「ありがとうを言う」と超健康になる 町田 宗鳳 (著), 森 美智代 (著)

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「ありがとうを言う」と超健康になる

「ありがとう」の呼吸、念仏、体操、少食、断食があなたを変える。

本書では、『「ありがとうを言う」と超健康になる』というタイトル通り、「ありがとう」をキーワードにしたいろいろな健康法を紹介しています。

たとえば、「感謝念仏」や「ありがとう呼吸」など、町田先生が考案され、提唱されていることの根本には、感謝やありがとうの気持ちがあります。

また、「少食は世界を救う」「愛と慈悲の少食」と甲田光雄先生が世界に広めようとされてきた少食は、食べものがモノでなく「いのち」であると知り、感謝することに原点があります。

そんな共通点があることからついた書名です。

町田先生は、「ありがとうの言霊(言葉のエネルギー)はすごいですよ」とおっしゃいます。

私も、「本当にそうだなあ」としみじみ思う毎日です。

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他力+自力で心身を輝かせる

「ありがとう」

日ごろ、誰もがいろいろなときに口にするこの言葉。

たった五文字のこの言葉には、計り知れないカがあります。

そこで私は、「ありがとう」を呼吸法や念仏と合体させることにしたのです。

誰でも気軽に簡単にできる方法です。

しかも、練習や修行を重ねないとできないような難しい呼吸法や念仏より、はるかに力があります。

あなたの心と体を元気にし、光り輝やかせる力です。

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これは純然たる私の発明で、特定の宗教などと関係しているわけではありません。

あなたがあなた自身を信じて行う方法であり、あなた自身であなたを元気にする「声のラジオ体操」です。

「ジブン教」の修行といってもいいかもしれません。

その中心となる念仏は、ただ「ありがとう」という言葉(厳密には「アリガト」の四音とを唱えるもので「感謝念仏」といいます。

「ジブン教というけれど、ただ言葉を唱えるだけなら他力本願では?」

という人もいるかもしれません。

確かに感謝念仏は、「アリガト」の声の力によって、自分では予想もしなかったすばらしい気づきやさまざまな効用を与えられます。

いわば「お任せ」のオーダーのようなもので、何が出てくるかわからないので、そこは「他力本願」といえるかもしれません。

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しかし、声を出して唱えるのはあなた自身、気づきや効用を引き出すのも、本当は無意識の深いところにいるあなた自身なのです。

そして、あなた自身の声があなたの耳から入ることで、その力が増幅していきます。

家族とともにやったり、大勢でいっしょにやったりすれば、もっともっと力と効用が増します。

ですから、感謝念仏を支えるものは、自力であって他力です。

それを融合させるのも「ありがとう」という言葉の力なのです。

私たちの心と体は一つですから、「ありがとう」と言っているうちに、「ありがたいなあ」という気持ちが湧いてきます。

言葉には必ず語感というものがあります。

それを宗教では言霊(言葉のもつ霊的エネルギー)といい、語感そのものが人の心に作用すると考えます。

難しい話ではなく、攻撃的な言葉を常用していれば、その人自身も攻撃的になり、穏やかな言葉を多用していれば、その人自身も穏やかになるというシンプルな話です。

「ムカつく」と言っていたら、どんどんムカムカして殺伐とした気持ちになります。

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ムカムカするから「ムカつく」と言うのでしょうが、逆にしょっちゅう「ムカつく」と言つムカムカしやすい体質になるのです。

だって、この三行くらいの字面を眺めるていたら、だけでも、なんだかムカムカしてくるじゃありませんか。

同様に、感謝するから「ありがとう」と言うわけですが、逆にたくさん「ありがとう」と一言っていたら、なんでも「ありがたいなあ」と思えるようになります。

物ごとを喜びやうれしさにつなげるのが上手で、「ありがとう」と口に出やすい「感謝体質」になるのです。

誰でも口にできる「アリガト」という言葉を唱えることで、心と体にいろいろないいことがとがあります。

宗教になんの関係も関心もない人でも、簡単にできて本来の自分を取り戻せます。

私は、十四歳で出家して以来、約半世紀にわたって、さまざまな宗教を遍歴してきました。

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「感謝念仏」は、その私がたどり着いた究極の答えであり、現代日本人にぜひおすすめしたいメソッドです。

その具体的なやり方はのちほどご紹介するとして、まずは、「ありがとう」という言葉や「感謝」の心がもつ力について、私が日ごろ感じたり、体験したりしていることをお話ししたいと思います。

過剰な食欲を正常化ちせるカギは?

『断食博士のくろう話」(マキノ出版)などにくわしく、また、NHKで放映された「こころの時間」でも・赤裸々に語っておられます。

後年、甲問先生の腕には、自分で彫った入れ墨がありました。

甘いものがやめられない自分を責めに責めたある夜、お父さんのお墓の前で「O月O日甘いものを断つ」と誓い、その言葉を自分で腕に彫ったというのです。

甲田先生の悩みの深さ、人の食欲のすさまじさを物語る壮絶なエピソードです。

そこまでしてもやめられなかった甘いものを、甲田先生はある時期を境に、見事にぴたりとやめてしまわれました。

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まるで魔法の杖を振ったかのように。

その「杖」は、我慢や甘いものと闘う気持ちなどではありませんでした。杖の名前は「感謝」というのです。

前出のNHK「こころの時間」で、インタビュアーに「どうやって甘いものをやめられたのですか?」

と問われて、甲田先生はこう答えておられます。

「そのころから私は、食べものに対する見方が変わってきたわけです。

(中略)「この命をいただいて、私は生かされてきているんだ」ということから、感謝の気持ちで食べるときに神様にお祈りして「ありがとうございます」と。

(中略)このへんのところから私は少食というものの道が、だんだんと拓けてきたわけです」

「ありがとうを言う」と超健康になる
町田 宗鳳,森 美智代 マキノ出版 2011-05-14
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by ヨメレバ

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