戦争とPRの歴史

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池田 整治連載コラム

ウクライナ紛争の深層

◆戦争広告代理店が勝利をもたらせる

情報化時代の現代戦では、勝利を勝ち取るには国際世論の支援と世界的な軍事支援が欠かせません。そのための民間のPR社が戦争広告代理店(以下PR社)です。

このPR社が一躍有名となったのが、1990年代のボスニア紛争でした。

チトー率いるユーゴスラビア連邦が、彼の死後分裂を繰り返し、7つの民族がそれぞれの独立をかけて戦いました。

その中でも象徴的なのが、連邦を保とうとする最大の強国セルビアと分離独立をめざすボスニアとの紛争です。

まともに戦ったらボスニアに勝ち目はありません。

そこでボスニアはアメリカのPR社に国運を託しました。

そもそも欧州の辺鄙な資源のない地域での小さな民族紛争です。国際世論の関心がありません。

そこでPR社の現地責任者ジム・ハーフ氏が取った戦略が国際世論の関心を高め、支援を得ること。

そのための広報戦略が「エスニック・クレンジング」日本語で「民族浄化」です。

西欧史には民族浄化のトラウマがあります。セルビアがボスニアの民族浄化を図っているとなれば、国際世論特に欧州人がボスニアを間違いなく支援します。

問題は、いかに民族浄化を世論に訴えるかです。実際は行われていない状況で…。

そこで彼が使ったのが、有名な「鉄条網の囚人」です。

2万枚を超える現地の写真から、鉄条網から外を見ている現地人のアップです。

キャプションは「強制収容所の捕虜」です。

実際は、補給品の集積所の金網を覗いている住民でした。

しかし大々的なメディア攻勢で国際世論を掴み、NATO軍がセルビア軍に国連の命令もなく空爆まで行い、ボスニアが勝利、独立を勝ち取りました。

文字どおり「PR社は1国の運命を変えた」のです。

◆ナイラ証言

さらに「戦争とPRの歴史」を語る際に、必ず取り上げられる事例として湾岸戦争(1991)時の「ナイラの証言」と呼ばれるものがあります。

イラクのクウェート侵攻後、イラク兵が現地の子どもたちをいかに虐殺したのかについて、当時15歳の少女が涙ながらにアメリカ議会で語りメディアが大々的に報じた結果、アメリカの軍事介入のきっかけになったとも言われる証言です。

しかし、後にこれが「やらせ」だったことが暴露されました。

実は、このナイラという少女はアメリカ国内のクウェート大使の娘で、一度も母国には行ったことがなかったのです。

クウェートに対する国際的な支持を得るため依頼を受けたPR会社が、世論を喚起するべく作ったシナリオの「ストーリーテラー」として彼女がキャスティングされたというわけです。

一言で言えば、この事例は「捏造」「でっちあげ」の類であり、弁解の余地はありません。

しかし、情報化時代ゆえに、メディアを「取り込む」PRが国運、歴史をも変え得るという証とも言えます。

また、クウェートの「顔」としてメディア受けする朴訥な外務大臣を起用し、話し方等徹底的に「演技指導」していたことも、特記すべきでしょう。

◆ウクライナのPR戦

さて、今回のウクライナ戦争も全く同じ構図ですが、湾岸戦争時と違うところは、PR戦の舞台となる主要メディそのものが、最初からウクライナの「相棒」、つまりともに世界金融支配体制(DS)の支配下で、ウクライナ=善、ロシア=悪のシナリオしか世界に流れないという事実です。

その典型的な例が、プチャにおける虐殺、マリポリのドラマ劇場におけるミサイル攻撃、そして東部の鉄道駅へのミサイル攻撃です。

これらは全てロシア軍によるものだ、とウクライナ側は主張していますが、実際は全く逆です。

ロシア軍による民間人虐殺と見せかけるためにウクライナ軍が仕掛けた、というのが真実です。ひとつづつ見ていきましょう。

●プチャにおける虐殺

3月30日すべてのロシア軍は、プチャから撤退しました。

31日には市長も確認し、喜びのメッセージを市議会のHPに笑顔で述べています。

「3月31日はプチャ解放の日である。これはウクライナ軍によるロシア軍からの解放の日として、プチャ及びプチャ地域社会全体の耀かしい歴史に記録されるだろう」。

ロシア軍は全て去った、と彼は言いましたが、虐殺については何も言及していません。

微笑みながら「プチャの歴史における栄光の日である」と述べました。

もし、数百の市民の死体が道路や市街地に散乱していたならば、絶対に言えません。

つまり、ロシア軍がプチャから撤退したとき虐殺は起きていなかった、ということになります。

大手メディアによると今回の戦争は、「文明化された世界」で行われていると言われています。

つまり、この戦闘の刻一刻がウクライナの一般人に撮影されて来たのです。

ロシア軍によるプチャ占領中も撤退後も、数え切れないほどの映像や画像がウクライナ市民によって撮影されました。

しかし、大量虐殺のビデオや画像は一枚も見当たりません。SNSにも皆無です。にもかかわらず、ロシア軍撤退の三日後の4月2日、突如としてこの事件が大手メディアによって報道されました。

つまり、真実は、遺体はウクライナ軍が運んできたものと言えます。

●マリウポリのドラマ劇場へのミサイル攻撃

3月26日、英国BBCは次のように報道しました。

「ウクライナ南東部のマリウポリにあるドラマ劇場が、3月16日、ロシア軍のミサイル攻撃を受け、推定300人のウクライナ市民が犠牲となった」

しかし、ウクライナ人ユーチューバ―Yuri氏によれば、大量の生情報から次の真実が浮かび上がってきたとされています。

・ロシア軍がミサイル攻撃したのではなく、アゾフ大隊所属のウクライナ兵が劇場側と結託して劇場の建物を爆破した。

・その時、多くの市民が建物の地下に隠れて避難していた。アゾフ大隊の兵士12人が、彼らが逃げないように見張っていた。

・爆破の後、ウクライナ兵たちは、「ロシア空軍によって劇場がミサイル攻撃を受けた。ウクライナの空を封鎖しろ!」と叫んでいた。

●東部の鉄道駅へのミサイル攻撃

4月8日、大手メディアは次のニュースを流しました。

「4月7日、ウクライナ東部の町クラマトルスクの鉄道駅にロシアからミサイル攻撃があり、そこに避難していた市民50人が死亡した」。

しかし、その後の調査により、これがフェイクニュースであることが分かりました。

使われたミサイルは旧ソ連製OTR-21トーチカ-Uですが、これは現在ウクライナ軍が使用しているミサイルなのです。

事実、その残骸には、ウクライナ軍のシリアルナンバー(通し番号)が刻印されていました。

これに対し、ロシア軍は現在、9K720イスカンダルという戦術ミサイルシステムを使っています。

さらなる調査により、駅の攻撃に使われたミサイルは、ウクライナ軍第19ミサイル旅団によって発射されたことが判明しました。

しかし、その真実が西側、つまりDS傘下の大手メディアで流れることはありません。

「ロシア軍による一般市民虐殺と見せけるために自国民を殺す」――これがウクライナ軍の実態なのです。

◆目覚めよ日本人

大手メディアは、あいも変わらず、ロシア軍の攻撃により民間の施設が破壊され一般市民に多数の犠牲者が出ている、というニュースを流しています。

しかし、先述の現地ユーチューバ―によると、「ロシア軍はウクライナ軍の軍事施設や生物化学兵器研究所などを目標としている。民間施設を狙っていない。嘘の情報に騙されないで下さい」とも言っています。

DSが全力でPR戦を行っているウクライナ。

その狙いはプーチンロシアの打倒でしょうか。

情報戦に惑わされることなく、深層を読み取る叡智が求められています。

何故なら、このまま敵味方に分離する現代文明は、宇宙の摂理に反する故に、自己破滅して行くでしょう。

量子的に敵も自分とわかれば、和するしかありません。その鍵が「和を以て貴しとなす」ヤマト人にあるのです。

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池田 整治

1955年3月22 日、愛媛県愛南町生まれ。作家。元全日本実業団空手道連盟理事長。東藝術倶楽部顧問。空手8段。

1973年、陸上自衛隊少年工科学校前期課程修了。防衛大学校入学。2008年、陸上自衛隊小平学校人事教育部長。2010年退官。最終階級は陸将補。

オウム真理教が山梨県上九一色村に作ったサティアンへの強制捜査に自衛官として唯一人同行支援した体験などから、「真実とは何か?」を独自に研究。

自衛官在任中時代に『マインドコントロール 日本人を騙し続ける支配者の真実』(ビジネス社)を出版、ロングセラーとなる。

北海道での単身赴任時代、万が一の場合、4人の子どもたちへ父の想いを残し伝えるためメルマガ『心のビタミン』を開始。

退官後、〝真実の語り部〟として情報発信を始める。現在もブログ、書籍、講演会などを通じて精力的に活動を続けている。

著書に『未だ占領下にある日本の是非を問う 日米地位協定を自衛隊元幹部が告発する』(コスモック出版)『1000年先の地球のために―「滅びの道」から「永久の道」へ』(ナチュラルスピリット)『マインドコントロール2 今そこにある情報汚染』『離間工作の罠 ~日本を分断する支配者の手口~』(以上、ビジネス社)、

今、知らなければいけない 重大な真実を語るメジャーな人々 東京・日比谷公会堂での講演からVol.1』(ヒカルランド)など共著も含めて20点以上。

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美し国 副代表

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