胃腸や内臓を休ませる沖ヨガ式内臓休養法【壁を使用した逆さか立ち(サーランバ、サルバンガナアーサナ)】

宗教法人求道実行会三島責任役員・NPO法人法沖ヨガ協会・ブラーフマンヨガセンター・北山佐和子連載コラム

飲んだり、食べたりと糖分の多くカロリーの高い食べ物を、食べる機会が多い年末年始の時期ですね。

胃腸や内臓を休ませる沖ヨガ式方法の一例です。

飲み過ぎたり食べ過ぎた場合には、翌日は少し食べる量を減らしたりして、胃腸を休ませてあげるのがベストでしょう。

できましたら、意識的に、一食無食(特に夕飯)をする方法も胃腸が休養できるでしょう。

飲み過ぎ食べ過ぎが数日間も続き、でも食欲がある場合には、積極的に一日を絶食する方法は、かなり内臓が休養回復できるでしょう。

そんな時に、以下の壁を使用した逆さか立ち(サーランバ、サルバンガナアーサナ)をお勧めします。

逆さか立ち(サーランバ、サルバンガナアーサナ)

写真①

壁の前に、両膝を立て寝ます。

両手は下腹に置きます。

前提として腹式呼吸法をします。

○初心者

鼻と口から息を吐いて、下腹を凹ます。

鼻と口から息を吸って、下腹を膨らませる。
↓
吐く息を長く。

吐息８:吸息４

○腹式呼吸法できる方

鼻から吐いて下腹凹ます。

鼻から吸って下腹膨らませる。
↓
吐息１５:吸息５

吐く息が気持ちよく長く吐けれる状態でしたら、自律神経がリラックスしやすくなるでしょう。

ストレスと一緒に意識的に息を吐いてゆきます。

写真②

両膝を曲げてお尻を壁につけます。

腹式呼吸法10回～します。

この状態でも、胃腸がかなり上に押し上げられた感覚を、体感できるでしょう。

写真③

両手の人指し指を両膝におく。

両足の裏で壁を押しながら、息を吐きながら、お尻、背中をあげます。

写真④

両手を腰にあてます。腹式呼吸法１０回します。

写真⑤

両手を腰にあて、右足で壁を押した状態で、左脚を伸ばす。

左踵をのばすとお尻に力が入ります。

左脚伸ばした状態で、腹式呼吸法１０回反対の右足でも腹式呼吸法１０回。

腹式呼吸法の浅い脚を再度伸ばし腹式呼吸法１０回します。
↑
このポーズの最中に、肩が痛む方がいます。

飲み過ぎ食べ過ぎで内臓が疲労下垂気味の方です。

腹式呼吸法の回数を、

○各１０回から３回程度に減らして行いましょう。
○肛門を締めると肩の負担が軽くなるでしょう。

写真⑥

両膝曲げてから背中→腰→お尻を息を吐きながらゆっくり下ろします。両脚を壁に伸ばします。両手も伸ばします。腹式呼吸法を１０回します。

●写真⑤の状態で腹式呼吸法した時に、お腹がゴロゴロとか、グルグルと鳴ったりしたら、胃腸や内臓がかなり喜んでいることを、実感しましょう。

リラックスしたいご自分想い、+内臓も喜んでいる状態、＝体感が実感できましたら、【心身一如】が体現できたという一つのこの実感体験が、御自身の内なる力になります。

食べ過ぎ飲み過ぎの場合には、少食、無食か絶食を実践され、上記の内臓休養ポーズで、腹式呼吸法してみましょう。

沖ヨガセミナー、プチ断食合宿などの詳細、お問い合わせはこちらから：　NPO沖ヨガ協会中部連合会

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