強い組織をつくる言葉…運命共同体

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池田 整治連載コラム

強い組織をつくる言葉…運命共同体

運命共同体と言う言葉は、今や日本では死語化しているかも知れません。

運命共同体を辞書で見ると「所属する人が、繁栄するときも衰亡するときも運命をともにする組織や団体」とあります。

平たく言えば、「家族の一員」という心の持ちようです。

夫婦でも会社やあらゆる組織でも、この運命共同体的な家族意識が強いほど、人間関係も深く温かくなり、組織も永続するでしょう。

◆江戸における家族意識

かっての江戸時代では「藩」とは呼ばず、尾張家や伊達家のように「家」が使われていました。

「藩」いう呼称は、明治維新で世界唯一の市民のパラダイスだった「江戸システム」を壊し奪った者たちが、自己正当化のために古くて悪い中世時代のイメージ化のために使ってきたのです。

実際の江戸時代は、家族皆兄弟という言葉もあるように、極めて心の繋がりのある社会だったと思います。

幕末に日本にやってきた「南蛮人」たちは、その手記や手紙等で、「世界唯一の市民のパラダイス社会」とまで評価しています。

そこでは、鬱病や自殺など縁のない、犬や猫など動物や植物までも含んだ心温まる思いやりのある市民生活が営まれていました。

◆明治維新の真相

このように国民の団結が強い国を支配し、土地や財産を奪うためには、まず、家という帰属意識を時代遅れと「洗脳」し、極端な「個人主義」を植え付けて、精神的に「孤独化」することがポイントとなります。

つまり、「歴史」と「家族」の繋がりを断つことです。

その上で不安、病気にして薬代等で儲けながら日本人という種を世代を経るごとに抹消化していくのです。

明治維新そして戦後のGHQによる占領政策は、まさに日本を永遠に植民地的支配に置くための、日本人の心の「分断孤立化」施策でした。

統計上だけでも毎年3万人の自殺者がでる現状を見るだけで、その日本社会破壊が成功していることがわかります。

悩んで自殺する動物などいません。江戸時代に、いじめで自殺する子どもなどいません。

ところが現代では、家庭内暴力に、荒れた学校、セクハラ・パワハラそして究極は、帰属意識を求めない「派遣社員制度」。

まさに、日本社会から運命共同体の言葉がなくなるはずです。

◆最後の砦・自衛隊では

こういう滅び行く日本社会において、「仕事上」この運命共同体意識を強化育成してきたのが自衛隊なのです。

災害派遣やPKO等の任務が与えられていないときの自衛隊の普段の仕事は、「教育訓練」です。

そこではその部隊の「任務」に基づき、1年間の練成「目標」が明示され、最終的に実行動でテスト、評価されます。

また、その客観的評価が、最終的には部隊だけでなく指揮官等個々の人事施策に反映されていきます。

例えば、陸上自衛隊の行動の基本組織である連隊戦闘団であるならば、「陣前に縦深100mの地雷原を要する3日準備の機械化大隊の防御陣地を攻撃できること」と示されます。

映画硫黄島で見るように、防御側は攻撃部隊を阻止・粉砕するために、地雷原や鉄条網とこれに連携したありとあらゆる小銃から大砲までの火力を準備しています。

攻撃側は、これらの防御側の火力などの妨害を効率的に制圧、除去しながら前進し、最終的には防御陣地を奪取しなければなりません。

規模の大きい陣取り合戦を想像して下さい。

敵陣地前の地雷原を突破するだけでも、先ず施設(工兵)中隊が人員用と戦車、車両用の通路を開設、つまり土に埋まっている様々な仕掛け地雷等を取り除くか破壊して、安全に通れるように道を造らなければなりません。

防御側はここぞとばかりに阻止の火力を集中発揮してその作業部隊の抹殺を図りますから、この敵の火力を先ず無力化しなければなりません。

そのためにあらゆる部隊との綿密な調整が必要です。自分の配下の特科(大砲)大隊の火力だけでなく、支援する攻撃ヘリコプターや航空自衛隊の対地支援戦闘爆撃機との細かい調整も起こってきます。

要するに、敵前で通路の開設作業する施設中隊の安全確保のために、戦闘団が一体となって援護しなければなりません。

施設中隊は攻撃部隊に先立ち、敵前で地雷原に通路を開設することが、絶対的な使命となります。

一方、攻撃する普通科や戦車部隊さらに火力で支援する特科部隊にしてみれば、この施設中隊の作業が成功しない限りは、攻撃前進もできません。

つまり、戦闘団そのものの任務達成ができません。

簡単に言えば、施設中隊の隊員の命を守ることが、戦闘団全員の命を守ることになるのです。

これは、戦闘の最先端の普通科中隊の一隊員、班長、小隊長、中隊長の関係でも言えます。また一戦車の車長、砲手、操縦者の関係でも言えます。

全てが文字通り、運命共同体なのです。

それ故、普段から部隊長のもと、家族的団結力の強い部隊ほど、厳しい環境下でも任務を達成できるのです。

混迷化させられている時代だからこそ、運命共同体という言霊を日本社会に復活させたいものです。

◆コロナワクチン洗脳の現状

さて、こういう観点からコロナパンデミックの実態を見るとき、明治から連綿と続けられている「日本人抹殺」の仕掛けに気が付かないでしょうか。

現在進行中のコロナ狂騒はズバリ、メディアによる新型コロナ恐怖洗脳です。

「ステイホーム」「ソーシャルディスタンス」で、否応なく社会から「分断」・「孤立」されます。

そして、一方的な新型コロナ恐怖の放送を見続けます。

そこには、治癒の根本原理であるNK細胞等による「免疫力」や「自然治癒力」の情報はないがしろにされます。

感染防止の手洗いにしても、ヒトは1000兆のウィルスやバクテリアと「共生」しており、皮膚には彼らによる感染防止の防護膜さえあり、彼らを体内から完全に排除してしまうとヒトも死ぬことは情報として流されません。

TVに出る医療従事者は、真面目に必死で情報を流しますが、薬で儲ける西洋医学しか知らない、免疫機能を知っていても番組では流せない「仕組み」を理解しておく必要があります。

風邪は寝て治す。コロナウィルスが原因の風邪に罹っても、生物でないウィルスを殺すワクチンや治療薬はありません。

今でも風邪を治す薬を発明したらノーベル賞だといわれるゆえんです。

NK細胞等による免疫力を高める「口養生」が治療の基本です。

味噌汁にごはん、魚に野菜の日本食。それでも死滅できないときに、「熱」で免疫機能を向上させるとともに、高熱でウィルスを殺す。熱はありがたい。

ところが、この熱を悪いものとして薬で抑えると、最悪ギランバレー症候群で死ぬこともあります。

今回のコロナ騒動の初期には、インドでの高齢者の回復者のインタビューがTVニュースで流れました。

「ただ何度かの高熱に寝ているだけで治りました」

もちろん、このような真実情報は、以降完璧に封印されて来ました。

彼らの目標は明確です。パンデミック恐怖を煽り、全人類にワクチンを接種、人口を5億人に削減するとともに、電脳支配・統制社会を構築する。

◆究極の運命共同体意識

情報先進国では、新型コロナの嘘がばれてきました。デンマークや英国等では、市民がマスクを外し、通常の社会生活に戻ってきています。

残念ながら、未だ完璧に彼らの軍事支配下にある日本では、その真実情報が流れるのは、彼らの支配が終わる時…。

日本人全員ワクチン接種という最悪の事態までに、意識改革は起こるのでしょうか。

希望はあります。量子力学が発達し、素粒子レベルでは、宇宙のあらゆるものが「ひとつ」に繋がっていることがわかりました。

宇宙はひとつ。愛の世界。究極の「宇宙運命共同体」なのです。良くなるも悪くなるも、その構成員のヒトの意識次第なのです。

約2700年前、戦いの中東から愛の国を再建するために、東への道を経て、この列島でヤマト(大いなる全てがひとつの世界)を築いた日本人。その歴史的使命の封印を解きましょう。

今こそ、究極の愛の「運命共同体」意識に目覚める時です。

その契機にアニメ『君と逢える約束の場所』の鑑賞をお薦めします。

私も1万年前の研究員ムルテ役で声優しています。

アニメ「君と逢える約束の場所」
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池田 整治

1955年3月22 日、愛媛県愛南町生まれ。作家。元全日本実業団空手道連盟理事長。東藝術倶楽部顧問。空手8段。

1973年、陸上自衛隊少年工科学校前期課程修了。防衛大学校入学。2008年、陸上自衛隊小平学校人事教育部長。2010年退官。最終階級は陸将補。

オウム真理教が山梨県上九一色村に作ったサティアンへの強制捜査に自衛官として唯一人同行支援した体験などから、「真実とは何か?」を独自に研究。

自衛官在任中時代に『マインドコントロール 日本人を騙し続ける支配者の真実』(ビジネス社)を出版、ロングセラーとなる。

北海道での単身赴任時代、万が一の場合、4人の子どもたちへ父の想いを残し伝えるためメルマガ『心のビタミン』を開始。

退官後、〝真実の語り部〟として情報発信を始める。現在もブログ、書籍、講演会などを通じて精力的に活動を続けている。

著書に『未だ占領下にある日本の是非を問う 日米地位協定を自衛隊元幹部が告発する』(コスモック出版)『1000年先の地球のために―「滅びの道」から「永久の道」へ』(ナチュラルスピリット)『マインドコントロール2 今そこにある情報汚染』『離間工作の罠 ~日本を分断する支配者の手口~』(以上、ビジネス社)、

今、知らなければいけない 重大な真実を語るメジャーな人々 東京・日比谷公会堂での講演からVol.1』(ヒカルランド)など共著も含めて20点以上。

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美し国 副代表

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