船瀬俊介連載コラム
マスコミのタブー200連発〈122〉(月刊『ザ・フナイ』)
新型コロナウイルスは生物兵器か?――「一帯一路」潰し、バイオテロ説
中国経済を狙ねらったハイブリッド戦争か?
新型コロナウイルスが予想外の猛威を振るっている。3月10日の時点で感染国は、世界102カ国に拡大している。
患者数は11万3000人を突破――。
じつは、私は1月14日から19日まで、中国の上海、杭州に滞在した。
さらに2月13日、シンガポールに飛んだ。同地の文化・観光などの取材が目的だった。
「中国に渡航して14日以内の人は入国拒否されます」と機内アナウンス。まさに、ギリギリ、セーフだった。
中国を離れるときには、同国内の新型コロナウイルス騒動はそれほどでもなかった。
しかし、帰国した瞬間から、パニックは一気に拡大。出国が1週間でも遅れていたら危ないところだった。
その後のパンデミック(世界的な感染症の流行)騒ぎは、連日のマスコミ報道でご存じのとおり。
中国から帰国後の1月30日、わが名栗山荘で遅めの新年会を開いた。
私の主宰する「船瀬塾」の塾生たちが集まった。
あちこち声をかけたせいか、予想を越える二十数人が次々に大挙してやって来た。卓上、テーブルには、互いに持ち寄った酒や料理が満載。宴会は大変な盛り上がりとなった。
そこでの会話も、どうしても新型コロナウイルスに集中する。
そのなかにM・Tさん(47歳)がいた。中国と香港で約20年も仕事をしている。当然、中国語も堪能。まさに、理想的な中国通の方だ。
Mさんの状況分析は、実に的確で説得力がある。
「……これは、習近平潰しですね」
つまり、独走する中国経済にブレーキをかけるためのバイオ(生物兵器)テロという。
なるほど……。経済で負けたアメリカが仕掛けた側面攻撃……。
彼が生物兵器テロと考える根拠は、次のとおり。
⑴中国の春節直前を狙った
旧正月(春節)は、中国最大の休暇である。ほとんどの人々が都会から郷里に帰省する。そこで、親族が揃って正月を祝う。
「40億人が移動する」と聞いて驚いた。つまり、もっとも人口移動が激しい時期だ。ウイルスをばら撒けば、一気に中国全土に拡散する。人工パンデミックには、絶好のタイミングなのだ。
⑵中米経済協定の合意時期
私が滞在中の1月16日、中国メディアは「中米経済協定」締結ニュースを大々的に報道していた。
これは「米国側の貿易赤字解消のため今後2年間で2000億ドル以上の米国産品の購入を受け入れる」協定に中国側が合意・署名したもの。表向きは中国が譲歩した形だが、彼らは余裕である。
『人民日報』は「この方向はわが国の改革開放と完全に一致する」と前向き。現地の人も「経済戦争でアメリカに勝った」と誇らしげで自信に満ちていた。
つまり、アメリカは三顧の礼で中国に国内品を「買い取ってもらう」。じつに屈辱的な合意なのだ。
米中経済戦争の勝敗ははっきりした。その瞬間を狙ったバイオテロ……。
つまりは、これも卑怯なハイブリッド戦争の一環なのだ。
⑶武漢は中国産業の中枢都市:(写真1)
「……地図で見ると、武漢は中国のど真ん中。ここは全中国への部品供給基地です。このサプライチェーン(製品供給の連鎖)が途絶えると中国経済にとっては致命的。だから、ここを狙った」(Mさん)
生物テロ、気象兵器、人工地震による〝攻撃〟
私も同じ考えだ。私は、これまで生物兵器に関する何冊もの著作を書いてきた。
後で詳述するが『超インフルエンザ』(三一新書)(写真2)、『Sサ ーズARS――キラーウイルスの恐怖』(双葉社)、(写真3)、『ワクチンの罠』(イースト・プレス)……など。
エイズを筆頭に、これまで世界で多くの感染症が猛威を振るってきた。
多くの人々は、それらが自然発生した疫病だと信じて疑わない。
しかし、多くは、極秘裏に拡散された生物兵器なのだ。つまり、通常兵器を使わない戦争攻撃……。
まさに、バイオハザード(生物兵器)によるテロである。
ベンジャミン・フルフォード氏が、本誌連載で強調しているハイブリッド戦争だ。経済戦争に負けた腹いせに、生物兵器で攻撃する――。
こんなことが許されるわけがない。しかし、ハイブリッド攻撃はバイオテロに止まらない。気象兵器HAARPを使った気象テロも盛んに行われている。
地震兵器による攻撃も然り。3・11東日本大震災も、地震兵器による攻撃であったことは、知る人ぞ知る事実だ。
私も『巨大地震が原発を襲う』(地湧社)、『原発マフィア』(花伝社)で、人工地震を告発してきた(写真4)。
しかし、全世界メディアを支配するイルミナティに完全〝洗脳〟された無知蒙昧な庶民大衆にとっては、トンデモ説、与太話にしか聞こえない。
今回の新型コロナウイルス報道も、当然、生物兵器説などには、一切触れない。
イルミナティによる闇支配を考えれば、生物兵器説など、一言でも口にしたら、即、ニュースキャスターの首は飛ぶ。命さえ危なくなる。
しかし「人の口に戸は立てられない」とは、よく言ったものだ。
巷では生物兵器説が、口々にささやかれている。
たとえば、インド工科大学の研究者が、新型コロナウイルスを解析して「何らかの遺伝子配列に人工操作が加えられた痕跡を発見した」というニュース。
これからも、新型コロナウイルス=生物兵器を裏付ける情報が続出してくるだろう。
世界も唖然、クルーズ船〝水際〟大失敗
連日のメディア報道も加熱する一方だ。
感染者、死者ともに、とっくに〝SARS〟を抜いている。
2月19日、中国全土の感染者数は7万4185人。死者数も2004人に達している(写真5)。
日本政府は、さまよえる感染船〝ダイヤモンド・プリンセス〟で無様な失態を演じた。乗客を密閉空間に閉じ込めたため一気に感染は拡大した。
患者の爆発的伸び率を見れば、政府の大失敗は明らかだ(写真6)。
これでは、ダイヤモンド・〝プリンセス〟ならぬ〝プリズン(刑務所)〟だ。
「中韓より劣る:怠慢の対策遅れの代償」(『日刊ゲンダイ』2/18)
同紙は追及のペンを緩めない。
「これは、『新局面』ではなく『大失態』――もはや、神頼みの新型肺炎感染拡大だが、これまで政府がやってきたことは、〝水際阻止〟ではなく『感染拡大』の実態をひたすら隠すことではなかったのか。それがもはや覆い隠せなくなって、右往左往の大失態」(同紙)
これは、まさに「モリカケ問題」から「桜を見る会」にまで通底する安倍内閣の腐敗、堕落の実態だ。
「姑息な対応がミエミエで国際社会から信頼されない」
「五輪対策を優先する政府が新型肺炎の対策に及び腰では、どこまで感染が広がるか分かったものじゃない。アタマが腐ると……は本当で、役人も国民より官邸の意向を重視してきたから、感染症拡大を止められなかった」(同紙)
さらに、中国当局の発表によれば「湖北省以外の新型コロナウイルス致死率が上昇している」というから不気味だ。
2月6日の時点で、死亡率が0・17%だったものが、18日には0・63%と、わずか12日で3・7倍……。
これは、ウイルスが変異して凶悪化しているのではないか?
「患者を増やすな!」そのためには「PCRテストを受けさせるな!」
これが安倍内閣の基本方針。だからお隣韓国は、3万人以上にPCR テストを受けさせた時点で、日本では、なんと、たった1000人以下! 韓国並にテストしたら、日本の患者数は5000人と考えられるだろう。
経済、産業、教育の中枢が8割マヒ
この時点で、先述のM・T さんに、再びインタビューを行った。対談形式でお読みいただきたい。
Mさん:……生物兵器だと確信しています。根拠として、まず武漢は中国の真ん中。まさに物流の中継基地です。
――中国経済と産業の中枢ですね。
Mさん:さらにいえば開発の事実上の〝エンジン〟なんです。その根拠は、武漢は中国の国家科学教育基地都市です。
要は優秀な人材を集めて開発に従事させる。都市ぐるみ、街ぐるみでやっている。そんな基地都市が中国には四つあります。
北京、上海、南京、武漢。このうち武漢は学生と研究所の数が一番多い。四都市はどこも物価が高いが、それでも、武漢は内陸部で物価も比較的安い。学生にとっても生活しやすいのです。
――なるほど、まさに中枢都市だ。
Mさん:しかも、武漢は中国の鉄鋼基地で、かつ世界一の造船の町。つまり産業の大動脈なのです。いわば名古屋みたいな所ですよ。
しかも物流の中心に位置する。そのため多国籍企業も生産基地を置いている。コカコーラ、バドワイザーなど……。
――さらに部品サプライチェーンの中心。中国全土の工場の部品供給を担っている?
Mさん:まさにそう。たとえば大本の鉄鋼。ここが止まれば下々の産業に響いてくる。さらに自動車部品も供給している。
国際的な国をまたいだサプライチェーン。中国だけ動かなくても、他で稼働させるというわけにはいかない。
だって、一台、車を作るのに数十万点の部品がある。武漢でどんな部品を作ってるかは分からないが、少なくとも武漢は川上の方で、大型部品を造っていることは確かです。
――つまり、中国の産業と経済にブレーキがかかる?
Mさん:もう8割ぐらいマヒしていますよ。
――武漢を封鎖したからね……。
Mさん:ええ、そうです。
中国全土で物流は50%マヒ状態
マヒ状態に陥っているのは、武漢だけではない。
新型コロナウイルスの影響は、すでに中国全土に及んでいる。
Mさん:日本通運は外資では中国流通で大きな力を持っています。その内部の人に聞いたら、その日通でさえ「中国国内で50%止まっている」と言ってました。他のもっと力のない物流会社は、おして知るべしです。
――中国の経済は、半分マヒ状態に陥っているわけだ。
Mさん:そうですね。物流ベースで見るか、消費ベースで見るかですね。消費ベースでは、8割くらい減ってますよ。土曜日の時点で、広東市に住んでいる中国人の友人に電話してみた。
各々、北京、広州、西安に住んでいる。北京の友人の女性は、市内に住んでいる。
「実感はわかないけど、北京市外に出たら、もう2週間の検疫を待たないと市内に戻れない」と言ってました。
――それは……! 中国がマヒ状態になっているわけだ。
Mさん:そうです。一番、広州がまともで、武漢は止めても、広州は止められない。ここが(封鎖で)止まったら、中国は終わり。その友人が事務所から見える高速道路の写真を送ってきました。
見ると、あの渋滞の広州で、ほとんど車が走っていない!
最後に西安ですが、彼らの自宅マンションの建屋から一歩でも出ると「二度と戻って来られない」と言ってます。
食べ物はマンションの下のスーパーで買える。だけど、マンションの建物の外に出られない。敷地は日本と比べても広いと思うんですけど……。
――ショッピングモールみたいになってるんだろうけど。
Mさん:そうそう。まさに建物から出たら帰れない。指定されたエリアの外に出ると、もう(身柄拘束、収容されて)戻れない、という。
アメリカの狙いは「一帯一路」を断ち切る
――あなたは、「習近平への攻撃、経済戦争だ」と言ってましたね。アメリカは米中経済戦争で実質負けているから、中国の一人勝ちを許さない。だからバイオテロを仕掛けたと……。
Mさん:ハイ。そうですね。結論はそのとおりです。あの後、情報収集と検討を重ねてみました。一番の目的は、おっしゃるとおり。経済戦争で中国のモンスター化した共産党をノックアウトする。
さらに、もう一つの目的として、「一帯一路」を断ち切るんですよ。
――エッ……!?「一帯一路」潰しかい。
Mさん:そう。〝ベルト・アンド・ロード〟といって、今、中国は西へ、西へ……と進めている。簡単にいうと、ユーラシア大陸を人民元経済圏にしようとしているんですよ。
――それは、わかりやすいけど……。
Mさん:これを、アメリカはドルの覇権を持っているので、許さないんですよ。だから、これをブッ飛ばしにいくんですよ。だから、武漢は川で重慶とつながっていて、重慶とヨーロッパのデュースブルクまで、物流の鉄道ができている。
これが今、もう動かない。なぜか。「中国から来た物資には、全部、新型コロナウイルスが付いているかもしれない」から……(苦笑)。
――ナルホド……。
Mさん:疫病って、そういう効果があるんです。「しばらく中国の物は使えないね」「食べ物も絶対買わない」となるでしょう。
――風評被害があるからね。
Mさん:そうです。これ、絶対、1年以上続くんですよ。
――ウーン。中国経済にはボディブローだね。それと、私は『SARS』『エイズ』など、何冊か本を書いて、「SARSも生物兵器だ」と書いてきた。
新型コロナウイルスは二つの見方がありますね。一つは普通のウイルスを市場でばら撒いた。
もう一つは遺伝子組み替えによる人工生物ウイルスを撒いた。どちらだろう?
Mさん:そこは、僕らでは絶対情報は摑めない。僕も中国の友達からは情報が届いています。
「こんなニュースが出回っている」と。
「武漢の米国領事館の中から『バイオハザード』のマークがついたバケツが一杯出てきた……。それに、中国側が説明を求めた」という。
――エーッ!
Mさん:しかし、それに関するニュースは、どこを探しても出てこない。人民解放軍のサイトを見ても「それが事実と認められた」……とはない。
――ウワサのレベルだな。
Mさん:そうです。人民解放軍は、ハッキリと「今回はアメリカによる攻撃の〝香り〟しかしない」と論評していますね。そういう表現にとどめている。
まあフンマンやるかたないと思いますよ。誰がどう見ても、これは生物兵器ですよ(笑)。
武漢で開かれた世界軍人運動会
――新型コロナウイルスも、SARSの弟分のようなもんだ。
Mさん:本当にそうだと思いますよ。
サルの何がどうとか、コウモリからとか、ウソ……ウソですよ。言うほどに食べないです。向こうの人は。一部ではあると思いますけど。結局、狙いはそこなんです。
「中国人だったら、何やらかすか分からない」と印象づけるんですよ。
――「何でも食ってるから」とかね。印象操作だ。
Mさん:そうです。だって、世界第二位の経済大国なのに、いまだトイレに石鹸がないでしょう。いくらでも、この国の衛生観念を疑えるんですよ。
「中国だからやるんだヨ」と。「あいつらの汚い部屋の所では、何が起こるか分からない」と……。
「中国でまた疫病発生!」と言った時点で、自動的に世界では「やっぱり中国だ……」と捉えられる素地があるんです。
――彼らは、そこを脱却しようとはしているけどね。
Mさん:しているけどムリ……。公衆衛生観念がまったく発達していないから。
――そこを、〝彼ら〟は、新型コロナウイルスでついたわけだ。
Mさん:中国人のイメージは、まだ世界中で悪いから。
――生物テロの実行者はCIAですかね?
Mさん:そこは、確実には言えないけど……軍が関わっているのは確かでしょう。去年10月に、武漢で開かれた第7回世界軍人運動会のとき、絶対、何かやってるんですよ。
――なるほどね。ベンジャミン氏が言うハイブリッド攻撃だ。
Mさん:だから、そのとき軍の人たちがアスリートとして来ていますから。そういう人たちの荷物の中に入れて、頃合を見計らって撒いたとしてもおかしくないでしょう。
――全然、分かりやすい。アスリートの荷物は、チェックできないでしょう。
Mさん:エエ、たぶん。軍人の荷物ってチェックできない。
――おたがいさまだから。
Mさん:栄養ドリンクの瓶の中に入れてくるとか、可能性はいくらでも疑えます。
東京オリンピックは確実に中止となる、「DNA操作された人工ウイルス」(インド工科大)など・・・
詳しくはこちらより購読をお願いします:ザ・フナイ 2020年5月号
ザ・フナイ 2020年5月号 マスコミのタブー200連発〈122〉 より
月刊『ザ・フナイ』は、船井幸雄が「世の中を変える意識と行動力を持つ人に向けて発信する」と決意し、(株)船井メディアより2007年10月号から創刊した雑誌です。
選りすぐりの豪華執筆陣による、新聞・テレビなどが報道しない世界の裏の動き・情報を、毎月お届けしています。
舩井幸雄が自らの多様な人脈の中から選りすぐった豪華執筆者からの情報をはじめとして、まだ広く知られていない諸分野の情報、先がけた情報を、偏った一方的な見解ではなく様々な視点を用いて、毎月お届けしています。
【マス・メディアには載らない本当の情報がここにはある】
月刊誌『ザ・フナイ』: http://evavision.shop-pro.jp/
月刊誌『ザ・フナイ』年間購読: http://evavision.shop-pro.jp/?pid=112414187
【アマゾン・リンク】
バックナンバー一覧はこちらから: 月刊 ザ・フナイ
船瀬俊介 (ふなせ しゅんすけ)地球環境問題評論家
著作 『買ってはいけない!』シリーズ200万部ベストセラー 九州大学理学部を経て、早稲田大学社会学科を卒業後、日本消費者連盟に参加。
『消費者レポート』 などの編集等を担当する。また日米学生会議の日本代表として訪米、米消費者連盟(CU)と交流。
独立後は、医、食、住、環境、消費者問題を中心に執筆、講演活動を展開。
船瀬俊介公式ホームページ= http://funase.net/
船瀬俊介公式facebook= https://www.facebook.com/funaseshun
船瀬俊介が塾長をつとめる勉強会「船瀬塾」= https://www.facebook.com/funase.juku
著書に「やってみました!1日1食」「抗がん剤で殺される」「三日食べなきゃ7割治る」「 ワクチンの罠」他、140冊以上。