宗教法人求道実行会三島責任役員・NPO法人法沖ヨガ協会・ブラーフマンヨガセンター・北山佐和子連載コラム
【不愉快な時の気分を変化させる姿勢と呼吸法の練習】
体と呼吸にアプローチして体と呼吸の繋がりを各自体感してゆきます。
上虚下実の自然体と静かな深い呼吸で、日常生活での五感に呑み込まれた自分を解放してゆきましょう。
不愉快な気分を穏やかな気分に変化してゆく呼吸法を練習してゆきます。
冥想できるための道具としての呼吸法を目指します。
写真①
床に座り、両膝を曲げ両足の裏は床につけます。
両手の指を組みます。
両肩の力をぬき一息吐きます。
背骨を伸ばしながら胸を張り一息吐きます。
背骨と両脚でアルファベットの、V字型をイメージし体型を作ります。
へそ下丹田=自律神経中枢=小さな大脳=ウディヤナ=腰腹力に気を集め力をこめます+腹式呼吸法・静かに深く吐く息を繰り返してゆきます。
一息ごと肩の力を抜いて、一息ごとに胸を拡げて、下肚、丹田に気と力を集めてゆきます。
写真②
V字体型で、上虚下実=上半身の力がぬけ、へそ下丹田に気と力が集まりやすくなった状態で、両脚を床から持ち上げます。
もし、両脚を床から持ち上げて、両肩、胸に力が入り、力んだ状態になったなら、両脚を床におろし①の体型に戻りましょう。
型を作る必要はありません。
V字体型を作りながら、姿勢と息を観察します。
姿勢(両肩の力がぬけているか)、息(深く静かに吐けているか)と気分に、聴いてみる練習が必要です。
だるまさんのように、小さく前後左右に揺れるのはバランスとるための練習でしょう。
肩こりさんは、①または、②のV字体型で、首を長く息を吐きながら、ゆっくりゆっくり首を回すのも、上半身の力がぬけやすくなります。
①②の姿勢、呼吸法する前の、浅い、短い吸う息に力が入りやすい不愉快な気分状態から、気分のよいそれぞれの静かな深い息づかいに戻れるでしょう。
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北山佐和子
1952年生まれ。18歳から沖ヨガ修道場を経て海外(フランス、ルーマニア、ニューヨーク、ロサンゼルス、韓国、台湾etc) 指導体験を活かし、日本国内のヨガ指導員養成コース他、中部沖ヨガ指導員セミナーを定期的におこなう。
宗教法人求道実行協会三島責任役員、NPO法人沖ヨガ協会中部連合会事務局、ブラーフマンヨガセンター主宰メンタルヨガ、マタニティヨガ、妊活ヨガ、眼ヨガ、鼻ヨガなど集中セミナー開催。
妊婦、妊活夫婦、整体師、実業家、術後患者などの心身パーソナルトレーニングの予約制で受付。
自宅アシュラムでのプチ断食合宿(毎年5月連休)・妊活ヨガ合宿を定期的に実施。20代にミス・ワールド愛知代表となりミス・コンテスト審査委員も努めた。
主な著書に「ヨガの気持ちで自然流育児―年齢別・症例別詳解 (健康双書)」農文協出版
「恋する女神になるヨガ―東洋医学のビューティ・レッスン」「ヨガ呼吸修正行法上下巻」日貿出版