食品表示をしっかり見てください!あなたは知らずに味の素(MSG)をこんなにも摂取している!
うま味はグルタミン酸(薬)であるが、味の素ではグルタミン酸ナトリウム(毒)のことである(両者は似て非なるもの)!
【調味料(アミノ酸等)】の表示は、主としてこのグルタミン酸ナトリウム(MSG)のことを指す。この詐欺的な表示のことをまず知ってください!
米国では「味の素(グルタミン酸ナトリウム添加食品)」はすべて「MSG」と表記することが義務付けられた(2017年)
MSGとは、MonoSodiumL-Glutamate(MSG)のこと!MSGは摂取してはいけない!これが、世界の常識!このMSGの危険性を、日本のマスメディアではスポンサーへの配慮から一切報道しない!
よって、知らぬは日本人ばかり!
第1章 正体は、脳を破壊する神経毒です!ーーアミノ酸でなくグルタミン酸のナトリウム化合物
オリンピック選手村で出したらアウト!味の素=〝アミノ酸〟は虚偽CM
味の素といえば〝アミノ酸〟と思っている人がほとんどでしょう。
なぜなら味の素社が「味の素は、アミノ酸」と大々的にCMしているからです。
屋外広告でも「味の素はアミノ酸」と、堂々とうたっています。(図2、3、4)
だから、味の素イコール〝アミノ酸〟と信じてしまう。それも当然です。
これは、じつに悪質な虚偽CMであり偽キャンペーンです。
大企業だからといって、これほど大々的な不当表示は、許されるものではありません。味の素は化学的には「グルタミン酸ナトリウム」です。
グルタミン酸は、アミノ酸です。しかし、味の素は、それがナトリウムという「金属」と「化合」している。
つまり、グルタミン酸の金属化合物。それが、味の素の「正体」です。
■アミノ酸:グルタミン酸
■味の素(MSG) :グルタミン酸+ナトリウム(金属)
だから、グルタミン酸とグルタミン酸ナトリウムは、まったく異なる物質です。
しかし、味の素社は、グルタミン酸の金属化合物を、〝アミノ酸〟と言い張っている。
これは、子どもにでも、すぐバレる苦しいウソです。
ちなみに、海外では味の素というよりMSGと呼ばれます。
グルタミン酸ナトリウムの英語名を短縮してMSGと略称しているのです。
海外の人々が「味の素社がMSGを〝アミノ酸〟と言い張って、宣伝CMしている」と知ったら「オー・マイ・ガー!」とびっくり仰天するはずです。
残存MSGが毒性を発揮
味の素社は「味の素を料理に使うとグルタミン酸の味がする。だから、アミノ酸だ」と言い張ります。
なるほど、味の素(MSG)をお湯に溶かすとグルタミン酸の味もします。
グルタミン酸ナトリウムの一部がお湯の中で、グルタミン酸とナトリウムに遊離したからです。これを、化学の専門用語で「解離」といいます。
このとき、MSGから一部「解離」したグルタミン酸の味を出しているのです。
「解離」とは、次のような現象です。
「ーー分子などが、分離し、より小さい分子やイオンを生じ科事典』要約)
水溶液などにグルタミン酸ナトリウムを入れると一部が「解離」してグルタミン酸とナトリウムの二種類のイオンに分かれます。
しかし、グルタミン酸ナトリウム(MSG)の、多くは「解離」せず、そのまま残っています。
内外のMSGを用いた実験で、数多くの毒性を発揮しているのが、その証拠です。
MSGが、溶液ですべてグルタミン酸に「解離」するなら、このような多様な有害性を発揮することもありえません。
溶液中にグルタミン酸金属化合物(MSG)は多量に残存します。
それが、本書で指摘する、さまざまな毒性を発揮するのです。
味の素社は、残存MSGも毒性もまったく認めない。これは、あまりに非科学的です。
化学物質グルタミン酸ナトリウムを、〝アミノ酸〟と言いつのるのは悪質な詐術です。
MSGは一〇〇倍も溶ける!
「……グルタミン酸とグルタミン酸ナトリウムは異質の物質である。なのに学者ですら両者を混同している」(安部司氏)
安部氏は著名な食品評論家(加工食品診断士協会代表理事) です。その彼が、専門家の立場で、味の素を解析しています。
「・・・マスコミや大学教授でも混同、同一化している。天然に存在するのはグルタミン酸であり、明治維新の頃、ヨーロッパに小麦グルテンの中に発見された。池田菊苗博土は、昆布のうま味がグルタミン酸であることを発見した。百舌を尽くしても、この両者の違いを理解してもらうには難しいので、市販のMSGを利用したインスタントだしを構成するMSGを、同量のグルタミン酸に置き換えてサンプルを作った」
A :グルタミン酸 B:グルタミン酸ナトリウム(MSG)
その比較実験は、面白い。(図5)
グルタミン酸ナトリウムがグルタミン酸の約一〇〇倍も溶けている!
「*Naという化学物質に変えることで、一〇〇倍の溶解性を持つ→うま味の強さ」(安部氏)
つまりMSGは、不自然に、いくらでも水溶液に溶ける。
それだけ、毒性も高まるわけです。
「……参考までに、『酸味料』として、ポピュラーなクエン酸と、中和されたクエン酸ナトリウムをテイスティングしてください。〇〇酸と化学反応で中和した〇〇酸Naは、まった〝別の物質〟です。味に大きな違いがある」(安部氏)
海外では「No! MSG」の看板
海外に行くと中華料理店などに「No! MSG」という標記をよく見ます。これは、化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)を使用していません—ーというサイン。
海外では、グルタミン酸ナトリウム(MSG)には、神経毒性があることが、広く知られています。それは、中華料理店症候群(チニイニーズレストラン・シンドローム:CRS)として、ポピュラーです。
中華料理店で食事をした人が、シビレや頭痛におそわれる。胸苦しくなる。こんな発作を起こす人が続出したのです。(52ページ参照)
はじめは、なんともミステリアスな症状でした。ただ、これら症状に共通するのは、中華料理店で発症するという点。
そこで、中華料理店症候群というユニークな病名が冠せられたわけです。
これは味の素(MSG)の神経毒性が、広く知られるようになった社会現象です。とくに、CRS神経症状を訴えたのは白人です。人種的に白人がいちばんMSGに過敏で、ついで黄色人種、それから黒人と感受性には人種的特性があるそううです。
白人のインテリゲンチャが「No! MSG」と過敏になるのも根拠があったのです。
(中略)
MSGは神経毒物、世界の脳生理学界の常識です
食物に神経毒物を添加とは!
「グルタミン酸ナトリウム(MSG)は、神経毒物である」
これは世界の脳生理学界では、常識なのです。MSGといえば「ニューロ・トクシン」(神経興奮毒物) と、迷わず返ってきます。
それは、もはや議論の余地はありません。後述のように、数多くの実験・研究でその毒性は証明されています。
だから、味の素社のように、食品にMSGを添加することは、「食品に〝毒物〟を添加していることと同じ」なのです。ここまで、読んでも、「味の素が〝毒物〟なんてウソだろ?」と、信じられない人がほとんどでしょう。
その具体的な証拠を、これからあげていきましょう。
医薬品添付文書も「副作用」で警告
■『医薬品添付文書」:「副作用:しびれ感、頭痛、悪心、おう吐、胸部不快感、顔面のつっぱり感……」(図6)
「医薬品添付文書」とは、厚労省が薬機法で義務づけた公式文書です。
医薬品の副作用を「警告」「注意」することを目的として作成・添付が、製薬会社などに義務づけられています。
味の素(MSG)が医薬品……!?
意外に思われるかもしれません。
じつはグルタミン酸ナトリウムは、医薬品としても用いられています。適応症は「高アンモニア血症」。
「肝臓障害」があると血液中にアンモニアがたまります。これが「高アンモニア血症」です。
アンモニアが脳などに移行すると、意識障害や運動障害などを引き起こします。
これが肝性脳症で、肝硬変や激症肝炎の重要な合併症として現れます。
そのような患者に、グルタミン酸ナトリウム(MSG)を投与するとアンモニア値が抑制されるのです。
ただし、MSGには次のような副作用(毒性)があることを、「添付文書」は警告しているのです。
「a 精神神経系:しびれ感、顔面のつっばり感、熱感、頭痛など」「b 消化器:悪心、嘔吐など」「c その他、心悸高進(ドキドキ)、胸部不快感が現れる」
これは、後述の中華料理店症候群の発作症状そのものです。
MSGの神経毒性が、このような発作として、中華料理店の客をおそったのです。
脳にたいして覚せい作用あり
注目すべきはMSGの「作用」です。
「b 覚せい作用:ネコの皮質脳波は、五〇~一〇〇mg/体重kg静注により覚せい波およ
び速波が出現」「中枢に対し覚せい的に作用すると思われる」というくだり。
覚せい作用とは「中枢神経興奮作用」のこと。MSG投与で猫の脳波に覚せい波や速波
が出現した……ということは、脳中枢が〝興奮〟していることを意味します。
この覚せい作用を引き起こす物質が覚せい剤です。
それには広義と狭義があります。前者は、脳に興奮作用を起こす薬剤全般を指し、後者は、中毒性の強い違法薬剤アンフェタミン類を指します。
それは「脳神経系に作用して一時的に活性化させる。覚せい剤精神病と呼ばれる中毒症状を起こすことがある」「他の定義では精神刺激薬を指す」(ウィキペディア百科事典)
味の素(MSG)には、これらと同等の覚せい作用(精神刺激作用)がある、と「医薬品添付文書」は解説しているのです。