国内産小麦粉100%の小麦グルテンを使った「おつゆふ」「やきふ」「もちふ」

シェアする

●注目の低カロリー食材

0-116

麸は、小麦に含まれるたんぱく質「グルテン」を主原料にした伝統食品です。生麸・焼き麸に大別され、正食では主にドーナツ型の焼き麸「車麸」をよく使います。

水戻しの手間がほとんどかからず、さらに手軽なのが「おつゆふ」「やきふ」「もちふ」。

最近は低カロリー食材として人気で、「お麩ごはん、お麩おやつ」のレシピ本も出ているそうです。

●国内産小麦グルテンを使用

ムソーの焼き麩3種類を作る田辺麩店は、神戸市中央区にある小さなお麩屋さん。二代目の田辺隆一さんを中心に、奥さんも職人さんも力を合わせ、昔ながらの麩づくりを続けています。

主原料は、国内産小麦粉(現在は北海道産)100%の小麦グルテンです。

小麦粉に水を加えて練り、デンプン質を洗い流して残ったたんぱく質の塊がグルテン。国内産小麦は輸入小麦に比べてグルテン量が少ないので、そこから得るグルテンは貴重品です。

グルテンに、合わせ粉として北海道産小麦の強力粉と、石川県産の加賀丸いもの粉末を混ぜ、なめらかに練り上げます。

山芋粉を入れるのは、ふんわり仕上げるため。重曹などの膨張剤を使わず、グルテンだけでふくらませる伝統製法です。

●昔ながらの手作り、手焼き

0-112

できた麩生地を細長く伸ばして釜で焼き、小口切りしたのが「おつゆふ」。太めに伸ばして焼き、小口切りしたのが「やきふ」。

ころんと丸い「もちふ」は、生地を火箸で親指の先ほどに切リ分けてから焼きます。

焼きの工程も職人さんによる手焼き。黒光りする鋳物の釜に生地を貼り付け、水をかけて蓋をし、数分で焼き上げます。

ぷっくりふくれた焼きたての麩は、ほんのり香ばしい香り。底にうっすら焦げ目がついて、釜を離れる瞬間、パリッとかすかな音がします。

ムソーの焼き麩は、グルテンが豊富なので口あたりが良く、よくふくれます。

中でも「もちふ」は「おつゆふ」「やきふ」よりさらにグルテン量が多いので、もちもちした食感で、そのままお子様のおやつにもなります。

0-114

国内産グルテン、国内産小麦粉使用で1袋220円(本体価格)は、ほんとうにお買い得。味噌汁や含め煮、すき焼きの他、離乳食や介護食にもお役立てください。


おつゆふ 30g 220円(本体価格)238円(税抜価格)

【原材料】小麦タンパク(グルテン)、小麦粉、山芋粉


やきふ 40g 220円(本体価格)238円(税抜価格)

【原材料】小麦タンパク(グルテン)、小麦粉、山芋粉


もちふ 25g 220円(本体価格) 238円(税抜価格)

【原材料】小麦タンパク(グルテン)、小麦粉、山芋粉


【こちらもオススメ】

茄子と薄揚げの煮物&ベジ・ムサカ

月刊「むすび」 2015年9月号より

正食協会では、月刊誌「むすび」を毎月発行しています。「むすび」は通巻600号を超える息の長い雑誌です。

マクロビオティックの料理レシピや陰陽理論、食生活、子育てや健康、環境問題など幅広いテーマを取り上げています。

ぜひ、あなたも「むすび」誌を手にとってご覧になってみませんか?

サイトの方はこちらから: 正食協会