宗教法人求道実行会三島責任役員・NPO法人法沖ヨガ協会・ブラーフマンヨガセンター・北山佐和子連載コラム
【伸びをしたいとか、気分を転換したいとか、ヒステリー気分の時などの呼吸法です】
自然な季節の変わり目のこの時期の、「三寒四温」の気温の変化に身体がついていけない時などには、次のような自然体と呼吸法をして、ご自分の気分を転嫁してみましょう。
冬の季節+コロナ禍の自粛などによる心身の不調な余分なエネルギーを、「上虚下実」の自然体で、息を充分に吐き出して溜まったマイナスエネルギーを、プラスな気分に転嫁してゆきましょう~
写真1
足を腰巾二倍以上ぐらい大きく広げ立ちます。
足先、足の親指、膝を外側に向け、膝を拡げて曲げます。
足、脚に力が入るように、下腹、尻に力を入れます。
両手は膝を軽く触れます。
両手、肩には力を入れないようにします。
息を吐きながら、すっ―と背骨を上に伸ばす気持ちになります。
背骨を上下に伸ばし+首胸肩の力をぬき+みぞおちの力をゆるめます。
「上虚下実」の自然体で腹式呼吸法をします
一旦、息を下肚から吐き出します
→初心者の方は鼻と口から、息を細くゆっくり長く下肚から吐き出してゆきます
→すっと背骨が真上に伸びる体感
→下肚から息を吸って下腹部から下腹を膨らませます+数を4~5心の中で数えます。
→吸いきったら下肚から数を8(初心者)→できる人は15を心の中で数えながら息を細く、ゆっくり、長く吐き出してゆく練習をします。
吸う息はリラックスして、吸います。
ポイントは、吐く息に芯をもたせて、均一な太さで、長く意識的にゆっくり吐いてゆきます。
吐く息のイメージは、1呼吸ごと背骨が伸びて伸びをする感じなどが~いいでしょう。
胸が拡げにくい方、この姿勢が不安定な方や、下肚に力が集まりにくい方は、肛門を意識的にしめましょう。
下肚=丹田=自律神経の中枢=小さな大脳(最近は大きな大脳と変わってきてます)に、気と力を集めて、腹式呼吸で深呼吸を3回~5回してみましょう。
沖ヨガの「上虚下実」の自然体で、調和息を体感し、囚われない自然心の体得を目指します。
沖ヨガオンライン読書会 Zoom使用
沖ヨガセミナー、プチ断食合宿などの詳細、お問い合わせはこちらから: NPO沖ヨガ協会中部連合会
【こちらもオススメ】
手足の毛細血管の血行を良くして免疫力を高める運動【冷え性予防・身体を温めよう】
北山佐和子
1952年生まれ。18歳から沖ヨガ修道場を経て海外(フランス、ルーマニア、ニューヨーク、ロサンゼルス、韓国、台湾etc) 指導体験を活かし、日本国内のヨガ指導員養成コース他、中部沖ヨガ指導員セミナーを定期的におこなう。
宗教法人求道実行協会三島責任役員、NPO法人沖ヨガ協会中部連合会事務局、ブラーフマンヨガセンター主宰メンタルヨガ、マタニティヨガ、妊活ヨガ、眼ヨガ、鼻ヨガなど集中セミナー開催。
妊婦、妊活夫婦、整体師、実業家、術後患者などの心身パーソナルトレーニングの予約制で受付。
自宅アシュラムでのプチ断食合宿(毎年5月連休)・妊活ヨガ合宿を定期的に実施。20代にミス・ワールド愛知代表となりミス・コンテスト審査委員も努めた。
主な著書に「ヨガの気持ちで自然流育児―年齢別・症例別詳解 (健康双書)」農文協出版
「恋する女神になるヨガ―東洋医学のビューティ・レッスン」「ヨガ呼吸修正行法上下巻」日貿出版