高血圧を自分で治す最強極意 (減塩なし! 血圧を下げる食事 ポスター付録)
★「減塩」が高血圧を下げる答えではない!
医師が患者に指導し成果を上げている、減塩せずに「血圧を下げる」レシピを紹介。減塩しても血圧がなかなか下がらない人にぜひ読んでほしい1冊。
薬をやめて血圧が下がったケースや、医師が太鼓判を押すチョコレートやブドウジュースを使った降圧テクニックなど…
高血圧対策のこれまでの常識を覆すコンテンツを満載。
降圧剤をやめたら血圧が下がって正常化!幻覚が消え認知症まで改善し皆驚いた
東京都・56歳 Aさん
青黒かった手の指がキレイなピンク色に一変
現在89歳になる私の父は、昔から血圧が高く、40代から降圧剤を飲んでいました。それ以外はいたって元気で、80歳までテニスをしていたほどです。
そんな父も、83歳から認知症が始まり、週に2回ほどデイケアサービスを受けるようになりました。
そのころから、表情がかたくなって顔色は悪くなり、口数も減っていったのです。
また、薬を飲むことも嫌がるようになりました。そのころには、慢性膵炎や前立腺肥大症を患っていたので、5~6種類の薬を飲んでいたのです。
父は嫌がっても、介護する立場の母はきちんと飲ませようとして、いつも苦労していました。
ジュースに入れたり、あんこに包んだりして工夫しましたが、父は薬を探し当てて出してしまうのです。
その様子を見ていた私は、「もう高齢なんだし、好きにさせたほうがいいのでは」と思いました。
そして、母と相談し、かかりつけの医師に「薬を飲むのをやめます」とキッパリいったのです。
2年前、こうして父は、一切の薬を断ちました。すると意外にも、父の状態がいろいろと改善してきたのです。
まず、血色がよくなりました。手の指はいつも青黒く、爪の色も悪かったのですが、いつの間にかキレイなピンク色になりました。
手を触ってみると、「あれっ」と思わず声が出るほど温かく、驚きました。父はいつも手足が冷たかったのですが、血の巡りがよくなったようです。
体温も上がり、いつ測っても36.5~37度あります。
表情も変わりました。薬を飲んでいたときは、いつも顔をしかめて、イライラしていましたが、今は、上機嫌でニコニコと笑みがこぼれ、楽しそうです。
170mmHgもあった血圧が140mmHgで安定
断薬に際して、心配だったのは血圧でした。以前は、薬を飲んでいても、最大血圧が150~170mmHgもあったからです。
ところが、薬をやめたら、逆に血圧が下がったのです。今では、140mmHg前後で安定しています。
また、以前は、前立腺肥大症の薬を飲んでも尿の出が悪く、イライラしていました。それが薬をやめたら、尿がスムーズに出るようになったのです。
さらに、慢性膵炎の薬をやめても、痛みなどの症状は全く出ません。
なにより驚いたのは、薬をやめたら、認知症が改善してきたことです。以前は、あまりしゃべらず、たまに話す言業も単語だけでした。
それが、薬をやめてからは徐々に言葉が長くなり、今では短い文章を話せるようになったのです。
無理やり食べさせられていた食事も、自発的に楽しそうに食べるようになりました。
感情も豊かになって、「おいしい」「ありがとう」「キレイだね」という言葉を、頻繁に口にするのです。
幻覚もなくなったようです。
薬の影響だったのかはわかりませんが、以前は「屋根の上に誰かいる!」と叫んだり、同じ歌をくり返し歌ったりすることがありました。
そうした言動も、すっかりなくなっています。
思い切って薬をやめて、ほんとうによかったと思っています。父の健康状態が回復し、笑顔が戻ったことが、うれしくてたまりません。
脳への血流が復活し感情や言語機能が回復
サン松本クリニック院長 松本光正
私の患者さんにも、降圧剤をやめて健康になった人がたくさんいます。
高齢者が降圧剤を飲むと、血流の勢いが落ち、脳へ十分な血液が供給されなくなります。そのせいで、脳の機能低下が生じることがあるのです。
Aさんのお父様は、薬をやめたことで脳への血流が復活し、感情や言語機能が回復したのでしょう。
また、複数の化学薬品を飲むと体がストレスを感じ、体温が低下して、血流は悪くなります。
薬のストレスがなくなったことも、全身の血流を改善したと考えられます。
高血圧を自分で治す最強極意 (減塩なし! 血圧を下げる食事 ポスター付録) | ||||
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