99%の人が知らないこの世界の秘密 <彼ら>にだまされるな!  内海聡 (著)

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99%の人が知らないこの世界の秘密 <彼ら>にだまされるな!

あなたが動けば世界は変わる。

私も含めて人類は、日々子どもとちきゅうを殺している。直接殺していなくても殺しているのと同じなのだ。

どうか多くの人がこのことに気づいて、世界を違う方向に進めてほしい。

「この世界の支配者」は存在する

「彼ら」とは何か。まずこのことを定義しない限り、本書が成立することはないのだが、実はそれを定義するのがもっとも難しいことかもしれない。

あえてひと言でいうなら「この世界の支配者」となるだろう。

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あるときは「血族」と呼ばれ、またあるときは「ビッグ・ブラザー」と呼ばれることもある。

「彼ら」を指し示すときにまず外すことができない一族、それが「ロックフェラー一族」であり「ロスチャイルド一族」であろう。

この二つの一族のほかには、「イルミナティ」「フリーメイソン」「シオニズム」などが「彼ら」を指し示す言葉として挙げられる。

「最上層部」にいるのは何者か

まず、ロックフェラーやロスチャイルドがこの世を牛耳っているのではない、ということを思いつけるかどうか。

それが、この世界の構造をを考えるうえでのカギだ。なぜかこのことを指摘する人はほとんどいない。

イルミナティを表面的な組織としてとらえてはいけない。

その支配体系の姿は、はっきりいって内部にいる者にしか断言できないが、ある種の「上層部ネットワーク」としてとらえるべき存在であり、上層部を占める「血族」の人々の総称といえる。

また、その下には多くの組織があり、世界中にネットワークをつくって支配システムの維持にいそしんでしる。

真のイルミナティ血族は、「十三種族」というのが通説だ。

彼らの下には「十三人評議会」(フリーメイソン第三五階級に相当)があり、その下部組織として「三十三人評議会」(フリーメイソン第三四階級に相当)があり、そのさらに下部組織に「三〇〇人委員会」があるとされる。

ちなみに「三〇〇人委員会」の現会長は、エリザベス女王二世だという。

イルミナティの最上層部は「ザ・ナイン・アンノウン・メン」といわれたり、「ザ・セブン」と呼ばれたりしているが、本当に実在するかどうかは、一市民にすぎない私には今のところわからない。

「マネーの呪縛」から逃れよ

「彼ら」が編み出したシステムを語るときに、お金の問題、つまり「マネーシステム」と「マネーの呪縛」については外すことはできない。

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現在、世界のすべてはマネーを中心に回っているが、この仕組みこそ世界がサタニストに支配されるに至った大きな要因である。

アシュケナージ系ユダヤ人は、昔から金貸しが主たる仕事で、現在も多くが銀行業を営んでいる。

中でも、もっとも銀行一族といえばロスチャイルド家だ。

ロスチャイルド家の支援を受けることで、モルガン財閥や、シフ財閥や、ロックフェラー財閥は生まれた。

電子マネーや融資は「信用」をもとにしているが、いってみれば実体のないとこから生み出されているものであり、いくらでも「彼ら」の好きなように操ることができる。

中でも最大の武器といえるのが「通貨発行権」、つまりお金を刷ることができる権利だ。

この権利を持っているのは政府ではなく、簡単にいえばロスチャイルド家である。

初代マイアー・ロスチャイルドが「一国の通貨の発行権を私に与えよ。そうすれば誰が法律をつくろとかまわない」と述べたのはあまりにも有名であり、通貨発行権さえ支配すればすべてを牛耳れると知っていた証拠だ。

ただし、ロスチャイルドの命をも握っている「取締役クラス」の人々からすれば、その権利は貸しつけたものにすぎないのかもしれないが。

米国政府にドルを発行する権利はない。

この権利を政府に取り戻そうとして暗殺されたのが、エイブラハム・リンカーン(第16代大統領)であり、ジョン・F・ケネディ(第35代大統領)である。


今、この国の裏側では熾烈な情報戦が行われている。日本は平和でもなんでもなく、むしろ暗い闘争が激化してきているのだ。

そんな中で人々は何も知らずに生きている。このままではシステムに食い殺されるというオチになるのは間違いない。

カネや武器では「彼ら」には勝ちようがない。

勝つための手段は、「情報」と「精神」と「行動」である。本書がこの戦いにおいて、何かのヒントになればと思う。

99%の人が知らないこの世界の秘密 <彼ら>にだまされるな!
内海聡 イースト・プレス 2014-01-22
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