闇の支配者に握り潰された世界を救う技術 <現代編>  ベンジャミン・フルフォード (著)

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闇の支配者に握り潰された世界を救う技術 <現代編>

STAP細胞はなぜ「封印」されたのか?

闇に葬られた世紀の大発見「STAP細胞」から、エネルギー問題を一挙に解決する「常温核融合」、日本が誇るトヨタの知られざる未来技術まで、最新トピックの真相をこれでもかと紹介。

さらに、夢の技術を封印してきた「黒幕」の正体にも迫る。

このシナリオはずっと前から用意されていた

小保方晴子の当時の肩書きは、「プロジェクトリーダー」だった。

30歳のたいした経歴もない女性研究科が、どうして日本最高峰の研究機関である理科学研究所の「リーダー」に抜擢されたのか———

何か裏があるのではという報道も相次いたが、彼女の経歴を見れば、別に不自然でもなんでもない。

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STAP細胞の発見は、さまざまなパターンの外部刺激を与え、実際に初期化しているかどうかを目をさらにして探すという、じつに地道でつらい作業の連続となる。

当たり前だが、大物研究者がみずから行うことはない。

いうなれば「生きた実験機械」として「まあ、やりたいだけやってみなさい」というのが「プロジェクトリーダー」という肩書きの意味なのだ。

構図がだんだん見えてきたであろう。2014年1月の時点で、あの論文を発表すれば、こうなることは最初から「想定内」だったはずなのである。

  • 博士論文をまともなレベルで執筆していない
  • 「ネイチャー」に発表した論文はデータをねつ造している
  • 発表した手法はかぎりなく再現性が低い

突っ込みどころ満載である。

山中教授のノーベル賞フィーバーのあとだけに、過熱報道が巻き起これば、必ず誰かがデータの改ざんに気づき、博士論文の盗用を探し出すだろう。

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そして彼女は徹底的にバッシングされる・・・・・。

STAP細胞の信ぴょう性をおとしめる「仕掛け」が、あらかじめこれでもかと仕込まれていたとしか思えないのである。

小保方晴子が踏んだ「虎の尾」の正体

生命科学の第一線で活躍する研究者たちはみな、ある「事実」に気づいたはずなのだ。

再生医療における画期的な発見をした、二人の日本人研究者。

一人は最高の栄誉をもって世界中から絶賛され、もう一人は石もて追われ、研究者としての地位さえ奪われた。

露骨すぎるほど明暗くっきりのコントラスト。誰だっていやが応にも気づくだろう。

ああ、小保方晴子は「虎の尾」をふんだのであろう、と。

STAP細胞は、ある勢力によって「封印」された。これに手を出すと、生命科学の分野で生きてはいけなくなると。

小保方晴子が踏んでしまった尾の正体は、はっきりしている。 

ビックファーマである。

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ビックファーマとは、世界を股にかける巨大製薬企業のことだ。

STAP細胞は、この100年、医療業界が築き上げてきた「老化ビジネス」を根本からくつがえす可能性を持っている。

なぜならその「老化」を治すのが、STAP細胞最大の「薬効」だからである。

STAP細胞は、切断された腕を再生医療で生やすという程度のものではない。

STAP細胞がもたらす「夢の技術」とは、「老化の治療」なのだ。

先ほどから述べてきたように老化とは、体細胞が分裂する際、ある一定の割合で起こる複製エラーで細胞数が減る現象をいう。

30代のときに60兆個あった細胞は、80代を越えるころには40兆個近くまで減る。

当然、あらゆる機能が低下し、健康に支障をきたす。

さて、STAP細胞は「万能細胞」なので、活動を休止している幹細胞を復活させることができる。

つまり、20兆個減った細胞を、STAP細胞でもとの60兆個まで戻すことが可能なのだ。

よぼよぼの80代のおじいさん、おばあさんが、20代、30代の「若さ」を復活させることができるのだ。

これが、STAP細胞に秘められた「未来」なのだ。

iPS細胞やES細胞でも、似たようなことはできなくない。しかしiPS細胞の場合、その性質上、完全にガン化のリスクを取り除くことはできない。

長期になればなるほど、どうしてもガン化のリスクは高まる。

iPS細胞をもちいた再生医療では、老化の消滅という「未来」は実現しない。

STAP細胞が実用化されるまでの「つなぎ」の技術なのだ。

どんなに研究が進んだとしても、iPS細胞で治療すれば、定期検診の回数は激増せざるをえないし、ガン患者という、医療ビジネスにとっての「金の卵を産むガチョウ」を増やすのは間違いない。

また、寿命が劇的に延びることもないだろう。

だからこそ、といっていい。iPS細胞は、ビッグファーマから「にらまれなかった」。

むしろ、これからの再生治療の本丸はiPS細胞それがビッグファーマの望みなのだ。

ゆえに、山中伸弥教授にノーベル賞を与えて世界的に賞賛し、STAP細胞潰しにひと役買わせた。

もちろん、山中教授に責任はない。彼もまた、利用された一人なのだから、、、、


はじめに 「夢の二一世紀」を奪ったのは誰だ?

第1章 闇に葬られた世紀の大発見「STAP細胞」
第2章 「常温核融合」が潰された真の理由
第3章 日本が誇るトヨタの技術と軍需産業の闇
第4章 「アトランティスの暗号」と“彼ら”の正体
第5章 歴史を裏から動かすアトランティスの末裔たち
第6章 人類の文明はこうして歪められてきた
第7章 独占された軍事技術をこの手にとり戻せ
第8章 人類の宇宙進出と「超古代文明」の痕跡
第9章 「未来を信じる力」が封印を解き放つ!

おわりに 私たちはふたたび「黄金の時代」を迎える

闇の支配者に握り潰された世界を救う技術 <現代編>
ベンジャミン・フルフォード イースト・プレス 2015-02-15
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