数多くの栄養素を含有する老化、貧血にもオススメ「明日葉茶」

船瀬俊介連載コラム

明日葉茶

おもな含有成分と効能

数多くの栄養素を含有するのが明日葉の特長。多いものからあげるとーーー。

①植物性有機ゲルマニウム②ビタミンB12 ③葉緑素（クロロフィル）④ビタミン・ミネラル類。

植物性有機ゲルマニウムは、ガンの増殖を防ぐ。抗酸化力（老化を防ぐ）にもすぐれ、またカルシウムの吸収を助ける。

ビタミンB12は、貧血防止に。また、ビタミンB12が不足すると、集中力、記憶力が低下する。

これは老人のボケにも通じる症状。明日葉にはボケを予防するはたらきもある。

葉緑素は、潰瘍の治療、予防に効果を示す。

こんな話も

明日葉研究の第一人者といえば、後藤迅織医学博士である。

1983年に八丈島を訪れた博士は、島の40歳以上の健康診断で、「貧血症状あり」がなんと730人中に2人しかいなかったという事実に驚いた。

これは明日葉を常食しているからだと結論づけたのだ。

薬草研究に50年、明日葉の薬効、製品開発に20年を費やし、まさに明日葉の普及とともに歩んだ人生だった。

後藤博士はしかし、1日40本以上のヘビースモーカーでもあった。75歳のとき、ついに末期の肺ガンと宣告された。しかし後藤博士は諦めなかった。

明日葉のガンヘの薬効を確信していた後藤博士は、手術前に明日葉の生葉を大量に摂取したという。それから10年、博士は85歳まで延命され、亡くなる直前まで明日葉研究の成果を書き綴った。

お茶のチカラを知ろう！

明日葉のふるさとは、伊豆七島。強い日差しと潮風が育んだのか、鮮烈な野生の香りを放つ。摘まれても踏まれても翌日には新しい葉を出すことから、明日葉と名がついたという。

その姿は、セリに似ている。

明日菜は、化学肥料や農薬など人の手がかかった栽培法を極端に嫌う。むしろ放任教育のほうが、野生児の本分を発揮して、火山灰地でも青々とした葉を天に伸ばす。

明日葉の生命力、強靱なり！

俗に「チンタチソウ」と呼ばれるのもうなずける。

明日葉が注目されるのは、その植物性有機ゲルマニウムの含有量だ。これがなぜ、ガンの増殖を抑えるのか？

インターフェロンといえば、ガン細胞をやっつけるナチュラル・キラー細胞を活性化する物質として有名である。

植物性有機ゲルマニウムは、このインターフェロンを増加させるはたらきがあるのだ。

東北大学の研究では、口から摂取したゲルマニウムによって、血液1ｃｃあたり約50単位のインターフェロンが増加したことが確認されている。

植物性有機ゲルマニウムには、また、ビタミンEの数百倍という抗酸化力、つまり細胞の老化を防ぐ力も認められてる。

さて、明日葉を特長づけるもうひとつの有効成分が、ビタミンB12だ。ビタミンB12が植物に含まれることは大変珍しく、鉄分とあわせて摂れば、貧血対策にはベストと言っていい。

アメリカのペンシルバニア州マーシィハースト大学のポイドック主任教授は、マウス実験の結果、ビタミンB12 とビタミンCを同時投与したら「ガン増殖が完全に停止した」と報告している。なおかつ、ガン細胞以外にはなんの影響も及ぼさなかったというから副作用の心配もなし。

B12とCをともに含む明日葉の制ガン効果を証明する実験結果と言えるだろう。

どうやら明日葉茶は、その名の示すとおり、私たちの命を明日につなぐ、強力な味方のようである。

つくり方

• 粉末なら6g が1 日分

• 急須に入れて熱湯をそそげばOk。

• 味がある間は、何度でも楽しめる。

科学的実証例

• ビタミンEの数百倍の抗酸化力をもつ植物性有機ゲルマニウムが老化を防止する（後藤迅織医学博士）

• ゲルマニウム径口投与でガンを抑制するインターフェロンの産生増加を確認（東北大学）

• 貧血防止の栄養素、鉄・銅・葉酸・ビタミンB12・ビタミンCなどをバランスよく含む

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