やはり緊急課題は原発の克服【原発廃棄から永久の道へ】

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池田整治連載コラム

突然の総選挙が行われます。様々な争点が挙げられていますが、日本の現状のどこに真の問題があるのでしょうか。

私は、現代日本人の目の前には二つの道があると思います。「滅びの道」と「永久の道」です。

未来永劫地球とともに生きる道と、DNAを壊して3代で日本人が消える道です。

DNAを壊すものには、化学物質、放射能、遺伝子組み換え作物、電磁波、ワクチン、電子レンジ等々があります。

でも大半のものは、圧縮活性炭のしっかりした浄水器や空気清浄機、テクノAO、自前の種と農場をもつ純然たる野菜等のみで作った安全な栄養補助食品等を活用する口養生等により、個人レベルでサバイバルできます。

しかし、原発のメルトダウンだけは、個人の力では対処のしようがありません。

国レベルで「生き方」を変えなければなりません。選挙も、与党野党の党利党略を超えて、「原発ゼロ」を掲げる人を選んでもらいたいものです。

そういう意味で、再度、原発・放射能問題を明らかにします。

≪放射能の真実≫

ちなみにこれから述べるベラルーシの内部被爆問題は、日本では絶対に起こりえません。

何故なら日本の原爆症認定基準が、爆心から「2km以内」、年間蓄積換算100ミリシーベルト以上の高「γ(ガンマ)」線を瞬間浴びた者、と占領統治していた米国から「規定(=命令)」され、現在もこれが適応されているからです。

γ線は電磁波です。いわゆる音や光や電波ですから一過性です。

これに対してα(アルファ)波は二つづつの陽子と中性子からなるヘリウム原子核、β(ベータ)線はその原子核を回っていた電子が離されて飛んでいるもの、つまりともに「物質」です。

物質ゆえ、服など着ていれば外部被害はほとんどありえません。

しかし、水・空気・食べ物と一緒に体内に入るととんでもない悪さを働きます。

10eV(エレクトボルト)で結合している遺伝子の4つの塩基を、アルファ波は約500万eV、ベータ波は約65万eVの力で瞬時に修復不能にバラバラに分解します。

つまり、遺伝子を破壊します。人は、DNAが正常な限り、一秒に約50万個の細胞が生まれ変わっています。皮膚なら28日、内臓で30日、骨でも40日であらたな組織に代わります。

もちろん、必死アミノ酸、あらゆるビタミン、ミネラル、ファイトケミカル、安全な水と空気も不可欠です。

現代科学で名前が付けられた60種程度のビタミン、ミネラルだけでは細胞の一つも再生できません。

自然界には、科学で名前がまだ付けられてない栄養素が限りなくあり、すべて健康のために必要です。

さて、その再生中に、個体なら新陳代謝の早い心臓や脳神経細胞等が最初に影響を受けます。

最近心不全や脳梗塞などの突然死が急増しているのが気に掛かります。

他の臓器でも積み重なると癌になります。世代を超えると奇形児となります。フクシマでも奇形児が増えています。

もちろんγ線も20万eVの力で遺伝子を切断しますが、電磁波なので一瞬で通り過ぎ、栄養とくに必須アミノ酸の状態さえよければ人間は修復する力を持っています。

少々の電磁波なら生命の誕生・進化の中でそのような修復能力も人間は持って来ました。

しかし、アルファ波・ベータ波というモノが体内に長期間留まって行う破壊行為には、人類は原爆成功以降僅か70年の体験しかなく、DNAが破壊されるのです。

この為、原爆開発時から、このアルファ波・ベータ波による内部被爆は、「ないもの」とタブーだったのです。

でないと原爆も原発も開発・使用できません。

原爆あるいは原発はウラン235を人工的に約300種類ぐらいの人工放射性物質に核分裂することで熱を得て、これを爆弾や発電に活用します。

また、本来安定していて、ウラン235の周りを覆っているウラン238が、ウラン235の核分裂時に飛び出る中性子を一つ受けてウラン239になります。

人間が作り出した宇宙最悪の毒と言われるプルトニムです。プルトニウムは10kg程度集まっただけで爆発します。

フクシマ第3原子炉使用積み核燃料プールの核爆発がこれでした。

2kmの原子雲ができました。それを未だに水蒸気爆発と嘘をつき、日本人だけが信じているわけです。

要するに、プルトニウムは非常に危険なモノですが、それ故に核弾頭に使われるのです。

これらの不安定な人工放射性物質が、安定した自然の物質に急いで変わるときに放射線が出ます。

例えば一番質量の重いプルトニウムは、α線、β線、そして最後にγ線を出して安定した鉛になります。

その期間約24万年。つまり、24万年安全に保管しなければならないのです。

もっとも自然のウランが鉛になるのには約40億年もかかります。

プルトニウムは、人工的に作られた鬼子ですが、彼らなりに早く安定した鉛になってくれているのです。

よく問題にされるセシウム137は、β線を30年出したあと瞬間的にγ線を放出して安定したバリウムになります。と言うことは、フクシマ事故からまだ6年しか経っておらず、セシウム137の汚染状況をキチンと調べるにはβ線を計測する必要があるのです。

もちろん、プルトニウムを調べるにはα線を調べなくはなりません。にも関わらず、いまだに日本では放射能と言えば、地上1m付近のγ線しか問題にしません。

これだけでも、戦後から続く原発のウソがわかるというものです。

もっとも東京でもいまだにそのγ線が高いと言うことは、セシウム137やプルトニウム以外で、早期にγ線をだす300種の人工放射性物質の何かが常在すると言うことなのです。

≪ベラルーシでわかった放射能の真実≫

ところがロシアでチェルノブイリ事故が起こり、ロシアが共産主義を止めて、つまり世界金融支配体制から脱却したことから真実が発信されるようになりました。

ベラルーシは、チェルノブイリから北西に細長くのびる国です。

日本で言えば、フクシマから関東ぐらいの位置関係でしょうか。

そのベラルーシで、事故当時、つまり30年前に生まれた世代が今、親となって生んでいる赤ん坊のうち、正常児は僅か2%しかいないというショッキングな事実です。

つまり、98%の新生児は、何らかの遺伝子異常児なのです。間違いなくα線またはβ線による内部被爆の影響です。

もし、日本でこのような異常児が確認されても、「原因不明」で片づけられます。

もうおわかりだと思いますが、「2km以内」の「γ線年間換算100ミリシーベルト以上」の「基準」にないからです。

これから日本で内部被爆でいくら突然死や癌その他の病気や奇形児が生まれても、一切放射能とは無関係に処置されます。もちろん、取り上げるメディアはあり得ません。

草の根口コミネットで真実を知る他ありません。

もっとも、チェルノブイリ事故では、ロシアは国家を上げて迅速に対応しました。

ロシア最高の伝説の英雄と言われるバレンコフ元帥が現地指揮を執って、約2万人の軍人が文字通り死を賭してトンネルを掘り、鉛とホウ酸を敷き詰めてメルトスルーを封じ込めたのです。

その上にわずか2週間で石棺を作り爆発した原子炉を完璧に封じ込めました。それでも30年経ち、強い放射線等で老朽化した石棺を建て替えています。

要するに、チェルノブイリでは、死の灰は2週間しか降らなかったのです。

それでも、30年経って影響が出ているのです。では、今から30年後、今生まれている赤ん坊達が子供を産む世代になったとき、ベラルーシはどうなるのでしょうか・・。

そうです。3代でベラルーシという国が亡くなる恐れがあるのです・・。

原発を使うと言うことは、このように未来への子供たちへの影響のことを第一義的に考えることが必要ではないでしょうか。

≪日本の現状≫

さらにショッキングな情報は、現在の都内の放射能は、内部被爆換算でベラルーシの2倍から3倍と見られることです。

しかもフクシマでは原発事故から6年経とうというのに、未だメルトスルーした核燃料が手つかずのままなすすべもなく放置されているという現状です。

使用済み核燃料は、使用後50年間水で冷やさないと熱をだして暴走します。

つまりメルトスルーした燃料に水をかけ続けなければならず、水は放射性汚染水と放射性水蒸気となって日々刻々日本を地球を汚染し続けます。

そのメルトスルーした使用済み核燃料の量は、1号炉から3号炉まで合わせてなんと830トン!!。

ちなみに広島の原爆は、ウラン235が僅か700グラム爆発しただけです。さらに各炉の使用済み核燃料保管プールに、その2~3倍の使用済み核燃料。

さらにさらに10年から50年冷やす共通プールに1本約170kgの使用済み燃料棒約6000本・約1000トン。

つまり、保管能力の80~90%が満杯なのです。この状況は、日本中の原発の共通の現状です。

要するに、人類が処理できない使用済み核燃料を安全に保管する場所が日本にはないのです。

青森六ヶ所村の使用済み核燃料保管施設は、あくまで永久保管地域を決めて処理するまでの臨時の「中間」施設なのです。

青森県との契約で2035年にはすべて搬出して永久保管庫に移動させなければなりません。

地震列島日本のどこに24万年安全に保管する場所、施設があるのでしょうか?

この原発の「真相」だけわかっただけでも、これ以上原発に頼っては行けないのは、小学生でもわかります。にもかかわらず、先日も高浜3号炉等が再稼働をはじめました。

フクシマ原発事故後3基目の再稼働で、しかもウラン235よりも危険なウランとプルトニウムを混ぜたMOXという核燃料を使うプルサーマル原子炉です。

さらに国と企業が一体化して、英国・フィンランド・リトアニア・ブルガリア・ベトナム・トルコ・インドへの原発の輸出に力を注いでいます。

何故、原爆被爆国で、しかもフクシマ事故まで起こした日本で原発が止められないのか。単に「経済」の問題でないのは、もう理解出来ると思います。

日本を真に支配する輩の「命令」なのです。

日本に原発をおいていったカラクリは、是非拙著「離間工作の罠」(ビジネス社)でご確認下さい。

≪原発廃棄から永久の道へ≫ 

原発・放射能問題を克服した時、自然・地球・宇宙と共生するヤマトごころを体現した未来永劫続く真の日本が甦ると確信しています。


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池田 整治 

1955年3月22 日、愛媛県愛南町生まれ。作家。元全日本実業団空手道連盟理事長。東藝術倶楽部顧問。空手8段。

1973年、陸上自衛隊少年工科学校前期課程修了。防衛大学校入学。2008年、陸上自衛隊小平学校人事教育部長。2010年退官。最終階級は陸将補。

オウム真理教が山梨県上九一色村に作ったサティアンへの強制捜査に自衛官として唯一人同行支援した体験などから、「真実とは何か?」を独自に研究。

自衛官在任中時代に『マインドコントロール 日本人を騙し続ける支配者の真実』(ビジネス社)を出版、ロングセラーとなる。

北海道での単身赴任時代、万が一の場合、4人の子どもたちへ父の想いを残し伝えるためメルマガ『心のビタミン』を開始。

退官後、〝真実の語り部〟として情報発信を始める。現在もブログ、書籍、講演会などを通じて精力的に活動を続けている。

著書に『1000年先の地球のために―「滅びの道」から「永久の道」へ』(ナチュラルスピリット)『マインドコントロール2 今そこにある情報汚染』『離間工作の罠 ~日本を分断する支配者の手口~』(以上、ビジネス社)、

今、知らなければいけない 重大な真実を語るメジャーな人々 東京・日比谷公会堂での講演からVol.1』(ヒカルランド)など共著も含めて20点以上。

※池田整治 著作特集はこちらから

メルマガ、講演などはこちらから→ 公式HP: http://ikedaseiji.info/

美し国 副代表

http://umashikuni.co.jp/index.html