アメリカ食は早死にする―ハンバーガー・フライドチキンはおやめなさい 船瀬 俊介 (著)

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アメリカ食は早死にする―ハンバーガー・フライドチキンはおやめなさい

日本人の「からだ」と「こころ」が壊れていく…

「和食」こそ超ヘルシー。アメリカに餌付けされた「食民地」ニッポン。

「アメリカに追いつけ、追い越せ!」これが敗戦国ニッポンのスローガンだ。

大国アメリカに完膚なきまでに打ちのめされ佇む焦土。そして、ふり仰ぐ目の前の巨大な戦勝国アメリカ・・・・。

それは、もまや日本人にとって鬼畜米英ではありえない。ただ熱い羨望と憧憬で望む超大国と化していた。

「撃ちてし止まむ」は「カムカム・エブリバディ!」、『百万人の英会話』にとって変わられた。

町では子どもたちが「ギミー・チョコレート!」とGIに競って手のひらを差し出す。

夜の街では夜の女が米軍将校にしなだれかかる。

いやはや、日本人の変わり身の早さには、ただただ呆れるばかり。そして、日本人の食生活も激変を始める。

その背景にはアメリカによる巧妙な罠があったのだ。

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それが極秘の「対日小麦戦略」だ。

「・・・・何千年と続いた米食民族の嗜好を根本から変える—-そのために、徹底したマーケティングが行われ、綿密なシナリオが書かれた。

実行に移す舞台が、飢餓状態の敗戦国ニッポンであり、司令塔はアメリカ大統領だったのである」

その政策は日本人に米を食わせるな、魚を食わせるな」であり、そのかわりに『パンを、肉を食わせる』

つまりアメリカ無しには、日本が食料自給さえできないようにする、露骨な餌付け作戦であった。

『米を食べるとバカになる』

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まず、狙われたのが学校給食。日本の子どもたちにパンを食わせ、牛乳を飲ませろ。

そうすれば、この子らは二O年後、確実に牛乳を飲み、パンを食べる大人になっているであろう。

そして「飢えた日本の子らを救え!」の呼びかけで送られた給食用小麦の無償供与。

その深謀遠慮を知らぬ日本の知識人たちは、アメリカのヒューマニズムに涙した。

さらに、裏から御用(誤用?)学者を繰って「米を食べるとバカになる」「大飯食らいのノータリン」「日本人は米を食ってたから負けた」などの放言をマスコミに流させた。

さらに、軽快な音楽でキッチンカーが全国を走り回り「粉食を食べましょう!」とキャンペーン。

とどめは巡回映画による洗脳作戦。きわめつけは「いたちっ子」という題名の映画。

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「町の子らはパン・牛乳給食ですくすく育った。しかし、山の子らは親が反対し、ご飯ばかり食べている。

栄養失調で異様におなかが膨れて、町の子は『ヤーイ、いたちっ子!』とはやしていじめた」

という恐るべきプロパガンダ映画。製作から上映まですべてアメリカが資金を提供していた。

しかし日本人は、そんな狡猾な悪意の背景には誰ひとり気づかなかった。

食の無知から連合赤軍惨劇ヘ

「食べまちがい」がとんでもない歴史的悲劇を引き起こすことがある。

連合赤軍で発生した連続リンチ虐殺事件が、その典型だ。

それは、まさに食の無知からひきおこされた。連合赤軍事件とは、一九七二年二月、浅間山荘に立てこもった過激派と警察との銃撃戦で発覚した。

一味が逮捕されたあと国民の心は束り付く。

彼らは山中のアジトに籠っている間に仲間を次々にリンチ虐殺する惨劇を繰り返していたのだ。

この戦傑の連結殺人は、革命思想の相違による仲間内での内ゲバ!と一般的に解釈されている。

それに「そうではない!を唱えたのが高名な栄養学者川島四郎博士だ。著書『まちがい栄養学』(新潮文庫)で「連合赤軍の暴虚と食物」について触れている。

「山の中に逃げ隠れしていた1OO日近い長い間は、彼らはいわゆる「まともな食物」を食べていない。

この不自然、不合理な食物の連鎖が、彼らの人身に影響してあのような異常な凶暴までにいたった・・・・」。

川島博士は、彼らの「買い出し出納帳」まで綿密にチェック。

そこには、パン、ミルク、コーヒー、缶詰、インスタントラーメン・・・・・などがズラリ

「生鮮食品とくに青野菜をまったく食べていない!」と川島博士は傍然。かれらが山に籠ったのはちょうど真冬で一面は雪に覆われ山菜もない。

カルシウム不足が凶暴化させた

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博士は彼らを連続リンチ殺人に追い込んだ原因は、ズバリ、カルシウム不足だと断定している。

とくに青野菜不足によるカルシウムの決定的欠乏。

「カルシウムは、哺乳類の神経系統に大きく影響する」「自然の精神安定剤の役目をするものなのである」と強調。

動物実験でもそれは明らかだ。カルシウムを十分に与えられたネズミは精神が安定していて穏やかだ。

しかし、カルシウムを抜いた食事を与え続けると凶暴になりお互いに噛み殺し合う、という。

まさに連合赤軍・のリンチ虐殺とまったくおなじ悲劇だ。

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