論より証拠!ガンをなおす「いずみの会式玄米菜食」 中山 武 (著)

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論より証拠!ガンをなおす「いずみの会式玄米菜食」

13年間の生存率94.8%!

末期がんを宣告された人も含めて700名のガン患者さんが元気で生きている。

抗ガン剤も放射線も使わず、食事の改善や心の改善などでガンを克服した論より証拠の実践例、今日から作れる玄米菜食献立例、「いずみの会式ガン対策」。

名古屋市のガン患者さんの会「いずみの会」は、二O一O年三月についに二O周年を迎えました。

私たちは発足当初から「心の改善」、「食事の改善」、「運動」などが最良のガン対策であると提唱してきました。

近年ようやく、「心のあり方」や「食事療法」が各方面で注目されるようになり、その流れは歓迎すべきもので、ようやく潮流が変わってきたと感じています。

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しかし最近、「いずみの会」を訪ねてこられるガン患者さんの中には、食事療法を失敗して「手遅れ」になった人が増えています。

以前は、抗ガン剤の使いすぎなどで「手遅れ」になった人が多かったのですが、最近はあきらかに違ってきています。

食事療法を失敗して「手遅れ」になったというのは、最低限は必要と思われる手術をも頭から拒否して、自分の好みにあった安易な食事療法をして、ガンを進行させてしまったケースす。

そうなってから、「いずみの会」のことを知って訪ねてこられるのです。

こういうケースが増えますと、「やっぱり食事療法は、ダメだ」という流れになり、また抗ガン剤や放射線治療にもどるという情勢になるのが心配です。

近年の風潮になっている「ガンの食事療法」は、食材に、赤身の魚・砂糖・果物・卵・ヨーグルトなどを使っており、これはよくないと思っています。「いずみの会」ではこれらは厳禁なのです。

また、食事療法の期間も半年から一年が多く、これでは短かすぎます。

「ガン体質」が変わるまで三年から五年はかかります。五年すぎても、元の食事にもどるとガンは簡単に再発するのです。

さらに、ガン患者さんには当然「個人差」があります。

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体質、症状、栄養状態は百人百様です。自分に合った食事療法をしなければなりません。ガン患者さんが、特定の食事療法の本を見て、一律に「この食事をすれば大丈夫」と考えるのは危険です。

そして、これが一番重要なのですが、「食事療法だけではガンを克服できない」ことも理解する必要があります。

恐怖心や不安感を強く持っていたり、心にストレスを抱えていたり、仕事などで過労の状態ですと、食事療法の効果は出ません。

食事をガラッと変えて、ガン体質を変えることは絶対に必要ですが、それ以上に大事なのは「心のあり方」です。

以上のことを、「いずみの会」の患者さんたちは油断なく実践してきたので、平均生存率九四・八%という高成績を残してこれたのです。

「いずみの会」の患者さんが実践した食事療法は「地味」で、「昔風」の献立です。

いわば主婦感覚の料理ですが、基本はきちんとおさえています。それで、3期~4期のガンも克服してきたのです。

Q)玄米菜食はなぜガンに効くのですか?

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A) なぜ「玄米菜食」がガンに効くのかといいますと、そこには単純な理由があります。玄米菜食は、ガン患者さんの「ガン体質を変える」からです。

つまり、「いままで食べすぎていたものを食べないで、あまり食べなかったものを食べ
て、ガン体質を変えた」からです。

食養内科の長岡由憲先生(同科部長・内科医)は「現代的偏食」と名づけて次のように警告しています(抜粋)。

・牛乳を水がわりに飲む人がいる。午乳の飲みすぎ。

・肉をたくさん食べる人が増えた。肉の過剰摂取は危険である。

・甘いものを食べすぎる人が多い。菓子類の食べすぎは砂糖や油のとりすぎになるので注意しなければならない。

・果物を食べすぎる傾向がある。健康によいということで食べているが、最近の果物は甘味が強いので、食べすぎると果糖のとりすぎになり、栄養のバランスを狂わせる。

・乳製品を食べすぎる人がいる。ヨーグルトを毎日食べる人はけっこう多い。ヨーグルトは牛乳で作ったものだ。

・油料理を食べすぎている。油料理は子供たちに人気がありよく食べられているが、最近、油の摂取量が全体として多くなり、過剰摂取が心配されている。

・アルコールの飲みすぎ、パンの食べすぎがある。

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ここに指摘されたものは、まさに過去の私たちが日常的に口にしてきたものばかりです。
これが偏食で、この偏食がガンを招いたのですから、こういう食べ物は一切やめて、これまであまり食べなかったものを食べれば、ガンの退縮につながるのです。

Q) ガンという病気は本当に治る病気なのでしょうか?

A) ガンは出たり引っ込んだりする病気で、何年後でも油断をすれば再発(転移)しやすい病気です。

その意味では、「治る」とか「治癒」とか「完治」という言葉はあてはまらないでしょう。

私もじつは長年「治す」という言葉を著書などで使っていました。しかし、現代医療での「治す、治る」が意味するところは、局部的・一時的に抑える(治める)という応急処置でしかありません。

私たちが提唱している「ガン体質や気質の転換」にはふさわしくない言葉と考えるようになりました。

むしろ、同じ発音の「直る、直す」のほうがあてはまります。

そこで今は、「直す」と書いたほうが適切だと思っています。それは「ガンは治す病気ではなく、患者さんの生活自体を直していかなくてはならない病気だ」と考えるからです。

直すとは、正しくすることです。

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