国際医療マフィアは人間の生き血を啜る。
それが金融マフィアの裏の顔。患者の命を弄び「薬」と称して「死」を売り捌く。「医療」と称して大量殺戮に手を染める―。
「患者の命は金の成る木」とばかりに、患者が死ぬ前にあるだけ搾り取ることに血道を上げる現代医療の倒錯がいかにして生まれたのか。
「病人が足りなければ病人を作れ」とばかりに、検診ビジネス、ワクチン(予防接種)ビジネスに邁進する現在の体制を陰で操っているのは誰か。
人殺し医療?何をいってるんだ
そうおもって本書を手に取ったならば、とりあえず、以下の文章をよんでほしい。
・アメリカではハーブ(薬草)のレシピや使用方法をインターネットに掲載するだけで違法となる
・アメリカの多くでは「漢方」の多くは違法ドラッグとして扱われている。
・現代医学では「適度な日光浴は健康にいい」というだけで「頭のいかれた医者」というレッテルが貼られる。
・巨大製薬メーカーは、医薬品ではなく、ウィルスを製造して、世界中でばら撒いている。そして、そのウィルスに効く治療薬で儲けている。
・アメリカで最も平均寿命の短い職業は医師。56歳と短命。
・病院で治療を受けると寿命が短くなる。
・先進国の死因第一位は、がん、心臓疾患、脳梗塞、肺炎ではない。
・現代医療は病人が増えるほど儲かる。人を殺すほど儲かる。
・すべて「事実」である。信じられないというならば本文で確認してほしい。
アメリカで最も多い死因は?
医原病をご存知だろか?
おそらく知っている人は、皆無だろう。当然である。
そもそも日本の医療関係者が「医原病」について語ることは、まずありえない。
全米1位の死因は何か?
そう問われたら、たいていの人は、すぐさま「がん」を挙げるだろう。あとは心臓疾患、脳梗塞のいずれか。
アメリカに限らず先進国では、や自然死が減って、がん、心臓疾患、脳梗塞が三大死因となる。
それが一般的な「常識」であろう。そうして、私たちは騙されてきた。
なぜなら全米1位の死因は「医原病」だからである。最新のデータ(2004年アメリカ)によれば医原病による死者数は、年間78万3936人。
第2位の心臓疾患が69万人9697人、がんが55万3251人で第3位となっている。
この調査を結果は決していい加減なものではなく、アメリカで30年以上のキャリアを持つニューヨーク州NPO法人「アメリカ栄養研究所」の創立者であるゲーリー・ヌル博士の調査によるものだ。
医原病とは何か。ウィキペディアには、こう記されている。
「医療行為が原因で生ずる疾患のこと。医源病、医原性疾患も同義」
病院で治療を受けた結果、それが原因となって症状を悪化させて死亡したという意味となる。
院内感染や投薬ミスなどの医療過誤、診断や処置を間違えるなどの医療ミス、医療関係者の技術的落ち度からくる医療事故、他にも薬害、医薬品の副作用、医療器具の不具合なども含まれる。
まどろっこしい言い方はやめよう。アメリカ最大の死因は「医者」なのである。
薬害エイズ事件の深い闇
1980年代にかけ、加熱殺菌処理をしてない輸入血液製剤によって、血友病患者1800人以上が「エイズ」(ヒト後天性免疫不全症候群)、HIV(ヒト免疫不全ウィルス)に感染した事件のことである。
全血友病患者のうち4割の人が感染、600人以上が亡くなるという実に痛ましい事件だった。
血友病は血液が凝固しない遺伝子病で、ちょっとした出血、たとえば鼻血などでも命に関わる。その命をつなぐ薬で命を奪われたのである。
患者本人のみならず家族までどれほど苦しめたことか。感染を苦に自殺した人も少なかったぐらいだ。
この事件が大きな社会問題となったのは、製造、販売した医薬品メーカー、その医薬品を許可した厚生省(現厚労省)、薬の使用を勧めた医師たちが「汚染」を知っていたことにあった。
知っていながら、何の対処も行わなかった。この呆れた実態に世間は激怒したのである。
まず、日本に輸出した外国メーカーは、エイズウィルスに汚染されている可能性を熟知していた。
彼らは欧米向けにウィルスを殺菌処理した加熱製剤へと切り替えておきながら、汚染で売れ残った非加熱製剤を日本で売りさばいたのだ。
販売を担当するメーカーはそれを十分承知したうえで輸入していた。
国民の安全のために水際で阻止する役目を担っているはずの厚生省も、あっさりスピード認可した。
医師たちは医師たちで「在庫一掃」と患者に服用するよう積極的に勧めた。
しかも厚生省が危険な非加熱製剤を認可し、安全な加熱製剤を締めだしてきたのは加熱製剤の開発に手間取っていた国内メーカーの救済のためだった。
実際、許認可権を持つ厚生省の役人、治験を担当した医師たちに製薬メーカーから賄賂が飛び交っていたという。
ここまでくれば「医原病」というより大量殺人事件といいたくなろう。
薬害エイズは、「死を処方する医師」たちによって引き起こされた。
それは「病を処方する闇の医師」が実在している現実を私たちに突きつける。
闇の支配者と戦うジャーナリストが次なる戦場に定めたのは「医療」だった!
本書は現代の医療システムが国際医療マフィアに支配されるようになった経緯と実態を克明に明らかにする。
「患者の命は金の成る木」とばかりに、患者が死ぬ前にあるだけ搾り取ることに血道を上げる現代医療の倒錯がいかにして生まれたのか。
「病人が足りなければ病人を作れ」とばかりに、検診ビジネス、ワクチン(予防接種)ビジネスに邁進する現在の体制を陰で操っているのは誰か。
現代医療システムの闇をえぐる傑作ノンフィクション。
人殺し医療 マフィアが支配する現代メディカル・システム | ||||
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