水が燃える……石油文明は終焉に向かう

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船瀬俊介連載コラム

マスコミのタブー200連発〈107〉(月刊『ザ・フナイ』)

「創生水」水が燃える……石油文明は終焉に向かう

石油王が絶対許さなかった近未来技術

「水が燃える……」

これは、石油文明では、絶対タブーであった。地球は「水の惑星」である。その水が燃える!なら、石油の出番はなくなる。

もはや、石油は、黒い〝泥水〟に過ぎなくなる。

現代、石油の主産地は中東である。そこでは、石油を大変な努力で採掘し、精製し、巨大タンカーに荷積みして、はるか彼方の消費国まで運んでいる。

延々、地球の裏側まで輸送し、それらの国々は、その石油エネルギー資源に依存している。

日本も、そのような消費国の一つである。

しかし――。

身の回りに無尽蔵にある〝水〟が燃える……。なら、もはや、このような労力は無意味である。

まさに、徒労となる。

私は、これまで本連載で2回〝燃える水〟を取り上げた。

「『水』を燃やす! 水エンジン車も登場」(2014年12月号)、「やはり『水』は燃える! 〝オオマサ・ガス〟の奇跡」(2015年2月号)。

20世紀の地球を支配してきたのは石油王ディビッド・ロックフェラーである。

彼の別称は〝地球皇帝〟……。それは、地球の真の支配者、という意味である。

「水を燃やす」技術――。それは、まさに〝地球皇帝〟に弓を引く行為であった。

〝闇の皇帝〟は、水を燃やす技術の存在を、絶対に認めなかった。許さなかった。

しかし、その意向に真っ向から逆らった勇敢なチャレンジャーたちがいたのだ。

水エンジン開発者は公衆の面前で毒殺

スタンリー・マイヤーこそ、その勇者の一人である。(写真A)

彼は痛快な発明家であった。まさに何事にも挑戦する。アメリカン・スピリッツの象徴的な男だった。彼は「水が燃える」事実を発見した。

それを応用した〝水エンジン〟まで発明した。そして、水で走る自動車(WATERPOWERED CAR)を製造し、その映像を公開している(写真B)

「80数リットルの〝水燃料〟で、走行可能だよ」と陽気な笑顔。

「水は水道水でも雪解け水でも、なんでもOK! 2000キロのアメリカ大陸横断も可能さ」とニヤリ。

しかし、このナイスガイの笑顔が〝魔王〟の逆鱗に触れたようだ(写真C)。

密かにヒットマンが放たれた。

マイヤーは、仲間と完成を祝うグラスで乾杯し、飲み干した瞬間、胸を押さえて苦悶した。

苦しみの中でしぼり出した一言……。

「〝やつら〟にやられた」

それが、石油を支配する〝闇の勢力〟であることは、言うまでもない。

公衆の面前で、グラスの中身をあおって、悶絶死した。誰が見ても毒殺である。

しかし、地元警察は、それを心臓マヒで処理した。〝闇の力〟にとって警察の検死など自由自在なのである。

マイヤーの処刑は、まさに世間への警告とみせしめである。

「水が燃える」事実に触れる者は、許さない……。

しかし、真実を求める探求者は、後に続く。

倉田大嗣氏も、その一人だ。彼こそは日本が世界に誇るべき研究者であり発明家だ。

私は、電話でその誠実なお声に接したこともある。著書『水を燃やす技術』(2008年、三和書籍)には、具体的な原理とノウハウが詳述されている。

倉田氏は電話でこう語っていた。

「水に重油をわずか一割加えただけでも、水は燃えるのです」

私は、電話機を握って、「マサカ……」と、絶句するのみだった。

周波数926kHzで水素と酸素に分解

倉田氏は、「水が燃える」原理を著書で、懇切に解説している。

「……水は、酸素と水素が『共有結合』によって、結び付いている物質である(図D)。その『共有結合』の電子が、共鳴するような周波数の電磁波を当てると、ほんの少しのエネルギーで、水素と酸素に分解する。その混合気体を燃やすと、電磁波発生に要した何倍ものエネルギーを得ることができる」

つまり……。

――特定周波数さえ当てれば、誰でも水からエネルギーを得られる――

倉田氏は、その周波数の一つが926kHz(キロヘルツ)であることも、証明している。共鳴作用さえ起こせればよい。

だから、整数倍または整数分の一の周波数でも、起こすことは可能という。

この共鳴現象を起こす電磁波は発生させるエネルギーは極小でよい。その共鳴で水は水素と酸素に、かんたんに分離される。

共鳴現象はニュートン力学を超えた現象である。

分かりやすい例をあげる。オペラ劇場で女性が熱唱する。すると、遠く離れたワイングラスが、突然、割れた!

ソプラノの波長とグラスの固有振動数が共鳴し、グラスは破壊されたのだ。

これは、ニュートン力学では説明できない。このように共鳴現象は、投入エネルギーより、はるかに大きな出力エネルギーを生み出す。

水分解に用いられるのが磁気波動の共鳴現象だ。

「これを突き詰めていくと、従来のエネルギーの数千分の一というわずかなエネルギーで、物質の分解が可能になる」(倉田氏)

それは、かのアインシュタインも見逃した磁気力と共鳴力の神秘である。

この事実に着目したのが天才物理学者ニコラ・テスラであった。

これこそフリーエネルギー原理そのものなのだ。

この水分解装置は、必要な周波数で電圧が変化し、特定電磁波を発生させるだけでよい。じつに、かんたんに「水素燃焼装置」は完成する!

じっさいに、この原理で手作り装置を完成された人もいる。

それは、1個20円のICチップ。1個20円のオペアンプ(増幅器)、1個1~20円程度の抵抗、コンデンサーなどを組み合わせ、電源はアルカリ電池2~4個。信じられないほど、あっけない装置である。

この装置を作成したNさんは、こう述べている。

「……水が100℃で沸騰するのと同じような物理的な事実として、『水は×× ヘルツの電磁波で燃料になる』と世界中に広めることで、支配構造の前提は崩壊し、(〝闇の勢力〟が企む)『新世界秩序(NWO)』の構造は永久に不可能となります」

キャンプ・台所用から巨大発電所まで

「……水(H2O)は、約104度の角度で『共有結合』しています。(図D 左)

同時に、このHは、近くの、他の水分子と『水素結合』によって、おだやかにつながっています。(図D 右)

このことが、水のさまざまな特徴を作り上げているのです」(倉田氏)

なにはともあれ、「水を燃やす」装置が、かんたんにできることに、あなたは驚かれたはずだ。

じっさい、倉田氏が作成した「実験装置」は、バッグに入れて持ち運びできた、という。

「それだけ、手軽な装置で水を燃やせる、ということは、実用プラントになってもお金がかからず、それだけ安全で、なおかつ経済的ということです」(倉田氏)

(図E)は、倉田氏の作成した「水素燃焼実験装置」である。

それは、入力の4・6倍の熱出力が得られた!バッグに入れて持ち運べるなら「キャンプ用」「災害用」「台所用」まで応用可能である。

巨大化すれば「水素燃焼」による発電所を建設すればよい。

燃料は〝水〟だから、まさに無尽蔵にある……!

スタンリー・マイヤーも倉田氏も、まったく、別のアプローチから「水が燃える!」という真理に、到達している。

その他、さまざまな研究者たちが、その謎に挑んでいる。そして、〝燃える水〟に到達しているのだ。

〝オオマサ・ガス〟もその成功例だ。

大政龍晋氏。名古屋工業大学大学院で工学博士の資格を取得。世界初の「振動撹拌器」の発明により科学技術長官賞を受賞。

さらに、150件もの特許を所有する屈指の発明王である。現在は、日本テクノ株式会社の社長を務める。

彼は、さまざまな発明人生の果てに、ついに〝燃える水〟の生成に到達した。

それが〝オオマサ・ガス〟である。その詳細は、著書『地球を変える男』(JDC出版)に詳しい。

その発想は……「水に振動を与えながら〝燃える〟酸水素ガスを取り出す」というもの。やはり、水を分解する要素は振動(波動)だった!

こうして、水から発生した可燃気体〝オオマサ・ガス〟は、燃やしてもCO2排出ゼロだった。(写真F)は、この燃焼ガス発生装置である。

大政氏は、その装置の国際特許を取得。

謳い文句は「水から生まれた究極の新エネルギー」「水から生まれ水にもどる」「プロパンガスとの混合ガスで、自動車や発電機の燃料となる」「混合比率は10~60%で燃焼する」(同)

すでに、混合燃料で自動車の走行試験も成功している。

また、二酸化炭素に〝オオマサ・ガス〟を混合すると……燃えた!

二酸化炭素すら燃やすことが可能なのだ。

公表前に関係者の一人が刺殺された

陽気な発明王スタンリー・マイヤーは公然と毒殺された。

この事実を知って、私は倉田氏の身の上を案じた。不安は的中した。

倉田氏は、忽然と姿を消していた。危険を感じて、身を潜めているのか?あるいは、〝闇の勢力〟に消されたのか?

それは、分からない。しかし、希代の発明家は、杳ようとして行方不明なのだ。

水が燃える原理を理論的に解明し、実証した彼こそ、世界に誇るべき傑物である。

ノーベル賞が真に優れた偉人らに授与されるものなら、倉田大嗣氏こそ、まさに最適である。

しかし、彼の功績を知る人こそ、彼の身の上を心から案じているのだ。

大政氏も、つぎのような忠告を耳打ちされている。

「アンタ、気をつけな、あきまへんで。『水が燃える』なんちゅうこつ言うたら、殺されまっせ」

大政氏がメディアに登場することは、ピタリとやんだ。

燃える水――にかかわる人々は、こうして、次々に姿を消している。

さらに、衝撃的な事実を知った。

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ザ・フナイ 2019年2月号  マスコミのタブー200連発〈107〉 より

月刊『ザ・フナイ』は、船井幸雄が「世の中を変える意識と行動力を持つ人に向けて発信する」と決意し、(株)船井メディアより2007年10月号から創刊した雑誌です。

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船瀬俊介 (ふなせ しゅんすけ)地球環境問題評論家

著作 『買ってはいけない!』シリーズ200万部ベストセラー 九州大学理学部を経て、早稲田大学社会学科を卒業後、日本消費者連盟に参加。

『消費者レポート』 などの編集等を担当する。また日米学生会議の日本代表として訪米、米消費者連盟(CU)と交流。

独立後は、医、食、住、環境、消費者問題を中心に執筆、講演活動を展開。

船瀬俊介公式ホームページ= http://funase.net/

船瀬俊介公式facebook=  https://www.facebook.com/funaseshun

船瀬俊介が塾長をつとめる勉強会「船瀬塾」=  https://www.facebook.com/funase.juku

著書に「やってみました!1日1食」「抗がん剤で殺される」「三日食べなきゃ7割治る」「 ワクチンの罠」他、140冊以上。

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