皮ふ、筋肉、骨、血管、神経……にもどす。

こうして、切断面はウソのように消え失せ、切り傷は完治する。

ちなみにトカゲは脚や尾を切っても再生する。この再生(リジェネレーション)も生物学の長き謎だった。

それをロバート・ベッカー博士(米ニューヨーク州立大学教授)は、理路整然と解明している。

やはり、切断面に神経ネットワークが形成され、一次治癒電流で切断面の体細胞がいったん万能細胞にもどる。

次に二次治癒電流が流れ、万能細胞が各々体細胞にもどることで、失われた脚は再生していくのである。

失われた乳房が波動治療器AWGで再生した奇跡を、前著『未来を救う「波動医学」』で紹介した。

これも、AWGの治癒電流の周波数が偶然、乳房の固有周波数と同調したため、切除された跡に乳房の芽がめばえ、それが次第に成長していったのである。

その乳房は、現在、若い女性のそれと同じにまで成長しているという。それは、トカゲの脚の再生と同じ原理でおどろくほどのことはない。

●“水のダンス”が解明!生命の謎

生体は、各々の固有周波数により形成される。それを証明したのがドイツ人のラウターヴァッサー。著書『ウォーター・サウンド・イメージ』(ヒカルランド)では、「『波動』が生命を生む」真実を、見事に証明している。

「音叉を水に当てる」と水面にその周波数にしたがって、様々な紋様が形成される。

写真4左は水面に一〇八八ヘルツの振動を与えたとき現れた模様。同右は、亀の甲羅である。

あきらかに、亀の甲羅は一〇八八ヘルツの周波数で形成されたのだ。それが、亀の甲羅の固有周波数である。同じことは植物にもいえる。

水に一〇万二五二八ヘルツの振動を与える。すると同心円状の渦巻き模様が出現。これは、まさにヒマワリのオシベ、メシベの配列と同じ。

動物も植物も、固有周波数によって、その形態が形成されている。その決定的な証明である。

「生命」「意識」「宇宙」、あらゆる存在は“波動”

●すべて波動、物質は存在せず

「波動医学」の原理は明解である。

生命は、波動エネルギーである。

身体は、波動エネルギー体である。

量子力学の創始者マックス・プランクの蔵言が、すべてを物語る。

——すべては、“波動”であり、その影響である。現実には、何の物質も存在しない。すべては、“波動”から構成されている——

つまりは、生命も、意識も、宇宙も、あらゆる存在も“波動”にすぎない。

「色即是空」とは般若心教の真髄である。

“色”つまり万物の実在は“空”である、と喝破している。

“空”とは、すなわち物質ではない——という意味である。

「空即是色」とは、物質ではない“空”から、宇宙の実在、つまり森羅万象の“色”が生成される、という意味である。

その生成原理こそが、まさに“波動エネルギー”なのである。

仏典、般若心教は、その実相を「色即是空」「空即是色」で説いている。

宗教の奥義は、じつは物理学の奥義と通底している!

生々流転、千変万化・・・とは、仏教の教えである。

それは量子力学の開祖マックス・プランクが解明した宇宙のダイナミズムとみごとに重なる。

つまり、仏教は宇宙存在の「理(ことわり)」物理学の真髄を説いていたのだ!

● 「生命」と「宇宙」をつなぐヨガ

生命も宇宙も、波動エネルギーそのものである。

それは、老子を始祖とする道教(タオイズム)にも通じる。「道(タオ)」とは、宇宙万物の「理(ことわり)」である。

「道理」という言葉は、そこから発している。

「道(タオ)」をわかりやすくいえば、「宇宙の法則」である。

それは、仏教のいう「仏法」である。それは、キリスト教のいう「神の意志」である。

古代ヨガは——「神」の実在は「宇宙」である——という真理を体得していた。

「ヨガ」とは、古代サンスクリット語で、“つなぐ”という意味である。

「何」と「何」をつなぐのか?それは、「生命」と「宇宙」をつなぐのである。

だから、ヨガの行者(ヨギ)は、「宇宙」と一体化するために、日々、修行を行うのである。それは、食養、呼吸、体操、瞑想……などである。

なかでも瞑想は、心身を調和させ、宇宙に近づく、もっとも理想的な行法である。

これら修行と実践をへて、「宇宙」と完全につながり合一化した心身の状態を、「悟り」という。

あるいは「解脱」「三味」ともいう。それは、心身最上の理想境地である。


近未来医療として注目の集まる「波動医学」は、ここまで進化している! 大好評『未来を救う「波動医学」』に続く、待望の実践編。