知性を再構築せよ! 嘘だらけ現代世界 船瀬 俊介 (著), ベンジャミン・フルフォード (著), 宮城ジョージ (著)

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知性を再構築せよ! 嘘だらけ現代世界

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フルフォード これは僕が最近知ったことですが、2013年12月5日に95歳で亡くなったとされているネルソン・マンデラは、実はその20年以上も前に刑務所で死んだそうです。

マンデラ氏は、南アフリカの「アパルトヘイト(人種隔離)政策」を撤廃へと導き、同国の真実和解委員会(Truthand Reconciliation Commission)の発足も指揮した人物ですが、確かにその当時の写真と、後のマンデラは全く別人としか思えない。

宮城 影武者が使われたということですか。

船瀬 それもまたすごい話だ! クリント・イーストウッド監督のマンデラ映画「インビスタス/負けざる者たち』を観たけどね……。

『戦争は奴らが作っている!』でも、プーチンの影武者が3人はいるとベンジャミンが言っていたよね。耳の形が3人とも違う。

それにしても『戦争は奴らが作っている!』はすごい本だな。俺が参加しているのが信じられなしぐらい。自分が出ているのに、おもしろい、おもしろいと思って読んだよ(笑)。

宮城 同じ気持ちです。

フルフォード 現場に足を迎ぶのは今の時代でも大事です。ネットで意見を書く人はいくらでもいるけれど、プーチンの影武者の情報は、実際にロシアの警備会社の社長、いわゆるオリガルヒ(ロシアの富裕層) や要人を守る会社の社長から聞いた話でした。

要するに、実際の世界で動かないと、ネットにない情報は手に入らないのです。今、新聞記者の数が減っているから、実際に足を運んでこういう情報を取ることができる人が足りなくなっているのです。

船瀬 取材をしないものね。日本のマスコミは、完全に死んだね。記者クラブ頼りで、自分で取材、調査しない。

それを知らずに新聞を取ったり、テレビを観たりしている国民も同じアホウだ。

フルフォード みんなネットで検察するだけです。

宮城 僕はきのうまで1カ月ぐらいブラジルに行っていました。観光も兼ねていたのですが、実際にジカウイルスについて調べてきました。

『戦争は奴らが作っている!』でもジカウイルスについて書いているのですが、なぜジカウイルスについて調べに行ったかというと、日本にいるときにすごく不思議だと思ったからです。

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今、僕にはフェイスブック上に1000人ぐらいの友達がいて、そのうちの300人ぐらいがブラジル人なのですが、誰ひとりとしてジカウイルスのことを投稿していません。

たとえば、実際に自分の周りにかかった人がいるとか、自分がかかったとか、そういった情報が何も出てこない。それで現場に実際に見に行ったのです。

最初、ブラジル最大の都市サンパウロに着いて、そこにも友達が何人かいるので聞いてみたのですが、自分の友達や親戚がジカウイルスに感染したと言う人はいないのです。

その後、全部で5つの州を回りました。ブラジルは国土がすごく広くて、日本の23倍もある国ですが、8都市ぐらい回った。

いくつかの病院にも行って、「おたくにジカウイルスの感染者はいませんか?」と聞いたのだけど、みんな「いません」の一言です。

フェイスブックにジカウイルスのことを誰も投稿しないことをおかしいとは思っていたのですが、ベンジャミンが言ったように、実際に現場を見る、足を運ぶということがやっばり大事だと思います。

実際に見に行ったら、本当に何も出てこないのです。

船瀬 幻のウイルス、新たな幻の生物兵器だよ。しかし、日本のメディアは洗脳情報を相変わらず垂れ流し……。

フルフォード ロックフェラー財団がジカウイルスを販売しているサイトがあります。これは『戦争は奴らが作っている!』でも紹介しました。

こういうことをやっているのには何か裏がある。僕の推測だと、「オリンピック利権をよこせ。そうしないとお客さんを来なくさせるぞ」という脅しじゃないかと思っている。

あくまで推測ですが。

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船瀬 それはありえるね。オリンピックは巨大な利権の山、宝の山だ。豊洲市場スキャンダルでも、その一端が噴出した。

宮城 ベンジャミンの予測は合っていると思います。というのは、実際に現地に着いたら、突然、リオ州がデフォルト宣言をしたのです。

そうしたら現地のマスコミは、州が財政破綻しているので、公務員の給料が末払いだと報道を始めた。

船瀬 リオ・オリンピックでは「ウェルカム・トゥ・ヘル」と、空港で警官たちがやっていたね「給料をもらってないから我々は何もやらない」。だから「地獄にようこそ!」。

宮城 実際にリオに行って何人かの警察官に話を聞いたら、確かに2カ月ぐらい給料はもらってないと言っていました。

現地のテレビでも、警察官がストライキを起こしたから、リオに行くのはすごく危ないと言われていたのですが、実際に行ったら、州警察の警察官が普通に働いていました。

特に治安の問題もなく、僕は普通に観光できたので、これはお客さんを来させないキャンペーンだったのではないかと思いました。

船瀬 「ウェルカム・トゥ・ヘル」も、キャンペーンの一種だったのかな?

宮城 おそらくクライシスアクターが使われたのではないかと思います。

船瀬 なるほど、裏の裏には裏だね……。マスコミが動くときは、必ずクライシスアクターが絡んでいる。

フルフォード ブラジルがロシアと組んでいることをよく思っていない北米の人たちがいたのでしょう。それでブラジルをいじめるようなキャンペーンをやっているのではないか。

宮城 それも1つの理由だと思います。

船瀬 やっぱりBRICSいじめか。マスコミ情報は裏を読むしかないナ……。

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