砂糖等のとりすぎは、重症アトピーの引きがね 

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船瀬俊介連載コラム

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【前回の記事】

意外に知らない!?「白砂糖」の毒性

鹿児島大学(医学部)研究チームの報告は興味深い。

約200症例の重症アトピー患者を調査した結果「砂糖や脂肪など過剰摂取している」「これらの代謝能力が落ちている」ことが判明。

さらに、アトピーなどの炎症は体内に発生した活性酸索によって起こるが、患者たちは、この活性酸索を除去する酵索のはたらきが弱いことも判った。

そこで、研究チームは①砂糖、②卵、③牛乳、④植物油、⑤肉類…の摂取を控え、野菜、魚を多く食べるよう食事指導。

さらにビタミンなどを補給。すると3~5か月で症状は全員目を見張るほど改善したのだ。代表的な治療法といわれるステロイド投与で効かなかった難治性患者にも顕著な効果」があった、という。

これは、いいかえると①砂糖、②卵、③牛乳……などの過剰摂取が重症アトピー原因であることに他ならない。(95年7月14日、日本ビタミン学会報告)

つまり、砂糖等の過食が、体内に活性酸索の過剰をもたらし、それがアトピー、炎症などを引き起こしているのだ。

その酸性体質は、老化や免疫機能の低下、発ガン、さらに様々な病気のひきがねとなるはずだ。

精製してミネラル等を除いた白砂糖信仰

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「……砂糖が安くなったら、それでなくても甘いものが好きな日本婦人は、いっそう菓子類を食べるようになるから、かえって高くなったほうがよいのかもしれない」

これは、私が尊敬してやまない郡司篤孝氏の言。

彼は戦後の有害食品告発で先駆的な活躍をした評論家である。

彼は言う「砂糖を過食すると、糖尿病、虫歯、動脈硬化症、低血糖症、胃弱、小児の澗…などの病気の遠因になることは、医学的にわかりきっている常識だからである」(『有害な子供食品』アロー出版社)

さらに彼は「このことは砂糖の製法にも問題がある」として

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「つまり、より白く、より甘味を増し、よりソフトな味にするために、精製に精製を重ねて、不純物のない純粋な砂糖をつくるようになったから…」と、白砂糖信仰の愚を断罪する。

しかし25年も前に、すでに現在の様々な”白砂糖症候群“を予見しているとは!その先見性には、驚かされる。

郡司氏は、精製過程でさまざまな薬剤を用いる「炭酸法」「燐酸法」「イオン交換樹脂法」などを告発。

「砂糖は今のように白く綺麗でなくても、甘味が悪くてもよいから、……恐ろしい薬品を使わないでつくった、昔の粗糖を食べられないものであろうか」と嘆く。

「甘いものが好きな可愛い子供たちの『いのち』を守るために」(同書)

真の栄養学を知るひとは三白食を批判する。「白米」「塩」そして「白砂糖」である。

そこに共通するのは、大自然の恵み(栄養素)を不純物として、捨て去った愚劣、無知さ加減である。

続きはこちら→ 精白砂糖の害は、いろいろな形であらわれる 

月刊マクロビオティック 2000年12月号より

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船瀬俊介 (ふなせ しゅんすけ)地球環境問題評論家

著作 『買ってはいけない!』シリーズ200万部ベストセラー 九州大学理学部を経て、早稲田大学社会学科を卒業後、日本消費者連盟に参加。

『消費者レポート』 などの編集等を担当する。また日米学生会議の日本代表として訪米、米消費者連盟(CU)と交流。

独立後は、医、食、住、環境、消費者問題を中心に執筆、講演活動を展開。

著書に「やってみました!1日1食」「抗がん剤で殺される」「三日食べなきゃ7割治る」「 ワクチンの罠」他、140冊以上。

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