がん死ゼロの革命 第4の医療《高周波ハイパーサーミア》のすべて 上部一馬(著)

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がん誘発の原因とその解決法を一挙公開! がん死ゼロの革命 第4の医療《高周波ハイパーサーミア》のすべて

がんで死ぬ時代に終止符を打つ 《驚異の温熱免疫療法機器ハイパーサーミア》とは何か⁉︎ その効果、そのメカニズム、その開発秘話 

医学界に蔓延する「手術、抗がん剤、放射線療法」の三大療法が 改められない限りがん死は増加の一途! 確実に治す《第四の医療》はすでにここに誕生していた!

ガン細胞は熱に弱い!

ガン治療が混迷を極めている。もし、あなたが大学病院、あるいは総合病院でガンと宣告されたなら、ほとんどの場合、抗ガン剤、放射線治療、手術、この三大療法の中からどれかを選択しなければならない。これが通常療法だからだ。

現代医療は日進月歩のはずだが、ガンや糖尿病、そして高血圧などの慢性病に対しては、実に旗色が悪い。

死因のトップにガンが君臨して、久しい。今や3人に1人がガンで亡くなり、2人に1人がガンにかかる時代になってしまった。

ガン=死というイメージが社会通念になってはいないだろうか。

ところが、40数年前、無名の電気技師が開発した高周波ラジオ波を使ったハイパーサーミアというガン治療器を使うと、ほとんど痛みを感じることなく、ガンを治せるというのだ。

現代医療が行うガン治療に対して、全国的に疑問を抱かせることになったケースは多い。

テレビの人気キャスターだった筑紫哲也は、肝臓ガンにかかって2年間闘病し、その死の間際にこう言い遺した。「自分の命を人に委ねるなかれ」と。

現代医療を信じて闘病した結果、死を迎えなければならないことになったことに対する後悔だろう。

そして、歌舞伎界の至宝、十八代目中村勘三郎は、食道ガンで闘病、公表からわずか5 か月で亡くなってしまった。

また数々の大記録を打ちたて、怪童と称された日本相撲協会の北の湖理事長は、肝臓ガンと多臓器不全を発症、62歳であっという間に亡くなった。

小林麻央さんは乳ガンを発症、2年半の闘病を続けたが2017年6月下旬、夫、市川海老蔵に見守られながら、34歳の若さで亡くなってしまった。

「愛している」の言葉を残して。これには多くの人が胸を痛めた。

何ゆえ、このように早く亡くなってしまうのだろうか?まさにガンは不治の病のようなイメージだ。ましてや“余命3か月”、“余命半年”と宣告されたなら、前途は絶望。

「自分はもう死ぬしかない」と誰しもが思ってしまう。その頭を駆け巡るのは“死”いう一文字以外になくなってしまうに違いない。

実は、ここにきて、前出の著名な人々が短期間で亡くなったのは、ガンによるものではなくその対症療法のせいで亡くなったという見解が声高に言われるようになってきた。

著名な医師の見解によれば「ガンは突然、暴れ出すが、命を奪うほどの急性疾患ではない。ガンが見つかり、仮に放置したとしても、1年以上は延命できる」というのだ。

現代医療が行う通常療法は、手術、抗ガン剤、放射線療法の三大療法であることは前述した。

この三大療法はいずれも体を侵襲し、その免疫力を著しく低下させる。そして、副作用によって全身が著しく悪化する。

この一見凶悪そうに見えるガン細胞だが、実は熱に弱いという弱点をもっていることが100年以上前からわかっていた。

天然痘やマラリア、インフルエンザなどの感染症で亡くなる人が多かった19世紀後半、こうした中にはガンにかかり、亡くなる人も少なからず存在していた。

連鎖球菌が体温を上昇させ、腫瘍を壊死させた!

1866年、ドイツ人の医師である、W・ブッシュのもとに大きな肉腫をもった患者が訪ねてきたことがあった。

ブッシュは、この患者を治療しているうちに、「丹毒」という溶血性連鎖球菌(溶連菌)が皮膚に感染した時に、丹毒が治ると同時にこの肉腫が治ることを発見したのだ。

当初、ブッシュは「この溶連菌が出す毒素が肉腫に効いたのかもしれない」と思った。

その後、いろんな感染症でガンにかかった症例を調べるうちに、「その際の高熱が腫瘍を縮小させた」という結論に至った。

感染症という災いがガンを消すという作用をもっていることがわかったのだ。この発見で一躍、ガンは熱に弱いらしいとの説が世界中を駆け巡ることとなった。

この作用の効果を決定づけたのが1900年ごろに開発された「コーリー・ワクチン」だ。

米国の外科医W・B・コーリーは、化膿性連鎖球菌に感染し、熱に浮かされたガン患者にでくわした。

もはや肉腫はどうにもならないほど化膿しており、誰の目にも助からないと思われた。

しかし、化膿性連鎖球菌の感染による熱が下がったら、肉腫が縮小しているという症例に遭遇したのだ。

当時はもちろん、抗ガン剤もなかった。そこで、これをヒントに連鎖球菌を培養した液体をガン患者に注射する療法を行ってみた。これが実に効いたのだ。

その後、この「コーリー・ワクチン」は、手術のできないガン患者に広く使われ、今日の抗ガン剤をしのぐほどの延命効果が得られ、好成績をあげることができていたというのだ。

まさしくこれこそ、今日行われている免疫療法のハシリではないか。

ちなみに健康保険が適用される注射剤「ピニバシール」は、溶血性連鎖球菌をペニシリンで処理し、毒素をなくした免疫賦活剤だ。

細菌やウイルスを異物として感知した免疫システムが熱を上げることで排除しようとする作用を応用したものだ。

こうしたワクチンが100年前に開発されていたというのだから、驚きだ。

ガン細胞に高周波をかけると、細胞内の温度が上昇、ガン細胞は壊死する!

本書で述べる高周波ハイパーサーミアは、ガン細胞が熱に弱いという特質を活かした新しいガン治療器である。こちらは、連鎖球菌などの細菌の力で体温を上昇させる代わりに、ラジオ波という物理的な力を使っている。

毎秒800万回振動、8メガヘルツのラジオ波をガン細胞に照射し、この振動でガン細胞に分子運動を起こし、細胞内を42℃から44℃に加温するというものだ。

ガン細胞は正常細胞に比べ、新生血管が未熟なのでこの熱を発散させられない。ここでたまった熱でガン細胞は壊死するというメカニズムだ。

ガン細胞は、遺伝子のコピーミスという異常下の環境で発生しているので、新生血管が十分に機能しないという弱点をもっていたわけだ。

正常細胞は副交感神経を使い、血管を拡張することで熱を発散し、42℃以下に保つことができる。

高周波ハイパーサーミアをガン細胞に照射するこの方法では、放射線療法のように正常細胞まで損傷してしまうという副作用が生じない。ここが最大の特徴である。

“副作用なしに、熱さも痛みも感じなく、ガン細胞を壊死できる”これこそは人類が待ち望んでいた夢の療法の誕生ではないだろうか?

しかも、高周波ハイパーサーミア治療器の金額は、数千億円もかけて作った施設で実施される重粒子線という数百億円もする装置による治療とは、桁が違う。

なんとその100分の1にも満たない金額である。

この機器を開発した電気技師とは、現・共和ハイパーサーミア㈱顧問、山本五郎氏のことだ。

「ハイパーサーミアは、30回、50回照射しても安全で効果が得られ、医師からは痛みの緩和、食欲増進、体力の回復、気分がよくなる、よく眠れるなどQOLの改善が多数報告されています。

治療時間は40分から60分ほどで済み、汗を多くかくので水分を補給しながらやっていただきますが、患者さんからはすっきりしたという声が多く聞かれています。

単独療法でガンを壊死させることができるほか、手術、抗ガン剤、放射線療法と併用しても、この三大療法の治療効果をさらに引き出すことができるのです。

各種ガンを42℃から44℃の熱で壊死させるのはもちろんのことですが、30センチの電極板で人の体を上下から挟み込みますので、ガンの患部周辺を39℃から41℃前後まで加温することができるのです」

山本はハイパーサーミアの特性に自信を見せた。

今日行われるガンの三大治療では、いずれも免疫力を低下させ、体力を失わせてしまう、その副作用が問題だ。

「ガン細胞の患部に温熱をかけるだけですので、逆にガンの患部周辺のNK細胞やマクロファージ、T細胞などの免疫細胞を活性化することができます。

ガン細胞を壊死に導くだけでなく、免疫力を高めるという、ダブル効果が得られるのです。医療現場では治療中にテレビを観たり、音楽を聞いたり、家族と話しながらやっていただけるのです」

山本は続けた。

これはまさに21世紀の革命的療法ではないだろうか。闘病という苦しいイメージを刷新、テレビや音楽を聴きながら治療を受けられるというのは、患者にとっては大変うれしいことである。


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