宗教法人求道実行会三島責任役員・NPO法人法沖ヨガ協会・ブラーフマンヨガセンター・北山佐和子連載コラム
早朝はかなり、過ごしやすい気候になりました。
日中はまだまだ残暑、つぎの呼吸法の冷たい感覚刺激で、残暑を乗り切りましょう。
(スイッタリー呼吸法)
正座または長座、膝立ち、椅子に座ります。
男性の方々は胡座などでもいいでしょう。
調身単座~上虚下実で、ご自分の身体に、目を閉じて息の深さ長さを確認しながら、楽な心地よく息を吐ける姿勢の、座りかたを選びましょう。
ご自分の息・身体に聞いて、座りかたが決まりましたら、ヘソ下・下丹田・自律神経の中枢・ウディアナ・小さな大脳に
★気を沈めます。
★息を落としてゆきます。
具体的な位置としては、肛門を締めて、気と力が集まるポイントとして捉えてみましょう。
両手を臍下におきます。
腹動式呼吸法を5分ほどします。
★上半身の力がぬけた感覚を大事にします。
写真1、正座
写真2、たち膝
写真3、長座
男性の方々は胡座などでもいいでしょう。
写真4
舌を写真のように、管のように丸めます。舌を管のように丸めたら唇のあいだから、突き出します。
「シッー」と音をたてて、口から息を吸います。
舌をひっこめて苦しくない程度に顎をひき、息を下肚に留めます。
胸は左右に拡げ、下腹をしめたまま、両鼻腔から、静かに息を吐き出してゆきます。
数回~15分ほど繰り返します。
頭回りの上半身の熱が放熱されるのを体感できるでしょう。
写真5
○舌を管の様に丸められない(劣性遺伝)方は、写真のように、片手で筒をつくります。
写真6
または、ストローを用意して行います。
片手の筒からまたは、ストローから同様に息を吸います。
息を留めます。瞑目します。
両鼻腔から、両胸は左右に拡げるイメージで、下腹はへこませたままの状態で静かに息を吐き出してゆきます。
数回~15分ほど続けます。
○上半身の無駄な力の放熱、心身ともに涼やかな体感を体験できるでしょう。
飢えや渇きの感覚を和らげます。
肺のトラブル、慢性消化不良などに効果があり、血液が浄化されます。
頭・上半身の放熱する体感から、暑さを楽しむぐらいのつもりで、スッイタリー呼吸法で、この残暑を乗り切りましょう。
沖ヨガセミナー、プチ断食合宿などの詳細、お問い合わせはこちらから: NPO沖ヨガ協会中部連合会
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北山佐和子
1952年生まれ。18歳から沖ヨガ修道場を経て海外(フランス、ルーマニア、ニューヨーク、ロサンゼルス、韓国、台湾etc) 指導体験を活かし、日本国内のヨガ指導員養成コース他、中部沖ヨガ指導員セミナーを定期的におこなう。
宗教法人求道実行協会三島責任役員、NPO法人沖ヨガ協会中部連合会事務局、ブラーフマンヨガセンター主宰メンタルヨガ、マタニティヨガ、妊活ヨガ、眼ヨガ、鼻ヨガなど集中セミナー開催。
妊婦、妊活夫婦、整体師、実業家、術後患者などの心身パーソナルトレーニングの予約制で受付。
自宅アシュラムでのプチ断食合宿(毎年5月連休)・妊活ヨガ合宿を定期的に実施。20代にミス・ワールド愛知代表となりミス・コンテスト審査委員も努めた。
主な著書に「ヨガの気持ちで自然流育児―年齢別・症例別詳解 (健康双書)」農文協出版
「恋する女神になるヨガ―東洋医学のビューティ・レッスン」「ヨガ呼吸修正行法上下巻」日貿出版