スーパーフード図鑑 & ローフードレシピ (veggy Books)
日本初のスーパーフード図鑑&レシピ本。 世界が注目するスーパーフードの食べ方、効果効能など。
沖縄発、スーパーフード&ローフード専門店のリビングライフマーケットプレイスを運営。実店舗・カフェのKarma Organicsもオープンし、幅広い層に支持される。
SUPERFOOD(スーパーフード)
その名の通り、栄養価に優れた大いなる食べ物の総称であるスーパーフード。
それらは主に植物性に由来し、他の食品よりも遥かに栄養価が高く、添加物や白砂糖などが一切加えられてない、自然が育んだピュアで優れた食品として今や世界中で注目されています。
一説によると1980年頃の北米にて、食事療法に従事する専門家や医療関係者たちが「スーパーフード」という言葉を使い始めたと云われています。
スーパーフードにはある一定の優れた栄養素が突出して多く含まれ、かつ全体の栄養素のバランスが良く、さらにトランスファットといった身体に有害なものが含まれていないという特徴があります。
ビタミン、ミネラル、クロロフィル、アミノ酸、必須脂肪酸、多糖類、抗酸化物質など、そしてエイジングケアや免疫力増強、さらに腎臓・肝臓のクレンジングなどに適した健康成分を、ごく僅かの量で充分に摂取できるのです。
あらゆる食品の中でも希にみる栄養価の高さと質を誇っているのが「SUPER」と呼ばれる所以ですが、こういった植物はともすれば薬と同じように働きかけます。
まだまだ研究されてない未知なるパワーがあると考えられる点も、これらの人気が高まっている理由のひとつです。
私達は自然が生んだ産物を最も自然に近い状態で身体に取り込むことで、バイタルフォース(VITAL FORCE=生命力)を高めていきます。
そう考えると、スーパーフードとはまさに、人間の自然治癒力を高める食品といっても過言ではないでしょう。
RAW FOOD LIVING FOOD(ローフード/リビングフード)
1990年代後半から徐々に人気が出てきたローフード/リビングフード。
これらはフレッシュな野菜や果物、ナッツなどを高温加熱せずに可能な限り自然にに近い状態で摂取し、添加物をなるべく避け、酵素やその他栄養素を余すことなく食べようという考え方の食事法です。
欧米ではリビングフードというと、発酵食品などの「菌」が生きている食品を指すこともあります。
そして2000年代に突入すると、これらの食べ方の人気の高まりとともに、スーパーフード・カルチャーも新たに発展し、様々な食品がスーパーフードとして取り上げられるようになりました。
スーパーフードはローフード/リビングフードに取り入れて摂取すると、もっとも有効的に活かされるのです。
さらにオーガニックのローフード(生の状態、あるいは低温で加工された状態)では、ビタミン含有量、酵素、補酵素、タンパク質、ミネラル、多糖類など多くの栄養素が著しく高い状態で含まれているのも注目すべき点です。
近年、ローフード/リビングフード・カルチャーとスーパーフードは共に成長し、ようやく世界中で認知されるようになってきました。
現在、海外で大ブームになっているジュースバーや健康志向のカフェやスーパー等には、必ずと言っていいほどローフード/リビングフードと一緒にスーパーフードが販売されています。
特にニューヨーク、ロサンゼルス、パリのウブドなどはその傾向が著しく現れており、カナダやイギリス、オーストラリア、一部のヨーロッパなどでとても人気があります。
もちろん必ずしも、スーパーフードはローフード/リビングフードとして食べなければ意味がないという訳ではありません。
例えば温かいスープや煮込み料理などに加えてもいいですし、薬膳料理のように使うことができます。
日本には日本なりの独自の優れた食文化・気候・体質などがあるので、自分たちに合った取り入れ方を見つけていくことも非常に重要となります。
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