人が病む『人工音』から、人を癒す『自然音』へ!

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船瀬俊介連載コラム

マスコミのタブー200連発〈125〉

量子力学が証明した!「魂」と「転生」の神秘

「スピーカー革命」人工音から自然音へ!

『スピーカー革命』――という本を書いた。副題は「人が病む『人工音』から、人を癒す『自然音』へ!」

これは、私の『波動医学』シリーズ第四弾にあたる。

タイトルで、分かるように「『人工音』と『自然音』の対比から生命の神秘に迫る」内容だ。

『波動医学』の前作は『なぜ中国は認知症に「音響チェア」を導入したのか?』(徳間書店)だ(写真A)。

これは、『波動医学』の具体的実践編だ。

中国、習近平政権は、2019年、全国人民代表大会(全人代)で、同国の認知症治療に「音響チェア」採用を、正式決定した(写真B)。

この音響療法は、波動医学の代表的療法である。

すでに、2500年前、ギリシャの哲学者で数学者でもあったピタゴラスが「『音』は病気を治す」と喝破している。

古代ギリシャの哲人ですら「音響医学」を科学的に解明していたのだ。

本書イントロダクションは、音響療法の神秘に読者をいざなうだろう。

まず――。

「自然音」と「人工音」の違いである。

それを、決定づけるのが「倍音」の存在だ。ピタゴラスは、自然界の音が、人間の精神や身体を癒す……と断言している。

それは、せせらぎの音、鳥のさえずり、木の葉を揺らす風の音……などである。

われわれ、現代人は、テレビやラジオで、さまざまな音を聞いている。

それらは、「人工音」である。では、ギリシャの数学者が「病気を癒す」という「自然音」と、どこが異なるのだろうか?

スピーカー「音源」「波形」「倍音」

現代のスピーカー技術には、三つの限界がある。

⑴ デジタル音源:C D が典型的だ。具体的には20㎐( ヘルツ)以下の低周波と、2万2000㎐以上の高周波をカットしている。

人間の可聴域以外だから、録音しても無駄だと考えたのだ。これが、まさに人間の浅知恵だった。それが、現在のCD凋落を招いているのだ。

「音響療法」で治療効果を発揮するのは、じつは可聴域外の周波数なのだ(表C)。

⑵デジタル波形:アナログ音は、音波の波形を、電波の波形で再現している。

これにたいして、デジタル波形は、ギザギザ階段状だ(表D)。

これは、音波を……〇一〇〇一一……と二進法に変換して送信するためだ。CDサウンドは、じつにクリアだが、聞いているとなぜか、疲れる。

それは、自然界に存在しない「人工音」だからだ。

⑶振動板:これらデジタルの音源、波形情報にもとづき、スピーカーは振動板を震わせ、音を再生している。

しかし、それは、生演奏とは、どこか異なる。なぜだろう?

それこそが、自然な「倍音」の有無なのである。

「……楽器などの音を正弦波(サインウェーブ)成分の集合に分解すると、元の音と同じ高さの『波』の他に、その(整数倍の)『倍音』が、多数あらわれる。それは、理論的には無限個数である」(『ウィキペディア百科事典』)(写真E)

この「倍音」効果―― は、まさに、現代の音響工学の最大盲点だった。

オーディオ業界は、自然な原音を忠実に再生することに腐心している。しかし、専門家向けのスピーカー解説書を読んでも、「倍音」という用語は登場してこない。不思議である。

まさに、「倍音」効果こそ、音響工学のなかでも、最大盲点となっているのだ。

精神、肉体を癒す「倍音」の神秘

波動療法で用いられる「音響チェア」は、「倍音」効果を実現した希有な例だろう。

その原理は、じつにシンプルだ。「音響チェア」は背中に当たる部分に七個のスピーカーを装備している。

そこに流される音源はCDやDVD音源である。むろん、これらはデジタル音源である。

そこで、発明者の西堀貞夫氏は、コロンブスの卵的な発想を加えている。

これら七個のスピーカー前面に中空ストローファイバーの「網構造体」を設置しているのだ(写真F)。

すると、スピーカーから発せられた「人工音」は、この空洞の中で、「倍音」を生じる。それは、さらに二倍音、三倍音、四倍音……と整数倍の「倍音」を無限大に生成していく。

まさに、この中空ストロー構造により、「自然音」と同様の「倍音」が生成されるのだ。

同じ原理を採用したのがパイプオルガンである。 

つまり、同じスピーカー音でも、その「倍音」生成装置の有無によって、まったく、その音響効果は、変わってしまう。

これが、『スピーカー革命』の骨子である。

「『自然音』には病気を癒す効果がある」(ピタゴラス)

鳥のさえずりや、川のせせらぎの音には、数万、数十万㎐の「倍音」が含まれている。これら、高周波が病気を治し、生命を癒すのだ。

すると、音響専門家から、異論が来るだろう。

「そんな高い高周波は、人間の耳では聴き取れませんよ」

彼らは、可聴域のロジックにとらわれているのだ。

近年、驚愕的な研究結果が発表された。

それは、東北大学研究チームによる発見だ。つまり、人体を構成するすべての細胞に、「『音』を感知する〝アンテナ〟の存在が確認された」(写真G)。

つまり、人体は「耳」だけでなく全身の「細胞」でも「音」を聴いている……。

ピタゴラスが主張する「音」の「治療」効果は、まさに、全身の細胞で聴く「音」にこそ、存在するのだ。

それは、いうまでもなく、「耳」の可聴域をはるかに超えた、「倍音」に満たされた「自然音」なのである。

「自然音」神秘の芸術!クラドニ図形

だから、「倍音」の有無が、「人工音」と「自然音」を決定的に分ける。

「自然音」の波動こそ、まさに宇宙の響きである。

その意味で、「自然音」には「宇宙」(神)の見えざる意志がこめられている。

自然は芸術家だ……という。

まさに、「自然音」の響きは、驚嘆する〝アート〟を描き出す。それが「クラドニ図形」だ。

それは、息を飲む紋様を、描き出す。

地上のどんなアーティストさえ、足下にも及ばぬほどだ(写真H)。

プレート上に砂を置いて、音で振動させる。すると、そこに眼を見張る図形が出現する。それは、水を張った水盤でも同様の図形が出現する(写真I)。

18世紀の終わりごろ、自然学者エルンスト・クラドニ( 1 7 5 6 ~1827年)が、発見した〝波動の神秘〟である。

それは、後の研究者たちに引き継がれた。

水面の波動にも、周波数ごとに、独特の図形が出現することが、解明されている。

さらに、驚嘆するのは、これら音響周波数が、各々、生命の形態を決定づけていたことだ。

これは、「生命は波動で生まれている」……ことの決定的な証拠である。

そして、個々の生命体、さらには、個々の器官、組織、細胞も、各々固有の周波数で〝振動〟している。

たとえば、特定周波数で、見事に亀の甲羅模様が出現する。

これは、亀の甲羅が、その周波数で形成されたことの証しだ(写真J )。

それこそが、生命現象をつかさどるソルフェジオ周波数(※1)なのだ。

そして――。

生命の発生も、治癒も、再生も……すべては、これら固有周波数が決定している。

この波動生理学を理解しないと、生命の神秘は、まったく理解できない。

そして、生理学どころか現代医学に、致命的に欠落していたのが、〝波動〟の概念なのだ。まさに、〝波動〟理論なき生理学・医学は、赤子レベルである。

「波動生理学」の理論なき医学は、稚戯にも等しい。

※1 ソルフェジオ周波数:癒し効果があるとされる、528Hzをはじめとする特定の周波数。

「すべては波動である。物質は存在しない」

さて――。

これまでは、序論である。これからが本論だ。

波動医学の根幹をなす理論がある。

それが、マックス・プランクの理論だ(写真K)。

彼は、〝量子力学の父〟と称えられ、ノーベル物理学賞を受賞している。

――宇宙の存在は、
  すべては波動である。
  いかなる物質も、存在しない――

これが、量子力学の根本理論なのだ。

「いかなる物質も、存在しない」という事実に、あなたは驚愕するはずだ。

そもそも、量子力学とは、いったい何だろう?

日本にも、その研究団体が存在する。「日本量子研究財団」である(※2)。同団体の量子力学の理解は、私の理解と合致する。

「……量子物理学は、一九三〇年頃、スェーデンのストックホルム大学を中心に提唱された物理学です。

従来の物質を構成する分子や原子、また、原子核を構成する中性子や陽子などの振動によって発生するクウォークやニュートリノなどの超微細の量子の物性を研究する物理学です」(同財団HPより)

これまでの粒子物理学は、陽子、中性子などを物質の最小単位と考えてきた。

しかし、これらはさらに微小な量子で構成されていることが、わかってきた(図L)。

つまり、それまでのアインシュタイン理論を、さらに超えた物理学なのだ。

「幽体」「霊体」の存在を認める・・・

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船瀬俊介 (ふなせ しゅんすけ)地球環境問題評論家

著作 『買ってはいけない!』シリーズ200万部ベストセラー 九州大学理学部を経て、早稲田大学社会学科を卒業後、日本消費者連盟に参加。

『消費者レポート』 などの編集等を担当する。また日米学生会議の日本代表として訪米、米消費者連盟(CU)と交流。

独立後は、医、食、住、環境、消費者問題を中心に執筆、講演活動を展開。

船瀬俊介公式ホームページ= http://funase.net/

船瀬俊介公式facebook=  https://www.facebook.com/funaseshun

船瀬俊介が塾長をつとめる勉強会「船瀬塾」=  https://www.facebook.com/funase.juku

著書に「やってみました!1日1食」「抗がん剤で殺される」「三日食べなきゃ7割治る」「 ワクチンの罠」他、140冊以上。

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