――無駄なばかりか危険すぎる――
「精神薬よりも抗がん剤よりも、今いちばん大きく、緊急性のある問題こそワクチンなのです」(著者)
風疹、麻疹、BCG、ポリオ、インフルエンザ、日本脳炎…すべて不要。百害あって一利なし。
反骨の医師が、ワクチンが要らない理由、ワクチンの断り方から、打ってしまった人の対処法まで、徹底的にわかりやすく説く、ワクチン不要論の最新&決定版。
4 ワクチンに関する歴史の嘘 より
●「ワクチンが歴史的に感染症を防いできた」…本当にそうか?
さて材料について指摘をすると、必ずいくつもの反論を受けることになります。
特に親たちは自分が正しいと思い込みたいので、どこまでも自分で調べることなく嘘をつきつづけます。
そしてそのような親たちは俗説を信じ、権威を信じることしか頭にないという特徴があります。
俗説の代表格は「ワクチンが歴史的に感染症を防いできた」というものでしょう。
しかしこれこそがワクチンマニア(推奨者や御用学者)が出してくる、巧妙な嘘の代表格です。
最近、製薬会社の一番のターゲットはワクチンであり、豊富な資金で工作員を雇い、あらゆるところでワクチンに関する嘘をばらまいています。
国家レベルでは製薬会社のロビー活動によって、あらゆる政治家が誘導されて強制化をもくろんでいます。
どこが嘘なのか簡単に見ていきましょう。
そもそも感染症やワクチンの領域で有名なエドワード・ジェンナーは、「牛痘で天然痘が予防できることを証明した」としましたが、これがそもそもの墟なのです。
たとえばユースタス・マリンズによる著書『医療殺戮』(ともはつよし社)には「専門家の中には、さまざまな要因によりーー天然痘はいずれにせよ18世紀には自然消滅していた」という記載があります。
それだけならまだしも「種痘(天然痘の予防接種)が天然痘を拡大させた」というのが真実だったらどうでしょうか。
たとえば「普仏戦争(1870ー71年)のあいだ、ドイツ軍兵士全員が天然痘予防接種を受けた。その結果、壮健な5万3288人の兵士が天然痘にかかり、死亡率も高かった」(マリンズ)という記載があります。
つまり予防接種は天然痘を防がないばかりか、むしろ天然痘を増やした可能性があるのです。
●種痘ワクチンで天然痘が大発生
また英国では種痘接種が広まってから天然痘の流行が始まったことが、公式に報道されています。
その大流行のため2万2081人が亡くなっており、結局、英国政府は1948年に種痘の禁止に追い込まれてます。
この時点で、英国は種痘に天然痘の予防効果はないことを認めているのです。
それどころか「天然痘大流行の元凶でもある」ことを隠しきれくなったわけですが、それでも英国が種痘を禁止した1948年以降も、敗戦国日本はGHQ(連合軍総司令部)に種痘接種続行を強要されました。
日本での廃止は1976年と英国に遅れること28年となっています。
日本でも明治に種痘ワクチンを導入したところ、逆に天然痘が大発生し、1892年には16万5774人の患者が発生し、3万人もの人が亡くなったという記録があります。
ドイツでも戦前からジフテリアなどの強制的予防接種を採用していました。
ところが1939年、ナチス政権時代には、ドイツではジフテリア患者数が15万人と天文学的に増大したことがわかっています。
これに対して予防接種をまったく導入していなかったノルウェーでは、同じ時期に患者数はわずか50人だったのです。
予防接種が効かないばかりか天然痘やジフテリアの根絶には何の役にも立たず、むしろ増やしている様子がうかがえます。
●「ワクチン接種は狂気の沙汰」
米国でも皮肉な結果が出ています。ポリオ予防接種を義務化した州では、ポリオ患者が逆に700%も贈大していることが記録に残っています。
「ポリオの『免疫血清』は、ルーズベルト大統領がこれを承認した当時、すでに危険で無益なものであることがわかっていた」(マリンズ)とあり、「実際には、米国における全ポリオ患者の原因は、ワクチンにある」とCDC(米国の疾病管理センター)も公式に認めています。
また「1979年以降、米国では自然発生型あるいは野生型のポリオウイルスに起因するポリオ息者の症例は―つも見られていない」(「ワシントン・ポスト」1988年1月26日)と報道さえされています。
しかし、奇妙なことにポリオ予防接種は中止されることなく、続行されました。
しかし、これは奇妙なのではなく、効くワクチンなど普及させてはいけないということです。医療界は儲からなくなりますから。
1876年、ジェームズ・ウィルキンソン博士は、「ワクチン接種は、まさに狂気の沙汰と言うしかない。これは、純粋な殺人である」と断言しています。
1899年には、アルフレッド・ウォレス教授が、その著書の中で、「ワクチンに効果があるというのは幻想だ。それを法的に強制することは犯罪である」と述べています。
1920年に発行されたチャズ・M ・ヒギンズ著の『ワクチンの恐怖』の中で、ニューヨーク市民の死亡診断苦を15年間にわたり入念に調査した結果、天然痘の死亡者数よりも、天然痘ワクチン接種による死亡者数のほうが毎年桁違いに多いことが指摘されています。
そして、一般市民や兵士に対するワクチン接種の法的強制をただちに廃止するように政府に呼びかけています。
100年以上も前からワクチンに効果がないことやその警告は行なわれてきましたが、これに対し学会や製薬会社や政府は隠蔽と捏造を繰り返してきたのです。
●感染症を防いできたもの
世界中で感染症を防いできたのワクチンではなくインフラ整備による環境改善、および市民や貧困層の人たちの栄養状態改善であることは、私だけでなく多くの識者が述べていることです。
そこに救急医療の発展や抗生物質の開発が少し重なりますが、これは主因ではありません。
確かに世界において感染症死は減ってきましたが、ワクチンの嘘が巧妙なところは、当初からワクチンは用いられていないか、用いられても感染症を逆に増やし被害を出してきたのに、ワクチンマニア(推奨者)がその経緯を決して語らず、最初と最後の数字だけを出して、「ワクチンが感染症を防いできた」とするところにあります。
たとえば100年前に1万人の感染症患者がいて、現代でそれが100人に減ったとすると99%の感染症減少率で、それはすべてワクチンのおかげだと述べるわけです。
しかしそのワクチンがどのタイミングで導入されたのかも、ほかの要素がどれくらい関係しているのかも決して述べません。
ほとんどのワクチンは感染症が99%以上減ってから導入されています。
麻疹(はしか)や風疹やおたふく風邪、ジフテリアやポリオやヒブや日本脳炎などはその典型です。
ここでも事例をーつだけ示しましょう。
この図表はイングランドおよびウェールズの研究です。縦軸は死亡率であり横軸は年代です。
1850~1900年くらいまでは麻疹でも死亡率が高かったことがわかります。
この時代にガンや心筋梗塞などはほとんどありませんから、主たる死因は外傷か感染症か老衰か、貧困による栄養失調か戦争による死くらいになります。
しかし1900年くらいから産業革命の影響などもあり、急速に死亡率が低下してきます。
一番の理由はこれまでに示してきたように、インフラ整備による衛生状態の改善と栄養状態の改善です。
減ってきているタイミングのどこにもワクチンはないのです。
しかし感染死亡率が激減しても、ゼロにはなりません。その段階からワクチンが導入されるというパターンなのです。
つまりワクチンが感染を防いできたわけでもなんでもないのに、最初の数字と最後の数字だけ取りあげれば無知な日本人を蝙して、「ワクチンが99%も感染症を減らした」と言うことができるわけです。
ワクチンの問題は感染症の問題であり、感染症の問題は人類の普遍の問題であると同時に恐怖の問題でもあります。
それを医学界と製薬会社は利用しているのです。
もしあなたが感染症のリスクを下げたければ、ワクチンを打つ前に“常識”を排して自分で調べる必要があるのです。
【ワクチン不要論④】
ワクチンマニア(推奨者や御用学者)がつく巧妙な嘘の代表格が「ワクチンが歴史的に感染症を防いできた」である。
感染症の問題は人類の普遍の問題であると同時に恐怖の問題でもあり、それを医学界と製薬会社は利用し、ワクチンを売り伸ばしつづけている。
しかし、世界中で感染症を防いできたのはワクチンではなく、インフラ整備による環境改善、および栄養状態改善によってである。
もくじ1
ワクチンとは何か?
2 ワクチンを考えるとき、最も重要なこと
3 ワクチンの構成成分について
4 ワクチンに関する歴史の嘘
5 ワクチンが効かない理由
6 ワクチンにはどんな種類があるか
7「ワクチンが効かない」という研究❶
8 「ワクチンが効かない」という研究❷
9 ワクチンは効かないだけでなく有害
10 ワクチンと自閉症の関係を追って
11 ウェイクフィールド医師の真実
12 ワクチンはビッグビジネス
13 ワクチンに隠されたウイルスの秘密
14 スペイン風邪とインフルエンザ脳症
15 風疹先天症候群の嘘
16 ワクチンに隠された陰謀
17 ワクチンを打たないための方法
18 ワクチンと児童相談所の関係
19 ワクチンを打ってしまった人の対処法
20 ワクチンがこの世界からなくなるために
おわりに
ワクチン不要論 | ||||
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