人間は、治るようにできている (長生きしたければ、薬を飲むな)  福田 稔 (著)

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人間は、治るようにできている (長生きしたければ、薬を飲むな)

医者が病気を治せないのは、医療のあり方が間違っているからだ!

爪もみ療法の創始者として知られ、自律神経を整え免疫を正常化し、難病を次々治している医者が、本来、人間の体は治るようにできて いると徹底検証。

病気を治す自力療法も紹介。

ピロリ菌の除去療法は大間違いの医療だ!

1970年代までの医学は、胃炎、胃潰瘍は典型的なストレス病であり、安静にして心身を休ませることが、なによりの薬になると考えていた。

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手術に至るのも、潰瘍が進んで、胃に穿孔をきたした場合であった。

ところが、胃潰瘍の胃酸説が出てきてストレス説は覆され、次いでヘリコバクター・ピロリ菌が発見されると、瞬く間に胃炎、胃潰瘍、さらには胃ガンに至るすべての原因を、一方的にピロリ菌に押しつける流れに入っていった。

こうして生み出されたのが、抗生物質によるピロリ菌の除去療法である。

日本でも2000年に胃・十二指腸潰瘍、2010年には早期胃ガンに対するピロリ菌除去が健康保険の適用となり、2013年には、さらに慢性胃炎へと保険適用枠が拡大。

発表を受けたマスコミが、「ようやく胃ガンを予防できる時代に入った」と、こぞって報道したのは記憶に新しい。

しかし、私はその風潮に異議を唱えざるをえない。ピロリ菌を目の敵にすること自体が、実は全く的外れな発想だからである。

なぜなら、ピロリ菌は人体には悪さをすることのない常在菌。その共存体制を整えてきたのが胃酸で、胃酸の分泌は自律神経が調整している。

胃酸は副交感神経が優位な状態で分泌され、交感神経が優位になると分泌が止まる。

つまり、ピロリ菌の活動性が高まるのは、交感神経が緊張して胃酸を作れずに、胃がアルカリ性に傾いたとき。

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そして交感神経を緊張させる原因は、過剰なストレスにある。

よって、胃炎、胃潰瘍、胃ガンの発症メカニズムは、いずれも昔のストレス説が大正解。

炎症から潰瘍、ガン化へと組織の損傷を進行させる犯人も、実はピロリ菌ではなくて、交感神経の緊張で過剰にふえてしまった顆粒球なのである。

ガンを予防するのは「免疫力」という万能のワクチン

2010年、子宮頸ガン予防ワクチンの接種がスタートした。

集団発生する伝染病でもないのに、国は費用を公費で負担すると表明。

思春期の娘を持つ母親から、「任意だというのに、自治体からも学校からも接種の案内が来て圧力を感じる」といった訴えが聞かれるほどの、入れ込みようだった。

ところが、ここにきて一躍注目され始めたのが、その副作用である。

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2013年6月、厚生労働省・厚生科学審議会の専門部会に、子宮頸ガンワクチンの接種後、原因不明の全身の痛みを訴えるケースが30例以上報告された。

未回復例もあったことから、厚労省は「希望者には公費による摂取を続けるが、全国の自治体に接種を呼びかけるのを中止するよう求める」と発表。

なんとも玉虫色の回答であるが、少なくとも、接種を受けさせたくない母親が余計なストレスを抱え込むような状況は、改善されそうな雰囲気にある。

しかし、副作用は二次的な問題であって、むしろ私は「ガンを予防するのに、なぜワクチンなのか?」と問いかけたい。

現代の医学は「子宮頸ガンの原因はヒトパピロマウイルスだから」というが、それでは答えになっていない。

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これまで公に口にしたことはないが、私は外科医をしているころから、子宮頸ガン以外の多くのガンに、ウイルスが関与している可能性がある、と考えてきた。

だからといって、ワクチンによる予防など、ただの一度も頭に浮かんだことはない。

例えば、すべてのガンの原因がヒトパピロマウイルスだとしたら、ワクチン接種にもいちおうの意味があるかもしれない。

しかし、それも考えにくい話であり、もしも将来、各臓器別の発ガン原因ウイルスを特定することができたとして、そのつど副作用のリスクを負いながらワクチン接種を重ねることを、よしとするのだろうか?

そう考えれば、子宮頸ガン予防ワクチンもまた、臓器別の医学がもたらした、まやかしの医療であることを理解できる。

そもそも私たちの体には、免疫力という万能のワクチンが備わっている。

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現代の医学は、その最も大事な免疫力の存在をいっさい無視しているから、ガンという慢性疾患に対し、ワクチン療法などという突拍子もない発想が出てくることになるのだ。

医学が本気でガンの撲滅を目指そうとするなら、免疫力を上げる医療を徹底的に追究しなければならない。

国が取り組むべき予防対策も、高価なワクチンを公費で打たせることではなくて、「私たちの体はすべてのガン、すべての病気を防ぐワクチンを作る能力を備えている。

それが免疫なんだ」と国民に教えていくことだろう。

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by ヨメレバ

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