宗教法人求道実行会三島責任役員・NPO法人法沖ヨガ協会・ブラーフマンヨガセンター・北山佐和子連載コラム
心穏やかにする呼吸法。
正座かまたは椅子・壁にもたれた長座などで、座ります。
みた目に姿勢がよい座り方というよりは、ご自分で深い腹式呼吸法ができると感じられる、姿勢の座り方で、息を気持ちよく吐けてるご自分の息の感覚を、先ず優先しましょう。
写真、正座・椅子・長座
○両手の親指と両手の人指し指で三角形をつくります。
両手の親指をへそに置きます。
瞑目します。
↓
腹式呼吸法します。
鼻と口から息を吐きます。
鼻と口から息を吸って腹をふくらませます。
鼻と口から息を吐いて腹をへこませます。
↓
鼻から息を吐いて下腹をへこませます。
鼻から息を吸って下腹をふくらませます。
↓
吐く息は吸う息より長く、吸う息の2倍の長さで吐くようにします。
↓
力まないでできるようでしたら、
吸う息の3倍の長さで息を吐くように続けます。
○心鎮の呼吸法
手のひらの真ん中あたり=左手中指と薬指の間の下辺りを、右手で押します。
生理的に心臓の動きを鎮める働きをします。心臓は身体のやや左側にあるので、左手の平を押します。
↓
瞑目します。
↓
右手の上に左手をのせます。
右手の親指を左手の平にあてます。
【上虚下実】の実践
上半身~首、肩の力をぬきます。
下腹に力がこもるように座ります=肛門をしめます。
↓
ゆっくり息を吸いながら・右手親指に気を集め・左手の平を中央辺りを押す
息を吸いきったら息を留める・肛門しめる・顎をひく・更に強く押す
息を吐き出しながら強く押し息を吐ききったら、親指の力を弛めてゆきます。
これらの呼吸法(プラナヤーマ)は自律訓練行法ともいいます。
自律訓練行法とは、意識的に息を吸ったり、意識的に息を吐いたりして、心身の安定を高めてゆきます。
最初は、座り方の形などには、こだわらずに、まず呼吸法をしてみましょう。
写真の様に、椅子・壁にもたれた長座・正座など、座り方の形式への自分のプライドには聞かずに、気持ちよく吐けてるかどうか=自分の息の感じを優先に身体に息に聞きましょう。
例えば仕事中、外出中には椅子などに座った場合での呼吸法。
朝起きた時、夜寝る前時には、背中に枕などをおいたり壁にもたれた場合での呼吸法。
【上虚下実】の楽チンな、座り方でからの、呼吸法を毎日規則的に続けられる工夫が大切です。
呼吸法する楽チンな上半身リラックス+下腹に気をおくという~自分のための静かな時間・心鎮かな時間を味わいましょう。
心鎮かな時間が脳内ホルモンにプラスな影響を与えられるように習慣づけられるには、最低100日、約三ヶ月は続けてみましょう。
【講演情報】
【3回通し】ヨガの基本解釈を変え、 深く学ぶためのメソッド 講師:北山 佐和子
いつものヨガクラスで、どのような部分に注意をすれば、身体を痛めずにヨガを長く楽しんでいくことが出来るのでしょうか。自然体の意味や、各種実践指導法、体がかたい方、体に痛みをお持ちの方などへの手助けが必要な場合の、具体的なヨガの原則に合わせたサポート方法を学びます。
2018年 7/8, 9/9, 9/23 名古屋市中区栄3丁目4番5号 スカイル10階
お申し込みはこちら: ☎0120-86-1550 朝日カルチャーセンター 名古屋教室
沖ヨガセミナー、プチ断食合宿などの詳細、お問い合わせはこちらから: NPO沖ヨガ協会中部連合会
【こちらもオススメ】
眼の疲れを自分の手で癒す【ストレス解消、自律神経が安定しリラックス】
北山佐和子
1952年生まれ。18歳から沖ヨガ修道場を経て海外(フランス、ルーマニア、ニューヨーク、ロサンゼルス、韓国、台湾etc) 指導体験を活かし、日本国内のヨガ指導員養成コース他、中部沖ヨガ指導員セミナーを定期的におこなう。
宗教法人求道実行協会三島責任役員、NPO法人沖ヨガ協会中部連合会事務局、ブラーフマンヨガセンター主宰メンタルヨガ、マタニティヨガ、妊活ヨガ、眼ヨガ、鼻ヨガなど集中セミナー開催。
妊婦、妊活夫婦、整体師、実業家、術後患者などの心身パーソナルトレーニングの予約制で受付。
自宅アシュラムでのプチ断食合宿(毎年5月連休)・妊活ヨガ合宿を定期的に実施。20代にミス・ワールド愛知代表となりミス・コンテスト審査委員も努めた。
主な著書に「ヨガの気持ちで自然流育児―年齢別・症例別詳解 (健康双書)」農文協出版
「恋する女神になるヨガ―東洋医学のビューティ・レッスン」「ヨガ呼吸修正行法上下巻」日貿出版