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「ごま塩」は血液を強化し油脂を分解する働きもある

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マクロビオティック one テーマ20 (文)ムスビの会主宰 岡部賢二 

夏バテ防止の妙薬・ごま塩 ごま塩は陰陽調和した玄米正食の必需品

マクロビオティックで玄米正食を始める時の必需品にごま塩があります。

ごま塩は海の恵みである自然な塩と山の恵みである黒ごまが絶妙なバランス(塩が1~2割、黒ごまが9~8割)で陰陽調和した食べ物で、玄米に足りない良質のたんぱく質、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質などを補ってくれます。

玄米のエネルギーを最高に引き出すものと言っても良いでしょう。

ごま塩が素晴らしいのは、その栄養成分です。

黒ごまや自然塩に豊富に含まれるビタミンB₁やB₆、ビタミンE、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、イソフラボノイドは体の若返りや自律神経の安定、貧血の改善、心臓の強化といったさまざまな不調の改善に有効です。

なかでも黒ごまに含まれるビタミンB群やカルシウム、マグネシウムはイライラしたり、落ち着かない時に摂取することで、精神を安定させる働きがあります。

ごま塩をごはんにかけて良く噛んで食べると、不眠症や冷えのぼせなどの自律神経の失調から来る症状も楽になり、寝る前にごま塩入り三年番茶を飲むと熟睡できます。

最近は、夜眠れないという不眠症の方が増えているので、おすすめです。

血液を強化し油脂を分解する働きも

ごま塩のもう一つの働きは、血液の強化です。

0・85%の塩水で構成されている血液環境にとって、良い塩は欠かせません。

天然の塩に含まれる数々の微量栄養素が、人体の生命維持の働きを活性化します。

加えて、黒ごまの鉄分には赤血球ヘモグロビンを活性化し、細胞の酸欠を防ぐ働きがあるため、ごま塩を摂ることで造血力を高めて貧血を予防することができます。

大量出血時にごま塩を口に含むと止血と増血の両方に働き、応急手当てができます。

梅醤番茶とごま塩を併用すれば、軽度の貧血を改善することができます。

また黒ごまに多く含まれるビタミンEが血液だけでなく、血管壁にたまったコレステロールをきれいに洗い流し、さらに黒ごまに含まれるセサミンやゴマリグナンが脂肪の分解を促し、脂質の酸化を抑えます。

天ぷらに塩をかけて食べるように、塩に含まれるマグネシウムも油脂の分解に役に立ちます。

このことからも、ごま塩は体内の油脂の大掃除役といっても良いでしょう。

黒髪の維持、目の強化、夏場の熱中症予防にも

東洋医学では類似の法則があり、臓器と同じ形や色の食べ物を食べることで、その臓器を強化することができるとされています。

したがって黒色の髪の毛の維持には黒色食品が有効です。

黒ごまに含まれるビタミンEなどの成分が頭皮の毛細血管の血流を改善し、髪の毛に栄養が行き渡るようにしてくれます。

その結果、髪のツヤが良くなったり、脱毛や白髪を予防することができます。

また、塩分には緩んだ毛根を引き締める作用があるので、その点でもごま塩は脱毛予防にぴったりです。

黒色食品で髪の毛と形が似ているヒジキやワカメ、昆布といった海藻と合わせて摂るとさらに良いでしょう。

黒ごまの黒色は抗酸化色素のアントシアニンで、目の網膜の酸化を防ぐことで疲れ目や視力低下の改善に効果が期待できます。

昔、ゼロ戦のパイロットは地上にいる時に、視力を上げる目的で黒ごま(炒りごま)を噛んでいたそうです。

ごま塩には目に良いと言われているポリフェノールだけでなく、ビタミンやカルシウムを含み、さらに血流を良くする塩気も含まれているので、まさに目の強化食と言えるでしょう。

私たちの体は夏場の暑さに対して、血流を良くすることで体の熱を放散するため、心臓が疲れやすくなります。

そのような時に黒ごまや自然塩に含まれるマグネシウムが心臓の筋肉の収縮を良くし、けいれんを防いでくれます。

塩分には心臓の収縮力を高める働きもあるので、ごま塩は天然の強心剤と言っても良いでしょう。

このように熱中症や夏バテ予防対策として、ごま塩はとても助けになります。

五行の色から見るごま塩の潜在的パワー

さらに、ごま塩を五行の色で見てみると、塩の白は潔白、潔癖、清潔、純粋さを表し、体内環境浄化、邪気を払う、殺菌、解毒という力があり、陰陽五行の肺・大腸系と波動共鳴します。

また、黒ごまの黒は地味や謙虚さ、忍耐や持久力、沈着冷静、精力を表し、老化防止、精神安定、精力増強の力があり、腎・系と波長共鳴します。

白と黒という光と闇の色が天地和合、陰陽調和したごま塩には、宇宙的なパワーが詰まっています。

キ・パワーソルトといった還元塩でゴマ塩を作れば、さらに薬効が高まり、酸化しにくくなります。ぜひ、手作りに挑戦してみてください。

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月刊「むすび」 2017年8月号より

正食協会では、月刊誌「むすび」を毎月発行しています。「むすび」は通巻600号を超える息の長い雑誌です。

マクロビオティックの料理レシピや陰陽理論、食生活、子育てや健康、環境問題など幅広いテーマを取り上げています。

ぜひ、あなたも「むすび」誌を手にとってご覧になってみませんか?

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Profile おかべ・けんじ

大学在学中に渡米し、肥満の多さに驚いて「アメリカ社会とダイエット食品」をテーマに研究。

日本の伝統食が最高のダイエット食品と気づいた後、正食と出会う。正食協会講師として活躍後、2003年、福岡県の田舎に移り住み、日本玄米正食研究所を開設。

2005年にムスビの会を発足させ、講演や健康指導、プチ断食セミナーやマクロビオティックセミナーを九州各地で開催している。正食協会理事。

著書は「マワリテメクル小宇宙〜暮らしに活かす陰陽五行」(ムスビの会)、「月のリズムでダイエット」(サンマーク出版)、「心とからだをキレイにするマクロビオティック」(研究所)、

家族を内部被ばくから守る食事法」(廣済堂出版)、「からだのニオイは食事で消す」(河出書房)、「ぐずる子、さわぐ子は食事で変わる!」(廣済堂出版)、「月のリズムで玄米甘酒ダイエット」(パルコ出版)。

ムスビの会ホームページ http://www.musubinewmacro.com

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