ガン死者、日本だけ、なぜ増える……?欧米はガン、心臓病、脳卒中が急減

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船瀬俊介連載コラム

マスコミのタブー100連発〈98〉(月刊『ザ・フナイ』)

ガン死者、日本だけ、なぜ増える……?

――猛毒〝治療〟で8割殺される!

地球環境評論家 船瀬俊介

欧米はガン、心臓病、脳卒中が急減

ガン死者が海外では減っている。

WHO(世界保健機構)統計でも、1990年代をピークに、先進各国、軒並みに右肩下がりで減少している(グラフA)(人口10万人当たり WHO統計)。

ところが、日本だけが異常だ。ガン死亡率が、男女とも右肩上がりで急増している。とりわけ男性の激増ぶりは異様というしかない。

このちがいに、気づいている人は、ほとんどいない。あなたも初めて知って驚愕しているはずだ。

これも、テレビ、新聞などのマスメディアで隠蔽する〝不都合な真実〟である。

(グラフB)は、日米両国のガン死亡率を比較したもの。やはり1990年代、アメリカのガン死亡率が急減し、日本より下回っている。

アメリカは右肩下がりが減っているのに、日本は右肩上がりの天井知らず。

さらに、(グラフC)を見てほしい。

アメリカの疾患ごとの死亡率変化を示したものだ。1960年代後半から、まず心臓病と脳卒中が減り始めている。心臓病死は、1990年には半減している。

20年間で半分になり、さらに2020年には、4分の1に急減しているのだ。脳卒中も2000年には1960年の3分の1という減少ぶりだ。

欧州諸国にも、同様の傾向がみられる。

アメリカでガン死が減り、日本で増えるナゾ

アメリカでは1960年からゆるやかに伸び続けていたガン死亡率も、90年をピークに右肩下がりで減少に転じている。

アメリカといえば、われわれには肥満大国のイメージがある。

しかし、現実には心臓病、脳卒中さらにガンを減らしている。

病人大国はヘルシー大国に変化し始めている。もういちど、ガン死亡率に着目してみよう。

(グラフA 左)は、男性のガン死亡率の差が決定的だ。なぜ、欧米ではガン死亡は急減し、日本だけ急増しているのか?

現在、日本では……2人に1人がガンになり、3人に1人がガンで死ぬ……と、言われている。

「ガンで死亡した人は37万2986人(2016年)」(厚生労働省統計)さらに「新たにガンと診断された人は86万2452人(2013年)」(同)

そして、これらの数値は、欧米先進諸国とは真逆に右肩上がりで増え続けている……。

(グラフD)は、日本における年齢別のガン死亡率。

50代後半から男女とも、〝ガン死〟が激増していることがわかる。

さて――。厚労省統計は、これら死亡者を〝ガン患者数〟、〝ガン死亡率〟として、公表している。

つまり、これら、おびただしい人々は、〝ガンにかかり〟、〝ガンで死んだ〟と政府は言っているのだ。

抗ガン剤は猛毒、発ガンで患者を殺す

はたして、そうだろうか?

私は2005年、『抗ガン剤で殺される』(花伝社)(写真E)という本で、ガン治療を根本から告発した。

さらに『抗ガン剤の悪夢』、『病院に行かずに「治す」ガン療法』(同)……など、ガン治療批判の本を書き続けてきた。

恐らく、その数は日本で最多だろう。

一連の取材、執筆で、私は、ガン治療の驚愕事実に気づいた。

たとえば、『抗ガン剤で殺される』(前出)の取材で厚労省・抗ガン剤担当の紀平技官に直撃した。

――抗ガン剤は、ガンを治せるのですか?

紀平:お答えします。抗ガン剤がガンを治せないのは周知の事実です。

――抗ガン剤には毒性がありますか?

紀平:大変な毒物です。それで亡くなる方が、大勢いらっしゃいます。

――抗ガン剤には、発ガン性があるそうですね?

紀平:大変な発ガン物質です。それで、新たなガンができる方が大勢いらっしゃいます。あなたは、このやりとりに、呆然自失だろう。

15年近く前に、すでに、厚労省は「抗ガン剤はガンを治せず、猛毒で患者を大勢〝殺している〟」と認めている。

さらに「抗ガン剤とは猛烈発ガン物質で、多くの患者に新たなガンを増やしている」と公言しているのだ。

抗ガン剤、放射線、手術、三大療法は無力

厚労省の担当技官は、とっくの昔に――抗ガン剤は「ガンを治せない猛毒・増ガン剤」と知っていた。

しかし厚労省は、これら驚愕事実を、いっさい国民に知らせることなく、抗ガン剤治療を強力に推進してきた。

まさに大量詐欺、大量殺人……政策そのものだ。あなたが〝ガン〟と告知され、病院に行くと、まちがいなく抗ガン剤、放射線、手術を強制される。

なぜなら、これらは、政府が「指示書」(ガイドライン)に明記した「通常療法」だからだ。

だから、ガン三大療法と呼ぶ日本では〝三点セット〟強行を免れることは、ほとんど不可能だ。

抗ガン剤は、厚労省技官ですら「猛毒でガンを治せず、多くの患者を殺す、増ガン剤」と認めているにも、かかわらずだ。

では、放射線治療はどうか?

安保徹・新潟大名誉教授(当時)は、「抗ガン剤より悪い」と断言している。やはり、強烈な発ガン性があり、患者の生命力を弱らせ、死なせてしまう。

三番目の手術はどうか?

「ガンは、切っても、切っても治らない」多くの医師たちが、苦く告白している。ガン細胞をすべて取り除くことなど不可能なのだ。

そして、ガンは、いじめるほど凶暴化する……。

〝ガン死〟80%は、ガン治療の犠牲者だ!

三大療法は、無力なだけではない。

じつは、ガン患者の多くは、この三大療法で〝殺されている〟のだ。

〝ガン死〟の80%は、抗ガン剤など〝治療〟の副作用死――といえば、あなたは絶句するだろう。

それを、証明するのが岡山大学医学部付属病院での出来事だ。

インターンA医師は、担当する数多くのガン患者が、〝治療〟の甲斐なく次々に死亡していくことに疑問を感じていた。

あれほど患者さんのために、できるかぎりの治療を施しているのに、どうして次々に亡くなるのか?

そこで、その死因を徹底的に調べることにした。

同大付属病院で一年間に死亡したガン患者のカルテを精査して、死因を解明した。すると……、驚愕事実が判明した。

〝ガン死〟として処理された患者の直接死因は、ガンではなかった……。

その多くが感染症死だった。肺炎、インフルエンザ、カンジダ菌などカビ感染症、寄生虫……などで、多くの患者は死亡していた。

ガンと闘う免疫細胞(白血球)殲せん滅めつの狂気その理由も判明した。患者に投与された抗ガン剤には、強烈な細胞毒性がある。

抗ガン剤は、正常細胞もガン細胞も、見境なく攻撃する。

その攻撃は、骨髄造血機能も破壊する。はやくいえば、血球細胞がことごとく攻撃される。すると、赤血球、血小板、白血球が激減する。

白血球(リンパ球)は、別名、「免疫細胞」と呼ばれる。

免疫細胞は、体内にできた異物(ガン細胞)などを攻撃、排除する働きがある。そのうち、NK細胞(ナチュラル・キラー細胞)は、ガン細胞を発見するや、体当たりで攻撃し、内部に3種類の毒性たんぱくを注入して、瞬殺する。

(写真F)は、そのNK細胞が、ガン細胞を攻撃、殲滅する様子を写したものだ。二つのガン細胞に、3分の1くらいの大きさのNK細胞がアタックしている(上)。

そして、2つのガン細胞は死骸となった(下)。

これらは、酵素で分解させ、体外に排泄される。このように白血球は、ガンと闘う重大な使命をおびている。

とくに、NK細胞は、ガンと白兵戦で闘う頼もしい兵士たちだ。それら免疫細胞を、抗ガン剤の猛毒は、まっさきに攻撃するのだ。

大喜びするのは、ガンだ。大笑いで、もっとやれ! やれ! と手を叩いて囃しているだろう。

さらに、抗ガン剤は、赤血球を激減させ、患者を貧血にする。

さらに血小板激減で体内出血がおこり、患者は衰弱する。これもガンと闘う免疫力を殺そぎ、ガンを喜ばせ、増殖させる。なんのことはない。

ガンと闘うはずの抗ガン剤投与が、逆に、ガンと闘う生命力を破壊し、ガンを増大させている。

つまり抗ガン剤の正体は……〝増ガン剤〟だった。同じことは、放射線にもいえる。放射線は遺伝子を破壊し、猛烈な発ガン性がある。

さらに、免疫細胞を攻撃、殲滅して、ガンと戦う免疫力を弱める。手術も同じ。やはり患者の体力を奪い、免疫力を弱らせる。

毎年三〇万人抗ガン剤などで〝殺される〟・・・

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ザ・フナイ 2018年5月号  マスコミのタブー100連発〈98〉 より

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船瀬俊介 (ふなせ しゅんすけ)地球環境問題評論家

著作 『買ってはいけない!』シリーズ200万部ベストセラー 九州大学理学部を経て、早稲田大学社会学科を卒業後、日本消費者連盟に参加。

『消費者レポート』 などの編集等を担当する。また日米学生会議の日本代表として訪米、米消費者連盟(CU)と交流。

独立後は、医、食、住、環境、消費者問題を中心に執筆、講演活動を展開。

船瀬俊介公式ホームページ= http://funase.net/

船瀬俊介公式facebook=  https://www.facebook.com/funaseshun

船瀬俊介が塾長をつとめる勉強会「船瀬塾」=  https://www.facebook.com/funase.juku

著書に「やってみました!1日1食」「抗がん剤で殺される」「三日食べなきゃ7割治る」「 ワクチンの罠」他、140冊以上。

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