「風力発電を問う」 風の祈り—序章

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札幌の自然食品店「まほろば」主人 宮下周平 連載コラム

1,寝耳に水

「仁木に、風力発電の風車が建てられるそうですよ」

6月12日(日)。援農のヤケオさんから、とんでもないことを聞いた。

「えぇ、 なに! まさか」

俄(にわ)かには、信じられない話だ。

翌日、部落の草刈りの寄り合いで、そのことをみんなに聞いてみた。

誰も知らない。町内会長さえ知らない。

(あぁ、やっぱりあれは噂だったのだ)と内心、ホッと胸を撫で下ろした。

ところが、15日・援農日のミーティングで、日高から「なつさと(懐かしき未来(さと))運動に共鳴して銀山に移住して来たTさんが、「『仁木広報』に、風力発電のことが書かれていました。初め何のことだかわかりませんでした」と、発表。

先日、配られた広報か。みな読んでなかったなー。

だが、その場で切り抜きを見せられて、「いや、あれは、本当だったのか!」と、襟を正さざるを得なかった。

翌日、農業委員会の鶴田会長に、電話で問い合わせたが、

「知らない」という。

「えぇ!会長が知らない」

「町長に聞いてみる」とのご返答。   

翌日、
「町長も、初耳だという事らしいよ」

そういえば、先日の家内とのJA農協職員の上の方とも話したが、「全く聞かされていない」。という事は組合長も知らない案件だったのか。
 
仁木町の各首長に知らさないで、暗々裏(あんあんり)に、この大事業が進められていたのか。

(何故だろう?怪しいな!)と思うのは、私一人だけではないはずだ。

2,次第に分かった事実

その後、風力発電(以下略して「風車」)は、関西電力によって、着工完成へ着々と歩を進めていた。

仁木町銀山・大江地区の農地・宅地近くの尾根「稲穂峰」伝いに建てられる風車。

5月28日に2区の自治会長とオブザーバーとして町の参事出席の許、説明会が開かれた。

国有林だからという事で進める前提で、それに風車は脱炭素の自然再生エネルギーという説明で、反対意見を出しようがなかったという。

「(仮称)古平・仁木・余市ウィンドファーム事業に係る計画段階環境配慮書」が町役場とNETで6月1日から30日まで公布され、末日までに「意見書」が出なければ、住民の反対意見無し、これを認めたものとして、次の段階に入る。

法の網の目をすり抜けて合法的に物事を進めて行く手法で、違法にならないのだ。

「えぇ、それはないでしょう。あと2週間で、出せと言われても、町民の誰も知らないし、説明も受けていない。200ページもの書類、誰が読めるのさ。せめてみんなに説明するべきでしょ。広報の片隅に出たといっても、誰も気に止めることなんてないよ。」

この時期、一番忙しい農繁期、農家はサクランボやトマトや稲で天手古舞(てんてこまい)。

本来なら、農閑期の農家や住民みんなを、暇の時に集めて説明するべきが、企業の誠心誠意でなかろうか。

決定してから説明会を開いて反対しても法的に覆されず、手続き形式を踏んでいるだけだ。

長年、「原発銀座」と言われた敦賀原発で培われた裏工作・出来レースのノウハウを以てすれば、無知の道民は赤子の手を捻(ひね)るが如きだろう。

あの不祥事も、全国紙やTVのメディアを賑わせた。

「関西電力って大阪でしょう。何で北電じゃないの?遠くの人の山を削って、住民に迷惑かけて、その儲け、みんな関電かい。

道民には、なんも入らない。それどころか、賦課金の尻拭い。そのやり方、ずるいっしょ。国有林だから、町抜きかい。『お前ら、関係ない』って、役場無視かい。国と企業の結託じゃないの。

「『自然再生エネルギーで、環境に優しい』んですよ」と言われれば、誰でもコロッと賛成するしょ。」

農家の人に聞くと、反応は大方こんなところで、これはもっともな事だと思った。

3,傍観していた石狩当別問題

創業当時からのお客様で、温和でお優しい西区平和のIさん。

その生き写しのお嬢さまのDさんは、当別のスウェーデンヒルズ に住まわれて20年ほどになる。

その彼女が、昨年頃から「石狩・当別の風力発電反対運動」に参加して、しばしば『まほろばだより』でも報告させて頂いていた。

景観の破壊、(超)低周波音の健康被害、石狩湾の魚や小動物への影響などなど、計り知れない。

そういえば、発酵学者の小泉武夫先生の研究室や魚醤工場のある佐藤水産本社も石狩で、鮭の産卵場や漁場は、この石狩の前浜なのだ。

そうでなくても鮭の回遊率は年々降下して今は最盛期の5分の1だ。

そこに追い打ちをかけるように風車の超低周波は産卵回遊に後々多大な影響を与えるだろう。

その石狩当別で起こったこの風力発電が、連鎖して今度は、手稲山から小樽へ、さらに余市、赤井川、そして仁木、古平と日本海側を襖(ふすま)で塞ぐように作られる異様な、しかも意図的な何かを感じるのだ。別な大きな力を感じるのだ。

そんな中で、華奢(きゃしゃ)な彼女が立ち上がって、この蛮行に立ちはだかって戦っておられるのだ。

当初、中々実感を得られず、彼女の訴えが今一つ呑み込めないものが正直あった。

だが、刃(やいば)がわが胸に突き付けられた今、初めてその切実さが理解できたのだ。

4,我らが身に降りかかる火の粉

その刃とは何か。

何と、7月に「なつさと」で取得するはずだった銀山と大江の二か所の土地の真ん前800mと1.5㎞前に、あの風力発電の白い鉄塔(タワー)が建つというのだ!

よりによって何という事だ!!

その1、

S氏夫妻は、岩内の山間地に温泉付きの家を、札幌の自然派建築のBIO+西條デザインさんに依頼し、1200万円もかけて改修し数年前から暮らしていたが、「なつさと」運動に強く共感し、ご主人も職を辞しての仁木営農移住を決意。

愛車も手放し、冬の収入の為に、狩猟免許まで取得し、準備万端整えた。

そして、探しに探して、やっとのこと銀山に理想の山里を探し当て、契約の一歩手前の所だった。

これほど何もかもに恵まれた田畑はないだろう。

居抜きで、田んぼも畑も納屋も機械も頑丈な住宅も揃って、それに天然の湧水も流れ、眺めは絶景、申し分ない。

その風景は、物語になる。持ち主のご主人は、当地の長老で、山の生き字引。

狩りから農から何まで教えてくれるというのだ。猟師であり、山男であり、農民だ。

こういう人こそ、一隅を照らす日本の国宝で、自給自足の大先生なのだ。

すっかり仲良くなって、目の前に引継ぎが行われようとした寸前のことだった。

それが、忽然として暗幕が下ろされたのだ。その見上げる前の山に、風力発電の白い鉄塔が建つ。

それが、どんなにか絶望的な事か、想像できるだろうか。

それは奥様が、超敏感な電磁波過敏症なのだ。

そして不自然なものに対する高度な感受性、化学物質アレルギー反応が、尋常一様ではないのだ。

苦労して苦労してあそこはダメ、ここはダメと探した挙句の果てが、この結果である。

落胆するその様子に、周りは見てはいられないのだ。何とか、してあげたい。

その2、

この尾根一体に連なる風車を押し付けられる銀山・大江の農民の健康不安は、計り知れない。

『男はつらいよ』の望郷篇に渥美清さんが乗り降りした銀山駅も、新幹線が開通したら廃線になり駅は閉じられる。なんと、そこ一帯に風車が建つのだ。

その下50mの所に、かの「女代(めしろ)神社」がある。

神さまより高い白塔。しかもすぐ斜め下には、福祉法人「銀山学園」の授産所がある。

更に近くには同じく「大江学園」の施設もある。

そこで生活する方々が、精神的重荷やハンデキャップを背負っておられる上に、この半径15~20㎞にも及ぶ超低周波音の影響を受けて悪化したら、これから先その対策に、どう手を打とうというのだろうか。

目眩(めまい)、耳鳴り、動悸(どうき)、吐き気など、原因不明の症状が、一層明日を暗澹とさせるのだ。

ある地域では、寝付けないことで、夜になったら隣町へ移って寝るという被害者もいる。

その3、

「なつさと」のメンバーで、道内のJA農協から、仁木に移住して来られたSさん。

彼の必死の「意見書」を読んで、胸に響かない人はいない。イノチがけで子供を守ろうとしてきた親御さんを路頭に迷わせる風車よ、あなたは一体なにものなのだ。

……前略‥‥‥

〈移住〉

私は、2児(長女年中、長男幼児)の子育て環境を変化させるベく、この春5月に実家のある日高から身寄りの無い仁木町銀山へ移住した。

銀山地区は、余市川に沿って左右を山に挟まれたジャングルのような原始林を、明治の時代に先人が開拓した平野である。

仁木町といえばフルーツが有名だが、銀山地区は水田が数多く残り、転作作物として蕎麦も作付けされ自然も食も豊かな地域。

6月から子どもたちも地域の保育所へ楽しく通いだし、新たな子育てのスタートを切ったばかり。

さあ、「こども農学こう」も始まる、と意気込んでいた矢先。

そこに、巨大風力発電の建設のニュースが飛び込んだ。

4才の長女は言った。

「銀山におっきな風車がたったら、私はここにいれない。出ていく。」

大人の商売優先の策略より、子どもの素直な感性を私は信じたい。

これから先の日本に、これから未来の暮らしに必要なのは再生可能エネルギーという欺瞞に満ちた風力発電建設ではなく、自然や地球、宇宙との調和ではなかろうか。

そのことを、子どもたちが一番良くわかっている。

〈みんな忙しすぎる〉

今回、一度仕事を辞めてみて直感が確信に変わった。

21世紀、日本人は経済的な豊かさを手に入れたのかもしれないが、その一方で情緒を完全に消失した。

みんな忙しすぎる。そして、表向きは資本主義・民主主義を善とする日本の虚構の世界は崩壊に向かっている。

生きる為に働かなければならない。

仕事をしなければ、生きていけない。

働かなければ、生きていけない。

お金を稼がなければ、生きていけない。

本当にそうだろうか。それは、誰かに仕組まれた幻想ではなかろうか。

確かに、私もお金は大好きだ。

そして、仕事をすることも、働くことも、お金を稼ぐことも、みな素晴らしい行いだと思う。

けれども、なぜ生きることとセットでそれらが語られるのだろう。

生き抜くことや暮らしていくことは、また別の問題である。

そして、家族や周囲へ幸せを振り撒くのに必要なのは、お金だけじゃ無い。

まず初めに、人々の暮らしがある。その暮らしの中で仕事ができていく。

先住民や、西暦2000年以前の弥生・縄文時代にも8000年程の間、ホモサピエンスは日々暮らしていたし、生きていた。

きっとその暮らしは、その時代のその人々にとっては豊かだったのではないだろうか。

その判断を現代の価値観や物差で測るから、間違いが起きる。

何も現代文明を全て捨てて生きていこう、と言っているのではない。

シンプルに日々の暮らしのために、様々な事に仕えていく。事に仕える「仕事」で働いていく。

虚構の世界で与えられた豊かさではなく、本質的な豊かさを手に入れよう。

〈祈り〉

私は、この10日間、氏神様に通い日々の感謝をお祈りしている。少し、草取りなんかもさせてもらった。

参拝は6月30日までは続けたいと思う。

日々祈っていると、神社に看板がついた。ありがたい。

風力発電建設は誰も望まない未来であると思う。

しかし、それが本当は誰も望んでいない事だと気づいている人自体が少ない。

私とあなたは違う。そう生きているように思えるけれど、全く切れている存在ではないのではないか。

みんなどこかで繋がっている、とは考えられないのだろうか。

自然は教えてくれる。境内に聳(そび)え立つ巨木も草々も、目に見えない大地の下では全て繋がっている。

だから、草を抜く時も「今まで支えてくれてありがとう」。そんな感謝の気持ちで草取りをしている。

仁木町での風力発電建設の行く末については、祈るしかないのが本音だ。

しかし、目に見える世界だけではなく、目に見えない世界も大事な事をどうか思い出してほしい。 

巨大な風車という目に見える構築物が問題なのではなく、目に見えない健康、国防、文化、周波数、等々の方が私たちに及ぼす影響は大きい。

私たちは、自然や地球、宇宙という世界に生かされ、先祖代々日本という地に住まわせていただいている。

本当に失っているのは、私たち日本人に生まれつき備わっていたはずの八百万の神に対する信仰心や自然や周囲に対する感謝の念なのかもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この「意見書」に、関西電力のみなさん、会社を抜きにして、人間として、子の親として、どう思われますか。

今こそ、素直になって自らの心に問うてください。

やはり、食べて行くために、会社の言いなりになって、自分の本音と本性を隠して、人々の不幸の上に立った生活を選びますか。

自然を破壊し、健康を不安にさせる、この強引な事業を推進する事に良心が痛みませんか。

それが、子供たちに誇れるお父さんの仕事だと言えますか。

人の悲しみや苦しみの上に立ったお給料で暮らす毎日を、家族はよろこべますか。楽しめますか。

それは、町村のお偉方、道府県の知事、国政の大臣や省庁の役人のみなさんにも言えること事です。

その4、

援農に来て下さるおかあさんの小学校2年生になるお嬢さんが、鉛筆で「意見書」を綴っています。読んでください。

小学校2年生の女の子 
       7さい 札幌市

山をこわさないでください。

どうしてかというと、山をこわしたら、

どうぶつたちが、とつぜんどうろとかにとびだしちゃうし、エサとかが、たべるものがなくなっちゃって元気がなくなっちゃうかもしれないからです。

わたしは、自然が好きなので、木や森をこわさないでください。

よろしくおねがいします。

自然は、どうぶつたちに、大切な森です。

どうかよろしくおねがいします。

この何も知らない女の子の思いこそ、嘘偽りのない訴えではないでしょうか。

風車が建ったら、ここから出ていく、といった4歳児の感性。

そんな無垢な子どもたち、国の宝を集めて「こども農学こう」を建てたい、「みんなの家」を作りたいと、先に看板まで作ってその日を待ちました。

その結果が、無残にも壊されようとしています。

でも、長い日をかけて「なつさと」が出来ても、一日にして外国勢力がこの北海道に襲い掛かってきたら、この村も人々も、これからの子供たちも未来がなくなるのです。

この村里を守ることは、北海道を、日本を守ることになります。

5,夢破れるか、夢起こるか

この子たちが遊び回れる農学校が作りたかった。

探して、探して、やっと見つかった。

段々畑があり、丘があり、林に囲まれ、山々の雄大な遠望、サラサラと流れる清水、野草も山菜も豊富に、棚田あり、畑あり、公園あり、池あり沼あり、裏山の迫る近景も迫力あり、そんな所に、子供たちを解き放す。

すでに半年の手筈は整い、今月7月に、契約支払いして、現地入手し、人員と機械も揃え、いざ、開墾する寸前。

そんな夢を一瞬にしてぶち壊す爆弾投下があった。

それが、風力発電だった。

背景の僅か1.5㎞離れた山頂に風車が林立するのだ。

そんな所に、子供たちを自由に遊ばせ、老人が安眠できる福祉施設が建てられようか。

共同の「みんなの家」が、宿舎が、憩いの場が、工房が、店が、何もかもが建てられようか。

自然破壊。健康破壊。生態系破壊。農業破壊。地域破壊。みな破壊の連続であった。

そして、更に、国の破壊、民族の破壊まで、この問題は突き進んで行く。

ここに至る経緯と背景。

通り一遍では、語り尽くせず、書き切れない膨大な内容、重大な真相。

端的に言い切れば、チラシに纏(まと)めたように集約されるが、拡げれば無限大の世界問題が続出するのだ。

6,已むに已まれない蹶起(けっき)

ある朝の農作業で、もみ殻から燻炭を作るべく火種を起こしたが、消えかかったので、車にある二種混合の油を注いで着火した。

(経験上、灯油、ガソリンは間(ま)がある)すると、突然爆発して爆風に顔が煽られ、また一瞬にして消えた。(決して、こんなバカな真似をしないように)

その瞬間、「禊(みそぎ)!」という内なる声がハッキリと聞こえた。不思議と冷静で、鎮火した。

顔を冷水で冷やし、まほろばクリームを塗って、氷で顔と手を冷やした。

顔の眉毛も睫毛も、一部髭も髪も燃えた。鼻先に火傷の痕が。

殊に、眉毛は家内から「絶対切ってはいけない」長生きの福寿の印だから、と言って今まで切ったことがなかった。それが無い。一瞬にして燃え尽きたのだ。

その時、残り少ない命に代える、あることを悟った。

そして、3、4日間ほど、家に籠って光を閉ざして絶食した。

日を追うごとに、命を懸けるものがハッキリと見えて来た、降りて来たのだった。

つまり、命に代えてでも、やるべきこと。

それは一言、「国を守る」ことだった。

風力発電を反対することは、つまり国を守ること。

決して小事ではない、これは大事なのだ。

風車は武器・兵器にもなる。現に、レーダー妨害にもなっている。

ここ古平・仁木・余市だけで最大64基、道内全域3000基以上の計画。

それと石狩・小樽・古平ぐるりと囲む湾内と漁港。

これだけ連なった数の風車、何を起こすかは想像に難くないだろう。

逆に言えば、グローバリストと隣国が日本を奪うために風車で布石を打って来ているのだ。

CO2削減も、クリーンエネルギーも耳障(みみざわ)りの良い、嘘偽(うそいつわ)りのプロパガンダ。

これに騙(だま)されて命を差し出す人々、これに手を貸し、手招きする売国奴。

そこに警鐘を乱打するに、回を追って語って行きます。

村づくりには時間がかかる。

それは、我が死後も続けねばならない長い長い開拓の歴史が要る。

だが、日本侵略は一日にして起きる。一瞬に殺戮(さつりく)される。

待っていられないのだ。

風車の隠された真相と実体は、目前に迫った喫緊(きっきん)の問題、死ぬか生きるかの国難、伸(の)るか反(そ)るかの一大事。

これは他人ごとではない。みなさんの死活問題です。笑い事では、済まない。

侵略戦争は、既に始まっている。

北海道は、明日なき存在なのだ。むろん日本も。

平和に飼いならされた無知の国民は、いとも易々と植民地化されて奴隷となるだろう。

ウイグルの現状は、明日の日本であることを知るべきである。人ごとに非(あら)ず。

老いも若きも、本当に自分の孫・子を思うならば、今こそ立ち上がるべき秋(とき)である。

まさに、日本人なら一致団結して立ち向かうべき反対運動なのだ。

国民が一人一人風となり

大風となり

逆風となって

風車を吹き飛ばし

国に

世界に

正しい風を

送らねばならないのだ

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宮下周平

1950年、北海道恵庭市生まれ。札幌南高校卒業後、各地に師を訪ね、求道遍歴を続ける。1983年、札幌に自然食品の店「まほろば」を創業。

自然食品店「まほろば」WEBサイト:http://www.mahoroba-jp.net/

無農薬野菜を栽培する自然農園を持ち、セラミック工房を設け、オーガニックカフェとパンエ房も併設。

世界の権威を驚愕させた浄水器「エリクサー」を開発し、その水から世界初の微生物由来の新凝乳酵素を発見。

産学官共同研究により国際特許を取得する。0-1テストを使って多方面にわたる独自の商品開発を続ける。

現在、余市郡仁木町に居を移し、営農に励む毎日。

著書に『倭詩』『續 倭詩』がある。